夏の終りの果物 [コート・ダジュール地方]
東京の新規感染者数が減少し始めたので少し気が楽になる。
とは言っても、一日の新規感染者が500人以下になるとも思えず、今月の12日に緊急事態宣言解除は難しい。
今から思えば、去年の4月から5月にかけての緊急事態宣言は一体何だったんだろう?あんな人数の感染者で緊急事態とは・・・。
それはともかくとして、最近、成城石井で買い物することが多くなった。
ちょっと前まで気に入っていたのがチーズケーキ。最近はフルーツケーキが美味しいのに気がついた。
このフルーツケーキにはいろんなドライフルーツが入っている。その中の一つがイチジク。
この時期、イチジクと言えば、ソリエスのイチジク。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年9月3日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
太陽の光をあびてぷくっと成長したイチジクの実。紫色になってます。
夏のバカンスが終わった頃に収穫の時期を迎えます。そっと掴んでクルッと回すと枝から離れてくれます。
ここのイチジクはオーガニック。暑い夏の間にすくすく育って食べごろに熟してくれました。
そう言えばこの果樹、アダムとイブのお話の時代からあるんですよね。何しろイチジクの葉っぱであそこを隠したりしてますもん。
「近くをガポー川が流れているため、水分が土に染み込んで水を補給してくれます。この環境がキャンディのように甘いソリエスのイチジクを育ててくれるんです」と農家の方。
実を割ってみると、ジューシーな赤い果肉が姿を表しました。AOPを取得したのは2011年。
収穫された実は、こちらの作業場で選別されます。
「大きくて味わい深いのが特徴です。これだけのものは他にはありませんよ」と品質管理の責任者の方。
生のを一度食べてみたいものです。収穫は11月中旬まで続けられるそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、母がテレビを見ていると、プルーンという名の若い女性が出てきた。母は自分の娘に果物の名前をつけるなんでひどい!と怒り出した。でもママ、私の名前はクレモンティーヌ。そう、オレンジの名前よ」
VDM(Vie de Merde)より
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