5月1日の花 [トピックニュース]
日曜日恒例の週末旅は、残念ながら放送がなかったのでお休みです。来週に乞うご期待。
さて、昨日の東京は、午前中は地震、夕方から夜にかけて雷にみまわれ、コロナ新規感染者は1000人超え。昔なら、悪霊退散の大規模な祈祷が行われるところだ。
そんなわけであまり冴えない連休のはじまりだが、いいニュースもある。
東北大学の研究グループが、新型コロナによる肺炎を抑える薬を開発しているという。実用化までにはまだ時間がかかるらしいが、錠剤でどこでも誰でも簡単に服用できるし、変異株の影響も受けない。なんとか年内にどうにかならないもんだろうか?
それはさておき、昨日は5月1日。フランスはスズランの日。街はどんな具合だったんでしょう?

下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で、2021年5月1日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
この日の主役はこの小さな花。花屋さんの売り場にスズランのブーケが並んでいます。
「妻と母へのプレゼントに買いに来ました。毎年恒例だということもありますが、今年はこんな状況なんで少しこれで元気になれたらいいなと思ったんです」と男性。
「主人は花が好きなので、内緒で買って驚かせてみようかと思ってます」と女性。
二人とも愛に溢れていていい感じだあ〜。
一方、花屋さんにとっては重要な一日です。なにしろ5月1日の売上は年間売上の5%にもなるからです。
去年はコロナでぱっとしない一年でしたが、今年は仕入れた3,000株のスズランすべてが売れると見込んでいます。
「去年は販売自体ができなかったのでやるせない思いでした。そしてたくさんの生産者さんが打撃をうけました。今年は売ることができるようになって本当に良かったです」
スズランを売るのは花屋さんだけではありません。一般人も売ることが出来ます。
確かに、出店やカゴに入れて売ってますね。こちらの女性、朝6時に起きて街中を移動しながら販売しています。どうやら一株1ユーロのようです。約130円。
「こうして売っていると人と触れ合うことができるから楽しいんです。それにお小遣いも稼げますから」
幸せを運んできてくれるというスズラン、ひと枝に13個の花が付いているそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、義父が毎週お墓の花を盗んで、妻にプレゼントしていることに気がついた
」
![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/162.gif)
VDM(Vie de Merde)より
一般の人も売ることができるというのが、温かでいいでやすね。
これをきっかけに、新たな人との出逢いもありそうでやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2021-05-02 13:00)
ぼんぼちぼちぼちさま
そうですね、一般の人も売ることができて、しかもお花っていうのがいいですね。ちょっとした心の贅沢。人から人へ手渡しというのもいいですね。
by carotte (2021-05-03 13:53)