ブドウの収穫と仕込み [シャンパーニュ地方]
これだけ強烈な暑さが続くと夏はもうご勘弁となるが、それなら冬がいいかとなると、寒いのもどうも困る。
世の中には夏に強い夏派と冬に強い冬派がいるような気がするけど、それも大差ない。
シベリアかアフリカかどっちか一つを選べと言われると、灼熱の大陸と氷の世界、どっちもイヤだぁ〜、となる。
夏の暑さも30℃くらいで止まっていてくれると過ごしやすい。
さて、フランスのシャンパーニュ地方ではもうぶどうの収穫とワインの仕込みが始まったそうです。

下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年8月19日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
例年より2週間ほど早いブドウの収穫。コロナ感染防止のために全員がマスク着用。
「暑苦しいので疲れやすいですね。できるだけ早く仕事をすませるようにしてます。でも、お互い感染させてはいけませんからマスクはしないといけないです」と女性。
シャンパーニュ地方もこのところかなり気温があがっていたようなので、日差しの照りつけるぶどう畑でマスクをつけての作業は大変です。
マスクの他にも守らなくてはならないことがあります。互いに1メートル以上離れること、直接ブドウに触れないように手袋をすること。
これまた身体への負担が気になります。とは言え、毎年のこの仕事を楽しみにしている人もいます。
「毎年同じメンバーが集まるので顔見知りになってます」と男性。
収穫の時期を決めるのはブドウの糖度と酸味。ちょうどバランスの良い時に始めなくてはなりません。
「いつもなら9月の始めなんですが、今年は二週間くらい早いです」と農家の方。
こちらの農家では収穫のための労働者を減らして30人ほどにしたそうです。というのも、生産量を抑えることにしたからです。
「コロナの影響なんです。2ヶ月続いた外出禁止で皆が自宅にとどまっていたため、商売の方がとまってしまいました。シャンパンを買う人がいなくなってしまったんです。輸出も同じ状況です。その結果、かなりの在庫が残ってしまいました」
そんなわけで、今年、タンクに貯蔵する分を減らさなくてはならないのです。
例年ならシャンパン60,000本を生産していましたが、今年は40,000本になるそうです。当然ながら減収となります。
ワインもコロナの影響からは逃れられなかったようです。
来年は畑いっぱいのブドウでシャンパンが作れるようになるといいですね。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、彼と一緒にレストランで食事をしていると、給仕係がシャンパンを運んできた。グラスのそこには婚約指輪が・・・。もちろん私の答えはイエスよ、と言おうとしたら、別のテーブルに運んでいった
」
![[もうやだ~(悲しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/143.gif)
VDM(Vie de Merde)より
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