遅れの原因は・・・ [トピックニュース]
フランスは電気自動車の生産に梶を切ったらしいけど、電気の供給はどうなるんだ?と思っていたら、原子力発電に頼るらしい。つまり原子力発電所を新築するらしい。
CO2の排出削減と原子力発電はエコってことですか?核廃棄物の処理問題を解決できていなくてもエコですかね???
原子力発電反対で盛り上がっていたあれは一体どこにいってしまったのやら・・・。今はCO2削減で盛り上がって核廃棄物のことは忘れるつもりらしい。どこか釈然としない。
それはともかくとして、本日はフランスの列車のお話。
フランスの列車は日本と違って遅れることが多い。その主な原因は、乗客の忘れ物。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年11月19日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらはパリのリヨン駅。犬を連れた国鉄職員が忘れ物を探しにやってきました。忘れ物は、どうやら黒いスーツケース。
「スーツケースの忘れ物は金曜日の夜が一番多いですよ」と職員。
中に入っているのは爆発物かもしれません。まずは訓練を受けた犬が判別します。安全が確認できるまでは列車は出発することができません。
この時は10分ほどで完了しましたが、問題は爆発物処理班が出動した時。
「30分、40分、いえそれ以上遅れることがあります」と利用者。
「列車に乗るときは忘れ物なんかしないように気をつけるべきですよ」と別の利用者。
「列車に乗るときは忘れ物なんかしないように気をつけるべきですよ」と別の利用者。
このスーツケースの忘れ物が列車の遅れの第一要因だとか。今年はじめから、9000本の列車が遅延し、1000本の列車が運休となりました。3年前より倍増しているそうです。
マスクやパス・サニテールの影響じゃないのか?と疑いたくなりますが、そうではないようです。
「持ち主の分からないスーツケースが一つあっただけで、駅を閉鎖しなくてはならなくなる場合があるんです」と国鉄の方。
確か、昔、空港にスーツケースを置きっぱなしにしていたら爆発物と間違えられて大変なことになったというニュースがあったっけ。
国鉄では35頭のパトロール犬を使って対策にあたっているらしい。その費用は年間350万ユーロにもなるとか。
そのため国鉄は乗客に対しポスター、シール、さらにはアナウンスで注意をよびかけているそうです。しかし、こんな人もいます。
「バイクのヘルメットやスーツケースを忘れたことがありますよ(笑)」
笑ってる場合じゃないでしょ。それにしてもスーツケースの忘れ物ってそんなにあるもんですかね?日本じゃあまり考えられない。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、駅に行ってみると場内アナウンスで妙なことを言っていた。『国鉄は、皆様が素晴らしい年末をお迎えになることをお祈りいたしております』おいおい、今は3月だよ」
VDM(Vie de Merde)より
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