ワインのラベル [フランスのワイン]
明日辺りから本格的に冬の寒さがやってくるらしい。
今年は例年より寒くなるというような噂を耳にしたが本当かな?いずれにしても家で過ごす時間の方が断然多くなりそうだ。年内の仕事は来週末まで続くが、出勤するのは2回のみ。
最近、通勤電車は空いてる時間に乗るせいか、いつもより10分ほど早く着く。そもそもコロナ前の混み具合が異常だった。今くらいが丁度いい。大勢の通勤客を乗せるためにインフラを整備してきた鉄道会社にとっては災難だけど。
それはともかく、お祝い事の続く年末と年始。ワインくらいは飲みたい。今年はコロナ禍でワインの売上が落ちているらしいが、売るための努力も続けられているとか。その一つがラベル。
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年12月11日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
愛する人と二人きりのディナー。そんな時に雰囲気を盛り上げてくれるのがワイン。
お店の方が薦めてくれたのは、これ。Grololoという名のワイン。
ラベルに書かれている絵を見れば何を意味するかはお分かりでしょう。大きなおっぱいのこと。これじゃあ雰囲気ぶち壊し!
さて、一流のワインと言えばこんな感じのラベルが一般的。しかし、徐々にユニークなラベルが登場しはじめました。
いや、ちょっとこれはどうなのよ?というのもありますが、面白がって買っていく人もいそうな・・・。
「Tout bu or not tout bu」なんてハムレットのパロディもあります。「全部飲むべきか、それとも飲まないべきか・・・」てな意味。酒屋さんに置いてあったらついつい買ってしまうかも。
こちらは31才の若さでワイナリーを経営している男性。ワイン作りも大事ですが、力を入れているのはラベル。Tシャツに文字をプリントする感覚で、ラベルにおもしろい言葉を印刷して売上を伸ばしているようです。
お値段もリーズナブルで気軽に飲めるところもいいようです。
こちらはラベルのデザインを担当している方。伝統のラベルではなく、それもう少し現代的にアレンジしたおしゃれなラベルを制作しています。
「昔ながらのラベルではひと目を惹かなくなりました。最近はパッと見て自分にふさわしいと思えば買って行く人が多くなりました」とデザイナー。
専門家にこの現象について伺ってみました。
「この手のラベルはワインの良し悪しと言うより、そのオリジナリティを表しているんです。ボルドーやブルゴーニュのような長いワインの歴史を持たない産地のワインにこの手のラベルが多いですね」
ラベルなどじっと確認しては、どこそこのシャトーがうんぬんかんぬんなんて言っても、専門家じゃないと結局は味の違いなんてわかりませんもんね。
リーズナブルなお値段でそこそこ美味しいワインに、ちょっと面白いラベルが貼ってあったら買っちゃいますねえ〜。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、家族一人一人のためにクリスマスプレゼントを包装紙で包んだ、までは良かったのだが、値段のついたラベルを撮り忘れたことに気がついた。また最初からやり直しだあ〜」
VDM(Vie de Merde)より
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