ロフト・ストーリー [アルザス地方]
聖火リレーが始まった。
こんな大変な時になぜやるんだって思ってたけど、被災地の聖火ランナーが嬉しそうに走っているのを見ているうちに、なんかちょっと違う気分になってきた。
世の中がどんよりした雰囲気の中で、唯一、ぱっとした出来事はオリパラなのかも。
そして、聖火リレーは必ずしも有名人が走らなくても良い。一般人がリレーしていけばいいのだ!
それはともかくとして、本日は、春になるとアルザス地方にやってきて子育てをするコウノトリのお話。
去年に引き続き、その子育ての様子をライブ配信するウェブカムが始まったそうです。

下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年3月24日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
パソコンの画面に映っているのはコウノトリが卵のお世話をしている様子。
このウェブカムにアクセスしている人の数は平均で30,000人ほど。
「夜はどうしているのか、どうやって生きているのか、卵はいつ生むのかなど、地上からは見られないものを見ることができます」とママ。
コウノトリのカップル、モーリスとメロディーが巣を作っているのは村役場の煙突の上。
このカップル、去年も同じ場所で子育てをしていました。
村役場の向かいにある学校に通う子どもたちは、毎日カップルの様子をウェブカムで観察しています。
「コウノトリがこの村に来てくれるなんてうれしいです」と女の子。
コウノトリを長年観察してきたドミニクさんが町長さんを説得して、その巣にウェブカムをとりつけました。それが思わぬ人気を集め、ライブ配信は今年で5回めになるそうです。
「ギリシャ、ハンガリー、ベルギーにスイスなど、世界中からアクセスされています」とドミニクさん。
サラルブでは、現在31組のカップルが子育てをしているそうです。大切なのはどれだけ多くのコウノトリがこの村にやってきてカップルを作り子育てをしてくれるかです。
「この一帯は徐々にコウノトリのコロニーになりつつあります。ここは餌が豊富なんです。小川が3つあるんですが、冬の間、水かさが増すため、コウノトリの餌となる生物が生息しやすい環境なんです」
コウノトリのライブ配信は→こちら。うまくすると画像が見られます。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、数ヶ月前から彼氏が出来た。でもあまりキスしてくれないから理由を尋ねると彼が言った。『二人の関係にそれが不可欠なものとは思えないからさ』・・・」
VDM(Vie de Merde)より
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