マヨタマ世界選手権 [フランスのグルメ]
数日前、フランスでラグビーの国際試合があったようで、フランス代表チームがオールブラックスに勝った!と大喜びしていた。
やはりオールブラックスを倒すということは名誉なことらしい。
それはともかく、もう1ヶ月でクリスマスというこの時期になってコロナ感染が拡大している欧州。物流等の問題でプレゼントの購入にも影響が出ているらしい。今年もいつもと違う年末になりそうな・・・。
さて、本日は玉子とマヨネーズのお話。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年11月23日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
11月22日の月曜日、マヨタマ世界選手権がパリで開催されました。
フランスには、会員数400名を誇るマヨタマ保存協会(ASOM)なる団体があり、この団体の主催で開催されたとか。
予選を勝ち抜いた13名の料理人がパリに集合し、腕を競い合いました。
「日曜日の午後に祖父母の家でよく食べていました」と女性。
「マヨタマと言えばフランスですよ。おばあちゃんの味でもあり、私自身も作れますよ」と男性。
ビストロでおなじみの庶民の料理マヨタマ。世界選手権は2018年に始まり今年で3回目。4年に一度ではなく毎年行われるようです。
「我々はこんな風にとろっとした感じの柔らかいマヨタマを作るつもりです」と料理人。
そして重要なのがマヨネーズ。黄身、油、マスタードなど塩梅良く混ぜ合わせなくてはなりません。
こちらの料理人はハーブを加えひと味ちがったマヨネーズを作っています。
一方、こちらはメレンゲを加えています。
「少し軽い感じに仕上げたいんです」
マヨネーズにメレンゲか・・・。今度試してみるか。
選手権だけあって味にも盛り付けにも個性がでます。
出来上がったマヨタマが審査会場に運ばれていきます。
美味しそうに召し上がってますね。食べるのに夢中になって審査を忘れているようにもお見受けしますが、今年も新しいチャンピオンが誕生しました。
セバスティアン・デヴォスさんです!
「玉子はキャビアやトリュフではありませんから、シンプルなものにより輝きを与えることが大事だと思います」
一口にマヨタマと言っても奥が深いようです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、家族のために料理を作ることにした。それを知った妹は慌ててサンドイッチをこしらえ、父は向かいのピザ屋に行ってしまい、弟はパンにマヨネーズを塗って食べていた 」
VDM(Vie de Merde)より
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