高級ブランド休業 [フランスのモノ]
月曜日恒例の節約晩ご飯は残念ながら放送がなかったのでお休みです。
ロシアのウクライナ侵攻のニュースは見ていてつらくなる。
そして、時代錯誤の野蛮な行為は許しがたい。ひどく汚いやり方で自治を取り上げようとしているように見える。世界中が抗議の声をあげるのも当たり前。
そんな中、モスクワにあるフランスの有名ブランドが抗議の一つとして休業に入ったらしい。
しかし内情はなかなか複雑らしい。

下記のウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2022年3月5日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ルイ・ヴィトン、エルメスなどフランスの有名ブランドが、ウクライナ侵攻が続いている期間、ロシアにあるすべての店舗の営業を一時休止することにしたそうです。
ルイ・ヴィトンは124店舗、シャネルは17店舗、エルメスは3店舗、ケリングは2店舗、いずれも休業となります。
しかし、どのブランドも目立つほどの経済的打撃を被るわけではありません。
なにしろロシアはそれほど大きな市場ではないらしい。ヴィトンは全体の売上の2%以下、ケリングは1%にしか過ぎません。
ロシアの富裕層は外国での買い物にお金を使うとか。フランスならコート・ダジュールやスキー場のあるリゾート地。
「これらの高級ブランドはジレンマ状態なんです。ロシアの富裕層は重要な顧客の一角であることに変わりはありませんから、反ロシアのイメージを全面に押し出したくはないわけです」と事情通のジャーナリスト。
とは言うものの、このままのんびり商売を続けていくこともイメージを損なう。
そのせいか、こぞってウクライナと避難民支援のために寄付金を出すらしい。
バレンシアガに至っては、自社の公式ツイッターにウクライナの国旗を掲載したそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、高級ブティックで働いている。時間になったのでいつもの調子で上司に行った。『逃げるわよ、休憩時間だから』するとお店にいたお客も皆逃げていった
」
![[ふらふら]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/144.gif)
VDM(Vie de Merde)より
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