30ユーロで晩ご飯164 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回は、食のジャーナリストで、自分でも料理本を出すほどの料理の腕前をもつエマニュエル・ジャリーさんが挑戦してくれます。
では、スタート!
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年2月5日に放送)動画が見られない場合は→こちらをクリック
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
エマニュエルさんのお料理ブログの登録者は100万人。歯に衣着せぬ発言が人気の秘密だとか。なんか顔つきがそんな感じ・・・。
今日は、おばあちゃんの味、日本風に言えばおふくろの味のする料理で挑戦してくれます。
では早速30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
まずやってきなのはお肉屋さん。メイン料理に使う仔牛のエスカロップ(薄切り肉)を4枚、ハムを2枚購入。これが合計で18.06ユーロで、残りは11.94ユーロ。
これでもう半分以上予算を使ってしまいました。大丈夫か・・・。
次は屋内市場の八百屋さんにやってきました。マーシュとりんごを購入。合わせて3.16ユーロで残りは8.78ユーロ。
最後はチーズの専門店にやってきました。エメンタールチーズと玉子を買って、7.57ユーロ。チーズの包み紙が牛の模様になってましたね。
さてお財布の中身はどのようなことになっているか・・・1.21ユーロが残ってました。これなら問題なし。
では厨房で調理の開始!
まずはメイン料理の”ツバメの巣”から。念のため、あの中華料理ではありません。
玉子を茹でて殻をむいておきます。薄切り肉にハムをのせたら、包装紙で包むように茹玉子を包み紐で結わえます。これをバターを溶かした鍋で焼きます。火が通ったら2つに切って、マーシュを敷いたお皿に盛り付けます。最後に焼き汁を垂らして出来上がり。
次はデザート。
りんごの皮をむいたら小さめの一口大に切り、バターで炒めます。そこにクレープの生地を注いでそのまま焼き上げます。お皿に盛り付けたら粉砂糖をかけて完成。
最後は前菜のチーズのスフレ。
チーズをおろしたら生地と混ぜ合わせ、型に入れてオーブンで焼きます。みごとに膨らみました。
では早速、熱々を4人でいただきましょう!
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、おばあちゃんに新年のあいさつをしようと電話をかけた。向こうが受話器を取ったと同時に『おばあちゃん、新年おめでとう!』と言ったら、おばあちゃんが言った。『またそれかい・・・』」
VDM(Vie de Merde)より
コメント 0