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11月1日はお墓参り [トピックニュース]

 フランスは終わるはずの冬時間がまだまだ続いていらしい。

 コロナ禍前にはもう終わってるはずじゃなかったかな。ドサクサに紛れてまだ続いているらしい。

 先週の土曜日と日曜日の間に1時間ずれて、日本とは8時間差になった。いつまで続くのやら・・・。

 さて、10月31日が死者に会える日なら、11月1日はキリスト教の祝日諸聖人の日で、お墓参りに出かける日。なんだかハロウィンと重なってますね。

Paris_Montp.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年11月1日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 11月1日なると、必ずお花でいっぱいになる墓地。どのお墓にもカラフルな菊の花が供えてあります。

 こちらのカップルもお参りにやってきました。どうやら一族のお墓のようです。

 「ここに来ると亡くなった人たちに会える気がします。それにお花がとってもきれいでしょ」と女性。

 まずはお墓のホコリを払ってお花を供えたらお祈りです。

 「亡くなっても好きな人のことは忘れませんよ。ずっと心の中に生きてます」と男性。

 さすがに好きなお酒やらお菓子など食べ物を供える人はいないみたい。

 お墓参りにやってくるのは高齢者ばかりでありません。若者も同様です。

 「ここに来ればお祖母ちゃんやお祖父ちゃん会えます。二人の孫でよかったなと思います」と17才になるマティス君。

 墓地の正面にはお花屋さんがあります。5世代に渡ってここで花屋を営んで来ました。

 どうやらお墓参りに来られない人たちのためにお墓の様子を伝えたり、代わりにお花を供えたりしているようです。

 そのお墓に供えるお花の一番人気は菊。

 「すごくきれいな花だと思いますよ」と女性。

 同じ菊でも日本とスタイルが違ってます。お墓の形が違うから当然お花の生け方も違って当たり前。

 「基本は菊です。最近ではシクラメンも増えてきました。ちょうど冬で旬の花だからでしょう」と花屋さん。

 しばらくは華やかな墓地の眺めが楽しめそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日は11月1日。お隣さんにそれとなくハロウィンの飾りは取り外すせととばかりにプレッシャをかけられた。お隣さんはと言えば、2週間も前からクリスマスの飾り付けをしている・・・」

VDM(Vie de Merde)より


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