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犯人はダミアン [トピックニュース]

 図書館から借りてきた”しみあり”の本は5日ほど前に読み終わったが、結局、しみは見つからず・・・。いったいどこにあったのやら。

 さて、マクロン仏大統領を平手打ちした犯人は18ヶ月の禁固刑(うち14ヶ月の執行猶予)を言い渡されました。

 ということは、4ヶ月刑務所に入った後は出てくるらしい。それにしても判決が早いですね。

 犯人が言うには、大統領が親しそうに自分の方にやってきたので、これは若いヤツ(つまり自分)を取り込んで票をもらおうとしてるなと感じ気分が悪くなって叩いたってことらしい。なんだか分かるような分からないような。

Paris_TainLH.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2021年6月9日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 この男が犯人のダミアン(28才)。中世の騎士に変装したときの写真らしい。

 中世の剣術に興味があったのか、こんなこともしていました。昔のフランスに憧れでもあったんでしょうか?自身のインスタグラムにはいろいろな写真をアップしています。

 ジレ・ジョーヌ(黄色いベスト)の運動に好意的で、極右思考も伺えるような・・・。しかし、実際にはその手の活動は何もしていなかったらしい。

 「臨時雇いの仕事をして、月末には生活がままならなくなり、もう嫌になった、その不満の表れだと思いますよ」とダミアンの友人。

 あまりハッピーな生活ではないですね。

 警察の取り調べに対し、本人は、計画的ではなく、とっさにやってしまったと言っているらしい。

 剣術への傾倒ぶりは本物らしく、道場のような作って生徒に教えていたらしい。その元生徒によると、ダミアンが極右的な熱弁をふるったり政治の話をしたりしたことはなかったようです。

 6月8日の事件が起きる直前、別のテレビ取材班が撮影した映像にダミアンが映り込んでいました。3人の男性の一番右側がダミアン。

 捜索を受けた自宅では、ヒトラーの「わが闘争」やソ連の国旗、数点の火器がみつかったとか。

 危険人物なのか、単に踏み外してしまっただけなのか・・・。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、息子が寂しそうに言った。『ママが刑務所に入る夢を見ちゃったんだ』『まあ、そんなに悲しかったの?』と私。『そりゃそうだよ、ママが刑務所入ったら、一体誰がご飯をつくってくれるのさ』」

VDM(Vie de Merde)より


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