灯台でバカンス [ブルターニュ地方]
ニュースサイトを見ると、あのスポーツの世界的祭典の記事があちこちに出てくるが、内容がろくなもんじゃない。ああ、悲しい・・・。
ただでさえどんよりとした雰囲気なのに、これ以上暗い気分にはなりたくない。
わが家では、エンタテインメント化したオリパラは一旦白紙に戻し、そのイベント屋みたいな元締めのIOCは、ユネスコかなんかの下部組織にしてしまえばいい、となっている。
さて、そんな呪われた祭典のことは忘れて、人里離れた灯台でのんびりバカンスを過ごすのはいかがでしょうか?
![Paris_IleVierge.jpg](https://carotte-rend-aimable.c.blog.ss-blog.jp/_images/blog/_5e3/carotte-rend-aimable/Paris_IleVierge.jpg)
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年7月16日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
その灯台が目の前にそびえ立っています。
茶色の石造りの灯台は高さが82.5メートルもあり、欧州で一番高いそうです。建てられたのは1902年。
ボートで向かっているこちらのご家族、二晩、この灯台に泊まります。
とは言っても高い方ではなく白の低い方に宿泊します。広い食堂には食器も揃えてあります。空き家になっていたのを修復して宿泊できるようにしました。
一階は灯台を守っていた技術者が使っていたそうです。階段で二階に上がると、そこは寝室になっています。
木箱で囲ったようなベッド。こうしておくと暖かくして寝られるそうです。なんか楽しそうですね。寝てみたい。
次は塔の上まで行ってみましょう。なかなか爽快な眺めです。
しかし、すぐ側には、もっと古くて高い塔があります。そっちはどうなっているんでしょう?
中に入ると美しい螺旋階段になっていました。壁は乳白色のタイルで覆われています。豪華な作り。
階段は全部で397段。こちらの展望台からの眺めは迫力があります。
この灯台を目当てに訪れる観光客は年間で16,000人にもなるそうです。
島を往復する最後のボートが出発していきました。
夜になりどこからともなく不思議な音が聞こえてきました。風が作り出した音・・・。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、妻が幅140センチあるベッドの半分以上を使って寝ているから、160センチ幅のベッドを新しく購入した。それでも僕の寝る場所は50センチもないのだった
」
![[もうやだ~(悲しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/143.gif)
VDM(Vie de Merde)より
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