キッシュ・ロレーヌ [フランスのグルメ]
連休の最中、なかなか始められなかった押入れの上にある天袋の断捨離を決行。
足腰が衰えないうちに持ち物は少くしておくに限るということで、ほとんどが処分となる見込み。
結局、あそこは捨てられないから取っておくというものを置いておくだけの場所なのだった。
3分の2が書籍。紙の本はもう買ってはいけないとつくづく思う。電子書籍になれてしまうと、紙の本は重くてかさばるだけの困りものとしか思えなくなる。
さて、本日はグルメのお話。
猛暑の夏は、できるだけ涼しくスルッと食べられるものが中心になってしまうが、秋になると煮たり焼いたりと幅が出てくる。
その中の1つがキッシュ・ロレーヌ。フランスのパン屋さんで買うと、電子レンジで温めてくれたりする。
フランスのどこにでもあるシンプルな料理ですが、美味しく作るのは簡単ではないらしい。
美味しいキッシュ・ロレーヌとはどんなものなのか教えていただきましょう。
下記の写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年10月30日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
焼きたてのキッシュ・ロレーヌ。美味しそう。こちらはメスに暮らすボンノムさんご一家。
「見て良し食べよしというのが美味しいキッシュ・ロレーヌです」とフィリップさん。
「美味しさの決めては、まずはベーコンの香りです。その次に、この柔らかさ」と娘さん。
これを作ったのが一家の主フィリップさん。この日の朝、市場まで行って材料を揃えてきました。
こちらのお店で玉子を買いました。もちろん放し飼いの雌鶏が生んだ新鮮な玉子。そしてベーコンと生クリーム。
「私はチーズも使いますよ。その家によって作り方が色々あるんです」とお店の方。
それでは、ボンノム家のキッシュ・ロレーヌを作っていただきましょう。
まずは生クリームに玉子を入れて混ぜ合わせます。この地域では混ぜ合わせたものをミゲーヌというそうです。それにしても濃厚な生クリームですね。
次にベーコンをサイコロ状に切ります。
一方、生地を作るのはマダム。
「うちのは生地も自家製ですよ」
ベーコンをフライパンで炒めて生地の上にのせたら、ミゲーヌをたっぷり注いで、30分ほどかけてオーブンで焼いたらできあがり。
「一緒に飲むワインは、ドライでやや酸味のあるのがいいんだよ。それがつまりモーゼルワインなんだ」
うううぅ、美味しそう・・・。
近々、わが家でも作るぞ!生地は出来合いのを使っちゃうけど。それに、チーズは入れたい。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、超セクシーな男性社員が入社してきた。彼に名前を聞かれたので答えた。『ロレーヌよ。そう、あのキッシュと同じ(笑)』彼は一瞬にこっとしてすごすごと自分もデスクに戻っていった」
VDM(Vie de Merde)より
コメント 0