30ユーロで晩ご飯131 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回は、フランス西部の都市アンジェでレストランを営むシェフのサミュエルさんがチャレンジしてくれます。
ではスタート。
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年3月21日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
シェフのサミュエルさん、アンジェにお店を構える前は、欧州、アジア、オーストラリアなど様々な国で料理の研鑽を積んできました。かつて日本のベルギー大使館の料理長だったこともあるようです。
では、30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
まずは魚屋さんで小ぶりのカニを2杯購入。アメリカ生まれの料理クラブケーキを作ってくれるようです。これが4.92ユーロで、残りが25.08ユーロ。
次はお肉屋さんにやってきました。メイン料理に使う豚バラ肉を800グラム購入。これが6.67ユーロで残りが18.41ユーロ。
この肉料理の付け合せを求めて八百屋さんにやってきました。カブ、ルタバガ、黒大根を購入。さらに、キャベツ、マーシュ、にんにく、エシャロットも購入。これが合計で4.70ユーロで、残りが13.71ユーロ。
次はデザートの材料を調達するためにエスニック食品店にやってきました。ココナツフレーク、コンデンスミルク、玉子、しょう油、パン粉、ショウガを購入。合計で12.31ユーロ。
予算はだいじょうぶかと心配していたら、1.40ユーロが残ってました。無事クリア。
では調理の開始。
まずはメイン料理の豚バラのコンフィにとりかかりましょう。
肉には切れ目をいれておきます。ショウガ、エシャロット、ニンニクを細かく刻みます。天板に肉と刻んだ香味野菜をふりかけ、しょう油を加えたら、オーブンに入れ低温で2時間半かけてじっくり焼きます。付け合せの野菜は食べやすい大きさに切ったら鍋で火を通します。
次はデザートのココナツのフラン。
キャラメルソースをケーキの型に流し込んでおきます。ボールに卵黄とコンデンスミルクを入れかき混ぜたら小麦粉を加えます。ここに泡立てた玉子の白身を加え、先ほどの型に流し込みます。これをオープンで焼くと、こんな感じに仕上がります。
最後は前菜のクラブケーキ。
まずはカニを分解。シェフ、手こずってます。分解できたら肉を取り出します。ボールにカニ肉、刻んだパセリ、溶き玉子、パン、溶かしバターを加えて手で混ぜ合わせます。これを4つの塊にわけてパン粉をまぶし、フライパンに多めの油を引いて炒めたらできあがり。
最後はそれぞれこんな感じに盛り付けたら完成です。
お腹いっぱいになりそうな晩ご飯ですね。カロリーも高い・・・。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、会議の真っ最中に社長をカロリーと読んでしまった。本当の名前はコラリー、で、彼女はぽっちゃりの肥満体」
VDM(Vie de Merde)より
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