栗の収穫 [ローヌ=アルプ地方]
フランスで教師がイスラミストに殺害された事件で、全国で追悼集会が開かれ、言論の自由を守れ!表現の自由を守れ!と主張したおかげで、中東でフランス製品の不買運動が始まっているとか。
なんだか、皆さん、ご苦労さまと言いたい気分になってしまう。
それはともかくとして、フランス南部のアルデシュ県では、栗の収穫がはじまったそうです。
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年10月23日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
トゲトゲを避けながら中を開けてみると、つやつやした茶色栗の実が顔を出しました。
山に囲まれたアルデッシュ県は秋真っ盛り。その風景の中にいがぐりが現れました。
まさか収穫は手作業???そうではなく、足作業でした。
中から出てきた栗の実を早速食べてることに。
「甘くてちょうどいいねえ」と農園の方。
なんだかガリガリ音をさせながら試食してらっしゃいますが、火を通したほうがいいんじゃないの???生の栗ってどんなお味なのやら・・・。
収穫は網を敷いて、その上に実を落として集めるという手法のようです。
「一年間、木のお世話をしてきたご褒美のようなものです」と女性。
「栗の実にはこの土地の歴史がきざまれているんですよ。土地の人たちとともに作ってきた歴史がね」と男性。
この3年ほどは栗の木が病に感染してしまい、十分な収穫ができませんでした。今年になってやっと満足できる量の栗を収穫できたのだそうです。
ああ、そうかあ〜、それじゃあ生でも食べたくなっちゃいますねえ。
イガイガから取り出された栗の実は選別されて、様々な加工品に生まれ変わります。
「シロップ、粉、クリームなど色々あります」と女性。
こちらではお菓子作りが始まっていました。
生地に栗のクリームを混ぜて、オーブンで焼くと、こんなお菓子が完成します。栗の濃厚なお味を楽しめそうです。
セリーヌさんにとってはこの味が、子供の頃を思い出させてくれるそうです。
アルデッシュ地方ではこの栗を様々な料理に使っているそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、生物の授業で先生が、両親が2人ともブルーの目をしている場合は、遺伝的にその子供もブルーの目になると言っていた。うちは両親ともにブルーの目をしているが、僕の目は茶色・・・」
VDM(Vie de Merde)より
コメント 0