30ユーロで晩ご飯132 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回は、ボルドーで料理教室を開いているオリヴィエさんが挑戦してくれます。
ではスタート!
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年3月27日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらはボルドーの市場。マスクをして、30ユーロを渡して、いざ材料の調達に出発!
本日は野菜中心なので、まずは八百屋さんにやってきました。
最近のフランスは店頭から消えた昔の野菜を復活させるのがブームになっていて、あまり見慣れない野菜が並んでいます。
で、まず購入したのが、タンポポの葉。この間、サラダにして食べているのを紹介しました。これが3ユーロで残りは27ユーロ。
次は大きな葉っぱ。フダンソウというらしい。さらにニンジンも購入。合計で3.07ユーロで残りが23.93ユーロ。
別の八百屋さんには様々な根菜が売られていました。ドイツ占領下のフランスではこの根菜類が食料として活躍したそうです。
キクイモ、赤カブ、黒ニンジン、パネ(シロニンジン)を購入。合計で3.80ユーロ、残りは20.13ユーロ。
次は鳥肉のお店で、鶏の胸肉を4枚購入。これが10.40ユーロで、残りが9.73ユーロ。
さらに魚屋さんではムール貝を0.80ユーロ分だけ購入。残りは8.93ユーロ。
最後は香辛料のお店にやってきました。山椒、カレー粉、ターメリックを購入。これが8.20ユーロで、わずかに0.73ユーロが残りました。
では調理の開始。
まずは前菜のニンジンのムースから。
ニンジンは皮をむいたら、その皮や野菜の切れ端といっと一緒に茹でます。ムール貝はフライパンで殻のまま火を通し身をとりだしておきます。茹で上がったニンジンはカレー粉と一緒にミキサーにかけます。どろどろになったら器に盛り付け、ムール貝、タンポポの葉、クロニンジンを添えたらできあがり。
次は、メインの鶏肉料理。
フダンソウで胸肉を包んだら、このまま茹でます。付け合せのキクイモは蒸して皮をむきつぶします。これをお皿に盛り付けるとこんな感じになります。
最後はデザート。
材料はシロニンジンに玉子にレモン。シロニンジンは中世時代によく食べられていたそうです。ミネラルとビタミンが豊富だとか。茹でたら蜂蜜を加えミキサーにかけます。これを、玉子の白身にレモンをくわえて泡立てたものと混ぜ合わせ、生地の上に絞り出します。因みに生地はパットサブレでチョコが塗ってあります。
15分ほどオーブンに入れます。焼き上がったら、おろしたチョコとレモンの皮をふりかけて出来上がり。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、スクラッチカードを2枚もっていたので、ついつい親切心で友人に1枚プレゼントした。するとその友人は200ユーロを当て、僕は大外れ 」
VDM(Vie de Merde)より
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