夜行列車パリ=ニース [トピックニュース]
日本のコロナ感染が ”さざ波” なら、さざ波ごときで逼迫している日本の医療体制はどうなんだ?大いに問題だ。
そして、あの日本医師会の方々は、このコロナ禍で一体なんのためにあのようなロビー活動をしているんだろう?と思わずにはおられない。
わが家では、政治家とずぶずぶの関係で今の脆弱な医療体制が出来上がったんじゃなかろうか?という疑念でいっぱいだ。あんなことしてもらったら政治家だって医師会にお返ししなくてはならんでしょ。患者になる我々はいったいどうやってロビー活動したらいいのやら・・・。
それはともかくとして、以前、フランス政府が夜行列車の復活を推進していると言う話をしたことがありますが、この度、パリ=ニース間の夜行列車が再開されたそうです。
下記のウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年5月21日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ここはパリの国鉄の駅。ニースに向かう夜行列車が次々をお客様を乗せて出発の時間を待っていました。
そこで、取材班も一緒にニースまで行ってみることにしました。こちらは子供連れのご家族。
「一番上で寝るんだよ」とパパ。
「やったあ〜」と娘。
ベッドはそれぞれ三段ずつになっているようです。
「寝台車が走るようになったのは3年ぶりなのでとても楽しみにしてました」とママ。
初めての人にとっては新しい発見でもあるようです。
「船室みたいで少し狭っ苦しいですね」と女性。
いよいよ出発です。手慣れた手付きで二段目のベッドを折りたたむ男性。寝るにはまだ早い?それとも空席だったか?
こちらの高齢の女性。寝台車の旅には慣れてらっしゃるようで読書用のランプを持参。列車にはランプが装備されているようですが、あまり役に立たないらしい。
現在の列車のように電気のコンセントはありません。当然、WiFiもなし。使い込んだ梯子に狭いベッド。しかし、若い人たちにとっては気にならないようです。
「旅費が安上がりですからこれで充分ですよ」と若者。
外はしだいに暗くなり始めました。コンパートメントの扉を閉めて就寝です。
この列車には座席車だけの車両もあります。これなら19ユーロと格安。飛行機ならエコノミーってとこですかね。
一方、寝台車なら29ユーロ〜80ユーロと幅があります。
よく眠れた人もいれば眠れなかったという人もいるでしょうが、翌朝の車窓の向こうにはコート・ダジュールの素晴らしい風景が広がっていました。夜行列車ならではの経験です。
「パリからボルドーまでTGVに乗れば2時間。あっという間に過ぎて外の風景を楽しむ時間もありません。その点、これなら列車の旅をゆっくり楽しむことができます」
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、またも国鉄が遅れているらしい。こんな構内アナウンスが聞こえてきた。『素晴らしいクリスマスと大晦日になりますように!』今をいつだと思ってるんだ?3月だよ」
VDM(Vie de Merde)より
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