週末はウエサン島で [パリから週末旅]
日曜日は恒例の週末旅。
今回は、ブルターニュ地方のウエサン島を旅します。パリから行くとなると、列車、車、船を乗り継いでいかなくてはならず、所要時間は割り出せず・・・。
とにかく島へと出発しましょう!
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年11月5日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
歴史のありそうな美しい灯台。104段の階段を上がって展望台まで行ってみましょう(青印)。
ここからは海と大陸を360℃で見渡すことができます。爽快ですね!
ウエサン島は全長8キロ、幅4キロと、フィニステール県の島の中では最大です。
こちらのご家族は何度もこの灯台に来ているそうです。島には複数の灯台があるようですが、この灯台は17世紀に建てられ、フランスでも最古の灯台の一つだそうです。
今は無人ですが灯台守がいた頃はこんな感じで暮らしていたそうです。当時は電気がなかったため、暖房用の薪を何度も階段を上がって運んでいたそうです。
ブルターニュ地方には50基もの灯台が集中しています。言ってみれば灯台銀座。
なにしろこのあたりは海の難所。そこを航行する船に欠かせないのが灯台です。
こちらは海の岩の上に立つ灯台(赤印)。ここも古そうですね。
ブルターニュの海は冬に荒れることが多く、大きな波が襲ってきます。この日もボートが揺れました。
次はボートを降りて島の中心街に行ってみましょう。ここに今晩の宿があります(緑印)。
オーナーはこの伝統的な家を15年ほど前に購入して少しずつ改築し宿をオープンさせました。
こちらのお部屋で一泊朝食付きで67ユーロ。壁にはミニチュアのロープの結び方が飾ってあります。
ここでは25ユーロで食事もできます。魚やカニなど海の幸の料理。スープ・ドゥ・ポワソンが美味しそう!この日は宿泊客が結構いましたね。
灯台の明かりが空を照らしてくれる夜。温かい食事と居心地の良いベッドで一夜を過ごします。
翌朝は、スニカーの紐をしっかり閉めて、水を片手にハイキングに出かけましょう。島は一日もあればぐるりと一周できるそうです。
都会では見られない自然の風景が堪能できます。こちらは岩がゴロゴロ。しかも面白い形をしています。
「あっちのはリスで、こっちのはサメに見えるね」
島には羊飼いもいます。秋になるとこのように野に放し飼いにされます。この羊たちからは毛糸が作られます。
こちらはその毛糸の販売店。お土産に毛糸のスリッパを購入。
そろそろ大陸に向かう船が出発する時刻です。島に別れを告げて帰宅の途につきます。
因みに今回の旅の費用は一人分で200ユーロでした。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、今週末ランチに来ないかと同僚を誘ったら、車が故障してるから来られないと言う。その日の夕方、車で帰宅する彼の姿を確かに見た・・・」
VDM(Vie de Merde)より
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