30ユーロで晩ご飯139 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回チャレンジしてくれるのはレストランのシェフ、ステファヌさん。
地元のチーズを使った料理を作ってくれます。
では、スタート!
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年5月22日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらがそのチーズ。牛乳から作られるフルム・ドゥ・モンブリゾンと呼ばれるブルーチーズです。
ここは、その産地モンブリゾンの市場。”フランスで最も美しい市場” に選ばれたことがあるそうです。
早速、シェフのステファヌさんに30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
モンブリゾンのブルーチーズがこちらです。
「周りがオレンジ色なのが特徴です。熟成させる時の型の色が付いたんです。このチーズを口に入れるととろけますよ」とシェフ。
400グラムのチーズと1リットルの生乳を購入。これが合計で6.40ユーロ、残りは23.60。
次は果物屋さんでりんごを一つ。
「リゾットを作るつもりなんですが、この林檎を最後に加えるんです」
これが0.45ユーロで残りが23.15ユーロ。
こちらのお店では生クリームを250cc購入。これが1.60ユーロで残りは21.55ユーロ。
前菜用の野菜を求めて八百屋さんにやってきました。摘みたての新鮮なえんどう豆を購入。さらに根セロリ、玉ねぎ、ほうれん草、サツマイモを購入。これが合計で6.90ユーロ、残りは14.65ユーロ。
さらに、玉子、仔牛の肉のスライス4枚を購入。それぞれ2.10ユーロ、9.20ユーロで、残りは3.35ユーロ。
最後は必要な分だけのバゲットを買って、結局、手もとに残ったのは3.60ユーロでセーフ。では、レストランの厨房で調理の開始!
標高700メートルのバール村にシェフのお店があります。12年前にオープンしました。
まずは前菜から。
えんどう豆を取り出し茹でます。皮をベーコンと一緒に炒めたら、グリルした玉ねぎと一緒に煮込みます。次にチーズを刻み濃い目の牛乳と一緒に鍋でさっと火を通します。後は盛り付けるだけ。
次はメイン料理。
根セロリをざく切りにしたらミキサーにかけ、そこに刻んだチーズを混ぜ合わせリゾット風にします。そして仔牛の肉はフライパンで焼きます。また、ほうれん草でソースを作ります。これも後は盛り付けるだけ。
最後はデザート。
クレーム・ブリュレなのですが、サツマイモを潰したものを加えます。
「サツマイモの甘みで砂糖をいれる必要はありませんよ」とシェフ。
器に入れてオーブンで焼き、最後はバーナーでブリュレ(焦がす)したら出来上がり。
前菜の盛り付けはこんな具合でした。とろけたチーズをトーストしたバゲットにのせたのが添えてあります。メイン料理も仕上げはこの通り。想像以上にボリュームがありそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、彼が、キリのチーズに『Marry me』と書いて私にプロポーズした 」
VDM(Vie de Merde)より
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