週末はシャロン=アン=シャンパーニュで [パリから週末旅]
日曜日は恒例の週末旅。
今回はシャンパーニュ地方と町シャロン=アン=シャンパーニュ(Châlon-en-Champagne)を旅します。パリからは列車で1時間半強。
では出発!
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年6月5日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
美しいマルヌ川。
その岸辺に出来た町がシャロン=アン=シャンパーニュです。観光は徒歩でも大丈夫ですが、今回は電動キックボードにしましょう。これなら自転車より楽で、車よりのんびり楽しめます。
とは言っても、まずはマルヌ川を航行する観光ボートに乗ります。全長5キロ。古い町並みや緑を楽しみながら進んでいきます。
アーチ型の橋を通り過ぎるとりっぱな大聖堂が見えてきました(赤印)。そしてこんな素敵な公園の中も遊覧できます(緑印)。
次は、この門の上に上がってみましょう(青印)。ここからは中世の趣を残すシャロンの町が一望できます。さきほどボートから見えていた大聖堂の全景が見えています。サンティアゴ巡礼路の一つとしてユネスコの世界遺産になっているそうです。
そして、シャロンと言えばサーカス学校があることでも知られています(こげ茶印)。創立は1985年。育成だけでなく公演も行っています。コロナ禍で休演中でしたがまもなく再開されるとか。
毎年、様々な国からやってきた40人ほどの生徒たちがトレーニングに励んでいます。この中には今年初めて公演に参加する生徒もいます。
さて、夜のマルヌ川ではこんなスペクタクルが催されていました。なんだか目がチカチカしそうな・・・。
そろそろ今晩の宿へと向かいましょう(紫印)。その正体は・・・川の上に浮かぶ細長いボート。一泊72ユーロ。
1914年に作られたボートは、陶器職人のオーナーがアトリエとして使っていましたが、これを宿泊施設に改造したそうです。お部屋は全部で5つ。
朝食をすませたらキックボードで出発です。まず訪ねたのが、こちら(黄緑印)。風刺画に登場するキャラクターのデュデュッシュ(Duduche)の記念館です。
デュデュッシュはシャロン生まれで永遠の高校生という設定らしい。
生みの親はジャン・カビュ(Jean Cabut)。1938年にシャロンで生まれました。その作品が初めて掲載されたのはこの地方紙だったそうです。
その作業場を再現したのがこちら。ものを整理するという発想はなかったとか・・・。残念ながら2015年1月7日に起きたシャルリー・エブドのテロ事件でその活動に終止符を打つことになってしまいました。
次は少し遠出をしてみましょう。見えてきたのがこの大聖堂(水色印)。存在感があります。一つ一つの装飾も手が込んでいます。
ここにはフランスでも指折りのパイプオルガンが設置されており、クラシックの音楽会が開催されているそうです。
最後は、やはりあの飲み物を味わいに行ってみましょう。
こちらはシャンパンの蔵元(黄色印)。創業は1825年。全長3キロにも及ぶ蔵には300万本のシャンパンが貯蔵されているそうです。
最後は、あの音で乾杯!
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、そして4日前から職場のすぐ近くにサーカス団がテントを張って公演を始めた。何やらファンファーレが聞こえてくる。それがたいてい会議の時間と重なり、ついついこう言ってしまった。『お次は道化師ボッツォの登場です!』その直後、社長が会議室のドアを開けて入ってきた」
VDM(Vie de Merde)より
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