30ユーロで晩ご飯150 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回チャレンジしてくれるのは、パリ2区にあるレストランのシェフ、トマさん。いつもとちょっと違って、冷蔵庫の残り物を使った料理を作ってくれます。
となると、材料費が節約できるということで予算も半分に減額で15ユーロとなりました。
では、スタート!

下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年9月18日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
戸棚みたいな古めかしい冷蔵庫を開けると、使いかけのものが色々あります。ポトフのスープ、レンズ豆、フェタチーズ等々。
では、15ユーロを渡して、足りないものだけ買いに出かけましょう。
ここはシェフが週に2回は買い物にくるという市場。
「ベルヴィルの市場はパリで一番安いんだよ」とシェフ。
八百屋さんで、トマト、紫玉ねぎ、生姜を購入。これでレンズ豆のサラダを作るらしい。さらに、ルバーブも購入。こちらはデザートに使う?これが合計で3.25ユーロ、残りは11.75ユーロ。
次はこちらの八百屋さん。様々なハーブを置いてあるのが特徴です。コリアンダー(パクチー)、ミント、シブレット、そしてキュウリを購入。合計で3.50ユーロ。残りは8.25ユーロ。
最後は魚屋さんにやってきました。サバを2尾購入。これが5.35ユーロ。手元には2.90ユーロ残り余裕でセーフ。
では厨房で調理の開始!
まずはデザートから。
シェフが取り出したのはヴィエノワズリーと呼ばれる菓子パン。これも残り物らしい。菓子パンをスライスして型に敷いておき、そこに溶かしバターを加え、玉子と牛乳と砂糖を混ぜたソースを流し込みます。これをオーブンで焼いたらケーキの出来上がり。ルバーブのコンポートを添えたらデザートの完成。
次はメインのサバ料理。
トマトと紫玉ねぎと生姜をみじん切りにしたらレンズ豆と一緒に塩・コショウ・オリーブ油をかけて混ぜ合わせます。キュウリは片面をグリル、サバは周りをさっと炙り焼きにします。これをお皿に盛り付けてハーブのソースを垂らしたら出来上がり。
最後はスープとフェタチーズで前菜を作ります。
ラビオリの手作り生地でフェタチーズを包み、温めたスープで茹でたらお皿に盛り付け、刻んだシブレットをふりかけます。
冷蔵庫の残り物がリッチなフルメニューのお食事に生まれ変わりました。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、どっちが普通か考えた。ホチキスを探して冷蔵庫を開けること、それとも冷蔵庫の中にホチキスがあること・・・」
VDM(Vie de Merde)より
コメント 0