30ユーロで晩ご飯148 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回はお料理ブロガーのマガリさんが、野草を使った料理でチャレンジしてくれます。
ではスタート!
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年9月4日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
野草を求めて野原にやってきました。
野草に詳しいリゼットさんがアドバイサーとして参加してくれます。食べられるものと食べられないものがありますから専門家が一緒なら安心です。
茶色い帽子の方がマガリーさんで白い帽子の方がリゼットさん。
この白い花の塊みたいものはシロップを作るのに使うそうです。この緑の葉っぱはシロザ。ほうれん草のご先祖さまだとか。生では食べられません。
そしてこちらはイラクサ。小さいトゲトゲがあるので注意しましょう。こちらは生でも食べられるそうです。
その他にお花や苦味のある草も摘んで持って帰ります。
最後に、こちらのスベリヒユも忘れずに取っておきましょう。普段は作物に有害な雑草として扱われていますが、今回は食材の一つ。
たくさんの野草が集まりましたが、これだけでは料理にはなりませんん。では30ユーロを渡して料理に必要なものを揃えていただきましょう。
まずはチーズの生産者から直接ヤギのフレッシュチーズを購入。これはサラダに使います。さらにデザート用に羊のチーズBrousseも購入。これが合計で13.20ユーロ、残りは16.80ユーロ。
次はお肉屋さんで鶏むね肉を購入。これが3.61ユーロで残りは13.19ユーロ。
最後は八百屋さんで、ニンジン、ズッキーニ、ネギ、いちごを購入。これが合計で13.19ユーロ。見事ちょうど使い切りました。それでは調理の開始!
まずは前菜のイラクサとズッキーニーのガトー。
イラクサはビネガーを入れた水に浸して消毒します。ズッキーニは輪切りしてフライパンで炒めます。イラクサは湯がいて、玉子、バジル、にんにくと一緒にミキサーにかけたら、型に入れてオーブンで焼きます。
次はメインの肉団子料理。
シロザを湯がいてざく切りにします。これをミンチにした鳥の胸肉、みじん切りにした玉ねぎ、パルメザンチーズと混ぜ合わせお団子にしたらフライパンで周りをカリッとするくらいに焼きます。鍋にブイヨンスープを沸かし、ニンジンなどの野菜を入れて煮込みます。最後に先程の焼いた肉団子を加えて更に煮込んだら出来上がり。
オーブンで焼き上がった前菜は型をひっくり返すとこんな感じになってました。
デザートは羊のチーズと果物を組み合わせてありました。ヤギのチーズは野草のサラダと一緒に盛り付けてあります。これ、全部食べられるんでしょうね?
では写真に撮ってブログにアップしましょう!
肉団子スープは低カロリーで身体に良さそう。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、アマチュア写真家から私を撮影したいと言われた。彼のブログを調べたら、動物の写真ばかりだった」
VDM(Vie de Merde)より
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