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30ユーロで晩ご飯114 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらうというのが、この番組のルールですが、今回は、いつもとは違った趣向になっています。

 アメリカ大統領選挙を間近に控えて、両候補の出身地の名物料理を作ってもらうことになりました。

 フランスに移り住んで30年になるというアメリカ人の料理学校の先生がチャレンジしてくれます。

 ではスタート!

USA.jpg

下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年10月24日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

20201026.jpg

 トランプ候補の出身地はニューヨーク。名物料理はマンハッタン・クラムチャウダー。

 一方、バイデン候補はフィラデルフィア。その名物料理はフィリー・チーズステーキサンドウィッチ。

 はあ、そういうことですか。

 作ってくれるのがこちらの女性キャサリーン先生です。では、早速30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。

 まずは、魚屋さんにやってきました。アサリを購入。これが4.28ユーロで残りは25.72ユーロ。アサリはスープに使うそうです。

 「クラムチャウダーにはクリーム入とクリームなしの2種類があります。クリームなしのを ”マンハッタン” と呼んでるんですが、こっちの方がちょっとおしゃれなんです。イタリア移民がトマトを加えたのがその始まりです」

 次は八百屋さんにやってきました。今回は野菜をたくさん使うらしい。ニンジン、ジャガイモ、セロリ、ニンニク、玉ねぎ、ピーマン、そしてトマトを購入。これが全部で5.52ユーロで、残りは20.20ユーロ。

 野菜が済んだら、お肉屋さんへ。買ったのはベーコン。薄くスライスしてもらいます。

 「焦げ目が付くくらいに強火でさっと炒めるんです」

 これがは1.18ユーロで残りは19.02ユーロ。さらに牛肉のサーロインを購入。

 「屋台の主人が売上をのばそうと他の店とは違ったものを作り始めたのがこのサンドイッチなんです」

 サーロインステーキをサンドイッチにはさんだということか・・・。かなり豪華。

 サーロインは400グラムで10ユーロ。残りは9.02.ユーロ。

 他に、チーズ、バター、玉子1個、ウィーン風バゲット、さらにデザート用にピーナッツを購入。これが全部で3.89ユーロで、残ったのが5.13ユーロでした。

 ではキッチンで調理の開始!

 まずはマンハッタン・クラムチャウダーから。

 野菜は細かく刻んでおきます。鍋に油を引いて香りの野菜と一緒にアサリを炒めたらスープを加え火を通します。別の鍋でベーコンを炒めて油が出てきたら野菜を加えてさらに炒め、弱火で20分ほど蒸煮にしたら先程のアサリのスープに加えて更に30分ほど煮込みます。

 その間に、サンドイッチを作ります。

 サーロインをできるだけ薄くスライスして炒めます。玉ねぎとピーマンも少し焦げるくらいに炒め、チーズを入れ混ぜ合わせたら、パンに挟んだお肉の上にのせます。なんだか美味しそうな感じがしてきました。

 最後はデザート。小麦粉、砂糖、玉子、ピーナッツバター、イースト菌で作ります。出来上がったのがこのケーキ。

 こうして出来上がったのがアメリカの晩ご飯でした。前菜がスープで、メインがサンドイッチ、デザートもちゃんとついてました。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、パパが ”冷戦” の意味を教えてくれた。ソビエトとアメリカがそれぞれ飛行機で氷のような雨を降らせたからだそうだ」

VDM(Vie de Merde)より


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