週末はカンペールで [パリから週末旅]
日曜日は恒例の週末旅。
今回はフランス西部の都市カンペール(Quimper)を旅します。パリからは高速列車で4時間弱。どんな旅になるんでしょうか?
では、出発!
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年3月20日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
おお、ゴシック様式の大聖堂。
今回は、ハイキング用の靴とスニーカーの2種類を準備してきました。
まずは普通の靴で、街の中心にある聖コランタン大聖堂(青印)に行ってみましょう。どこにでもあるゴシック様式の大聖堂のように見えますが、少しおかしなところがあります。
それは主祭壇が左にずれていること。普通ならまっすぐに身廊とつながっているはずですがずれています。上から見ても少し曲がっているのがわかります。その理由は諸説あるようです。
さて、次はスニーカーに履き替え、ガイドさんと一緒に名所をジョグングで回ります。運動不足が気になる方にはお進めのツアー。
まずはこの建物。元監獄です。この場所を有名にしたのがフランソワ・ヴィドックという人物。
18世紀、彼はここに収監されていましたが、シスターに変装して脱獄したそうです。犯罪人から国家警察の局長になるという数奇な人生を送ったヴィドックは、映画にもなりました。詳しくはウィキペディアを。
さて、ジョギングをしながらやってきたのはオ・ブール広場(赤印)。通りには右を見ても左を見てもクレープ店が並んでいます。さすがブルターニュ!
コロナ禍の中でも営業しているお店を見つけました。とは言っても食べるのは外で。
旅人さんが向かったのは市場の中にあるクレープ屋さん。塩バターキャラメルのクレープをいただきます。
エネルギーを補給したところで、ここから10キロほど行ったところにあるウィスキー醸造所に行ってみましょう(緑印)。
なんと原料はそばの実。ここは100年も前からウィスキーづくりを続けてきたそうです。樫の木の樽が並ぶ蔵。
「これは6年ほど熟成させたウィスキーです」
普通のウィスキーと同じように見えますが、お味はどうなんでしょう?42ユーロのウィスキーを一本おみやげに購入。
さあ、そろそろ今晩の宿へと向かいましょう(紫印)。ここはかつて商店街だった場所。
「こちらにはビストロが、あちらには礼拝堂がありました。それにダンスができるバーもありました」と宿の方。
こちらが宿泊するお部屋。二人で一泊120ユーロ。
就寝前に、せっかくですから海に沈む夕日を眺めながら海岸を散歩しましょう。海がキラキラして美しい!
さて翌朝は、ボールでコーヒーをいただきます。このボールがブルターニュのシンボルなのでした。そのお店を訪ねてみましょう(黄緑印)。
図柄やデザインに違いはありますが、共通しているのは名前が書かれてあること。バカンスのお土産に自分の名前の書かれたボール買って帰る人たちがたくさんいるようです。
次はハイキングシューズに履き替えて山歩き。コロナを忘れて自然を満喫したら、また街に戻ります。
例年なら夏にはこんなお祭りが開催されるそうです。しかし、去年はお祭りどころではありませんでした。
こちらはライブが楽しめるバー。ミュージシャンが演奏を披露してくれました。コロナが収束して早く演奏会が開けるようになるといいですね。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、スニーカーを買いにでかけた。お店で試着しようとしたら、中から変な匂いがする。よく見たら、カチコチになった食べかけのチーズが入っていた」
VDM(Vie de Merde)より
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