焼き窯ブーム [トピックニュース]
WHOが発表する一週間ごとのコロナ感染レポートを見ていると、日本はじわじわ感染者が増加しているのがわかる。
一時期の急増は収まったようだけど、それ以来、一向に減少しないなと思っていたら、それどころが増えている。ちょっとがっかりだ。
手洗いとマスクの日々はまだまだ続く。
それはさておき、最近、ピッツァ用の焼き窯を設置するお店があちこちにありますが、フランスでもこの焼き窯が人気だそうです。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年9月28日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
フランスでは毎日220万枚のピッツァが食べられているそうです。
それはつまり、26秒ごとに一枚のピッツァが食べられていることになるとか。かなりの人気ですね!
そのせいか、お店だけではなく自宅にも焼き窯を設置する人たちが出てきたそうです。
焼き窯の中でチーズがとろけ、生地に焦げ目が付き始めました。美味しそう!
ジェラールさんは隔週の金曜日には自宅に友人を招いてピッツァを振る舞うそうです。さっきの焼き窯はジェラールさんちの焼き窯でした。
なんだかプロも顔負けですね。焼き方を語るジェラールさん。並々ならぬこだわりが感じられます。
300℃に熱せられた窯の中で、ピッツァが膨らみ始めました。ドーム型の焼き窯が全体にまんべんなく火を通してくれるそうです。
最近は焼き窯の種類も星の数ほどもあるそうです。ベーシックなものは70ユーロほどで手に入ります。より性能の良いものとなると2,000ユーロほどするそうです。
市場を席巻しているのはなぜかスコットランド製。
しかし、ピッツァの本場と言えばナポリ。ここなら世界で一番美味しいピッツァが食べられます。
このお店の焼き窯がこちら。70年も前から使われてきました。
壁の写真はピッツァ職人のチロさんのお祖母さん。お祖母さんの代から使われてきた焼き窯のようです。
「美味しいか美味しくないかは、8割から9割が最後の焼き加減できまるんです」とチロさん。
中にリコッタチーズの入ったパンのようなものはわりに低めの温度で少しずつ焼いていくそうです。
一方、こちらのマルゲリータは、高温でさっと焼くのがこつ。なんと焼き窯に入れる時間は60秒。
「このピッツァを見てくださいよ。完璧な仕上がりです。周りは膨らんでカリッと焼けてます。そして内側はとても軽い。口に入れると雲のように溶けてしまいますよ」
なんだか食べたくなってくる!
こちらは焼き窯を製造している工場。ここのはすべて手作りだそうです。
「正確さが重要です。昔から職人たちは、美味しく焼けるように完璧な形に作り上げてきたんです」
こちらの焼き窯は5,000ユーロで引き取られることになっているとか。
一方、トラックから持ち上げられているのも同様に焼き窯です。重さは1800キロ。これが世界中に輸出されているそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、食料品店で大量の冷凍ピッツァを買い込んでいると、ジムのトレーナーに出くわした。明らかに彼の顔には失望の色が・・・」
VDM(Vie de Merde)より
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