ワクチン供給の実情 [トピックニュース]
時々、渋谷のスクランブル交差点のライブ配信をYouTubeで見ている。
はやりコロナ前と後では渡る人の数は同じではない。今の方がかなり少ない。感染者増加じゃあ夜出歩くなんて気にもならない。
それにしても信号に間に合わずドタバタと走り出す人の姿は、カッコ良いもんじゃないなとつくづく感じる。あれはやめたほうがよろしい。
さて、コロナ感染拡大を阻止する切り札と位置づけられるワクチン。EUの視点で見るとこんなことになるらしい。

下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年3月26日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
EUにはワクチンの製造工場が約50箇所あるそうです。生産量は世界第3位。
とは言え、おかしなことにその生産量は自国使用より輸出の方が上回っているとか。
現在、EUでは6,200万回が接種されていますが、7,700万回分が英国、カナダ、日本、アメリカに輸出されています。
その筆頭がロンドン。2,100万回分が届けられています。全体の3分の1にも達します。それなのにロンドンからのワクチンの輸出はゼロ。
「受け入れがたい状況です。相互が輸出輸入し合うのが原則です。英国でもワクチンは製造されているのに、その分は自国だけで使用しているんです。これでは受け入れられないのは明白です」と保健に詳しい経済学者。
欧州と同じような状況にあるのが中国。但し、中国は自国民への接種より政治目的を優先させて輸出向けに生産しています。
世界で合計5億回分のワクチンが製造されており、その内訳は、中国が33%、アメリカが27%、欧州が19%、インドが13%となっています。
最も自国保護なのがアメリカと英国で、いかなる輸出もしていません。
そんな中で、今週インドがこれに続きました。つまり輸出を停止したわけです。
「インドはアストラゼネカとライセンス契約をして大量のワクチンを製造しています。ただ、ここへ来てまたも感染拡大の大きな波に襲われているため、まずは自国民を優先させることにしたんです」と保健に詳しい経済学者。
欧州は相互性のない国への輸出をストップさせる可能性を示唆しています。
はあ、そういうことかあ。やっと状況が飲み込めた。
そもそも日本はワクチン作ってないから相互性といわれても無理な話。そんな事言わないで輸出してよぉ〜、製造できるようになったら輸出するからさあ〜、てな話で決着したんだろうか?
確か、アストラゼネカのを製造開始したとかなんとかいってたような・・・。承認がまだなんだっけ?
EU委員会は今年の夏までに欧州内の成人70%に接種できると明言しているそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、インフルエンザの予防接種を受けた。医者によると効果は10日後になってからだという。確かにねえ〜、一日もしないうちに感染した
」
![[もうやだ~(悲しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/143.gif)
VDM(Vie de Merde)より
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