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週末はドルで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回は、ブルゴーニュ地方の中心都市ディジョンから50キロあまり南東に行ったところにあるドル(Dole)を旅します。

 パリからは列車で2時間あまり。大昔、雑誌に出ていたドルの写真が美しすぎて、同じ場所と同じアングルで写真を撮りに行ったことがある。記憶の中のドルは中世の町そのものだった。今はどんな町になっているのかな。

 では出発!

Paris_Dole.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年4月8日に放送)▷が出てこない場合は→こちらをクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 小さな町だと思ってましたが、こうしてみるとそれなりの規模。古い建物が並んでいるのは昔と変わらない。

 小さな路地を歩いていると迷子になりそうですが、町にはこんな仕掛けが施されていました。ネコのイラストが描かれたプレートが4キロに渡って道路に埋め込まれています。この方向に沿って歩いていくと町の名所をもれなく見物することができます。

 まずはこちらの建物(青印)。壁一面にドルの有名人が描かれています。そしてこちらは元礼拝堂で現在はホールとして使用されています(赤印)。さらに運河沿いを行くと、世界的に知られる人物の生家があります。細菌学者パストゥールはこの家で生まれ育ちました(緑印)。現在は博物館になっています。

 さっそく中を見学させてもらいましょう。研究や実験に使った器具や書物が展示されています。そしてパストゥールの意外な才能を発見することもできます。それは肖像画。すべてパストゥールが描いたもの。どうやら母親が教育の一貫として絵を習わせていたらしい。

 次は自転車で川沿いに郊外へと向かいましょう。途中にはこんな断崖絶壁のある場所もあります。さらにペダルと漕ぐと静かに流れる運河があります(水色印)。

 往復で1時間半ほどのサイクリンを楽しんだらお腹が空いてきました。美味しいものを食べるために観光案内所にやってきました(こげ茶印)。ここで手に入れたのが一枚9ユーロの試食パス。これを持って地元のグルメをいただきましょう。

 まずやってきたのがワイン専門店。

 「これはうち独特のワインで、クルミやヘーゼルナッツの香りがします。コンテチーズによく合いますよ」

 それなら次はチーズ屋さんに行ってみましょう。いただいたのはコンテチーズ。温度高めで熟成させているらしく、柔らかで溶けやすいチーズになっているそうです。最後は甘いチーズとマカロンで締め。

 さて、そろそろ今晩の宿へと向かいましょう。ドルの市街地から車で30分ほどのところにあるちょっと変わったジットにやってきました(黄緑印)。こちらが今晩泊まるお部屋。全長4メートルの巨大な樽のような建物。これなら日常を忘れて静かな夜をすごせそうです。夕食は外で食べます。とは言ってもお店ではなく建物の前で火を焚いてキャンプ気分。オーナーが作ってくれた料理を温め直していただきます。大小のソーセージとじゃがいもとチーズ。美味しそう。

 翌朝はまたドルの市街地に戻りましょう。町の中心にそびえ立つのがノートルダム教会です(紫印)。16世紀に作られましたが中はゴシック様式。目を引くのはこのステンドグラス。大きいですね。普通の3倍ほどのサイズ。

 さらにこの教会にはもう一つお宝があります。それがこちらのパイプオルガン。管の数は3,500本もあるそうです。オルガン奏者のピエールさんは毎週日曜日にこうして演奏しているとか。一緒に上の階に行ってみましょう。そこにあるのが数え切れないほどの管。設置された頃から手つかずのままのものもあるようです。

 さて最後は屋内市場にやってきました(オレンジ印)。土曜日は午前中から大勢の人が集まってきます。ここで食事もできるようです。今はお昼前の食前酒?楽しそう。

 では乾杯!


******* フランス人のつぶやき *******


「今日、列車で小さい子のいる家族と一緒の席になった。子どもたちは旅そっちのけでゲームで遊んでいる。母親はと言えば、ハリー・ポッターを子どもたちに読み聞かせていた。聞いていないのに・・・[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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週末はライプツィヒで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回はドイツ中部の都市ライプツィヒを旅します。パリから列車なら7時間20分ほど、空路なら3時間半。どちらもフランクフルト経由。

 では出発!

Berlin_Leipzig.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年4月1日に放送)▷が出てこない場合は→こちらをクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 旅の足はこの車。東ドイツ時代の国民的乗用車トラバント。これにのって中心街に向かいましょう。

 新旧の建物がいりじ混じったこの都市は、20世紀には工業地帯として発展を遂げていました。それを象徴するかのような場所に行ってみましょう。

 ここは元紡績工場シュピネライ(青印)。1世紀に渡って稼働し続け、8000人の従業員が働いていました。今は、アートギャラリーとしての役割を担っています。またここには芸術家のアトリエもあり、制作風景を見学することができます。

 そして宿泊施設もあります。一泊100ユーロほど。元は工場の労働者が暮らしていた建物だそうです。ここが今晩の宿らしい。

 さて、近代的な高層ビルの上からライプツィヒの街を眺めてみましょう。第二次世界大戦の空爆で街の58%が破壊されてしまいましたが、よく見ると歴史的建造物があちこちに残っています。

 こちらは古いアーケード街(赤印)。商業都市としても栄えたことがよくわかります。そして現在は人気の観光スポットになっています。年間で600万人の観光客が訪れるとか。すごい数!

 また、ライプツィヒと言えば音楽。何しろここはワグナー生誕の地。しかも、バッハが亡くなるまでの25年間をここで暮らしていました。市電の向こうに見えていたのは歌劇場(焦げ茶印)。そしてこちらはコンサートホール(黄緑印)。

 「私はミュンヘンから来ましたが、ここの管弦楽団は素晴らしい演奏で知られてますよ」と男性。

 演奏はブラームスのレクイエム。

 さて、次は夜の街を散策してみましょう。ベルリンの壁崩壊で放置された場所がいくつもありますが、そこはこんな具合にアーティストの表現の場所に生まれ変わっていました。またここは管工機材の工場でしたが、今はビリヤードクラブやビーアホールとして使われています。

 翌朝は、公園にやってきました(緑印)。ここのビアガーデンならこんな豪華な朝食を取ることができます。28ユーロで食べ放題!お昼も夜も食べに来られそう。

 次はちょっと変わったところに行ってみましょう。市街地から少し離れたところにある博物館(黒印)。旧東ドイツの秘密警察について知るには最適の場所。案内してくれた男性はかつて秘密警察で仕事をしていたとか。市民の知らない間に電話の会話は盗聴されていました。さらに一般市民のうちの1万人ほどが協力者として活動していたそうです。

 最後はこんなところに行ってみましょう。1910年、ここは巨大なガスタンクでしたが、現在は展示会場として使われています。壊さず再利用するということですね。


******* フランス人のつぶやき *******


「義理の弟が私たちの結婚式の音楽を選んでくれた。教会に入る時の音楽はダースベーダーのマーチ・・・[ふらふら][あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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週末はモン・サン=ミッシェルで [パリから週末旅]

 またTF1のサイトにアクセスできるようになったので、日曜日は恒例の週末旅!

 今回は世界屈指の観光地モン・サン=ミッシェルを訪ねます。パリからは高速を車で飛ばして4時間弱。列車ならカーン経由で4時間半。

 では出発!

Paris_MontStM.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年3月26日に放送)▷が出てこない場合は→こちらをクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 要塞で囲まれた島。この要塞が大潮から島を守っています。

 原語の綴をよくみると、Mont Saint-Michelと書かれてあります。ということは、サン=ミッシェル山か?

 海の中の岩山をモン・サン=ミッシェルって名付けたってことですかね。初めて気がついた。

 それはともかくとして、早速、岩山の頂上に作られた修道院まで上がってみましょう。階段の数は282段。

 息が切れそうになりながらやっと到着。迎えてくれたのはこの島で生まれたというステファヌさん。

 「建築物としての価値、またこの岩山に何百年も前からあり続けたという歴史にも価値があると思いますね」

 中庭の回廊も美しいですね。そして向きを変えると、砂地と海が広がっています。

 何やら妙な物音が・・・。あのオムレツで有名なお店から聞こえてきたようです。こりゃ大変ですねえ。腕がどうにかなりそう。あのふんわりした感じを出すのには何か秘密の技がありそうな・・・。

 早速、注文して頂いてみましょう。お値段は30ユーロとお高め。

 さて、こちらは大陸側に広がる塩性湿地帯。羊が放牧されています。モン・サン=ミッシェルの写真に必ず登場する羊たち。切っても切れない関係です。

 潮が引いたモン・サン=ミッシェル。陸の上にできた城塞になっていました。

 砂地を歩いて移動する人たち。

 砂地をよく見てみるとドロドロです。ガイドさんと一緒に歩いていると、足元が妙な具合になってきました。まるで膜の上を歩いているよう。

 しばらく膜の上でじっとしているとずぶずぶと沈んでいきます。これはちょっと気をつけないと身動きが取れなくなってしまいます。恐ろしい。

 さて、そろそろ今晩の宿へと向かいましょう。迷路のような路地を歩いていくと宿に到着。お部屋に荷物を置いたら、島ならではの夜を楽しみましょう。

 大きな扉を開け階段を上がっていくと、何やら不気味な扉が・・・。

 ここは18世紀末からフランス革命直後まで牢獄として使われていた場所です。2千人あまりが収監されていたとか。

 次は島から陸に移動してすぐのところにあるワニ園にやってきました。フランス人にとっては人気の観光スポット。寒い季節にはおとなしくしているとは言え、ワニにはあまり近づかない方がよさそうです。

 さて、最後に美しいモン・サン=ミッシェルの姿を目に焼き付けておきましょう。修道院の尖塔で金色に輝く天使サン=ミッシェルが羽を広げていました。


******* フランス人のつぶやき *******


「今日、上司に『良い週末を!』と言ってしまった。月曜日だというのに[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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週末はヴェルコル山地で [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回はフランス・アルプスの一角をなすヴェルコル山地(massif du Vercors)を旅します。

 一番近い駅がグルノーブル。パリからは高速列車とローカル線を乗り継いで約3時間。

 春が待ち遠しいこの時期に、本日は寒い冬に逆戻りの風景が登場しますが、しばしお付き合い下さい。息を呑むような雄大な自然がいっぱいです。

 では出発!

Paris_MDVercors.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年2月18日に放送)▷がない場合は→こちらをクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 グルノーブル(青印)を出発してしばらくすると、険しい山々が続く山岳地帯が続きます。そしてドローンが捉えた面白い山の風景。

 空から見ると幾何学模様に見えていたのはレジスタンスで命を落とした人々の墓地。

 車は山岳地帯を走り抜けていきます。崖下に転落なんてことのないよう慎重に運転しましょう。岩肌に凍って固くなった雪からつららがぶら下がっています。

 しばらく行くと優しい自然の風景が現れ始めました。ここからは電動キックボードやスキーで雪山を散策しましょう。

 第2次世界大戦中、ヴェルコル山地はレジスタンス運動の隠れ家になっていたとか。1944年7月、ナチの進軍を阻もうと戦った活動家たちがここで命を落としたそうです。記念碑がそれを教えてくれます。

 8キロほどの雪道を進んでいくと、廃墟になった村が見えてきました(赤印)。大戦中に敵に火を付けられまるごと焼けてしまったそうです。

 さて、そろそろ今晩の宿へと向かいましょう(緑印)。ちょっと変わった作りの建物はスカンジナビアの漁師が暮らしていた家です。お部屋の真ん中に暖炉があり、火を付けるとすぐに暖かくなりました。雪の積もった屋根がかわいい。

 日がとっぷりと暮れて夜になりました。夜の雪山を歩いて近くのオーベルジュに夕食を食べに行きましょう。

 電気がないので明かりはろうそく。ろうそくなら暖房にもなります。

 この地方の名物料理がラクレット。ヒーターで溶かして食べる料理ですが、ここではろうそくで溶かします。楽しそう!

 翌朝は、こんなところに行ってみました。

 ドアを開けて中に入ってみると、山羊がいっぱい。アンゴラと呼ばれる柔らかい毛を生産するために飼育されています。35ユーロで糸の作り方を教わることができます。

 うまくいきそうかなと思っていると切れてしまいました。これは少し訓練が必要ですね。

 こうしてできた糸を使って編み上がった帽子をお土産に買っていくことにしました。

 ヴェルコル山地の自然が作り出す美しいこの景色はここだけのものです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、友人に『スキーは楽しかったかい?』と聞かれてちんぷんかんぷん。『だって、顔に跡が残ってるよ』と友人。それは雪焼けじゃないよ、目の隈だよ[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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週末はディエップで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回は、英仏海峡に面したフランスの港町ディエップ(Dieppe)を旅します。パリからは列車で2時間半足らず。

 当方は15年くらい前に一度だけ行ったことがありますが、どんなところだっけかな?

 では出発!

Paris_Dieppe.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年2月11日に放送)▷が出てこない場合は→こちらをクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ディエップは”4つの港”という別名があるくらい海とともに歴史を刻んできました。

 アルク川の河口にできたマリーナにはプレジャーボートが係留されています。その向こうは海。そこには巨大な崖がそびえてきます。

 その高いところにあるのが、ディエップ城(青印)。現在は市立美術館になっています。

 ここには2000点にも及ぶ象牙細工のコレクションが展示されています。かつてディエップは象牙の貿易で栄えていたそうです。今となっては黒い歴史・・・。

 次は丘を下って市街地に行ってみましょう。ここは300年も前から市民にとって大切な場所(オレンジ印)。

 「ここはディエップの心臓です。若い人から年寄りまでここでコーヒーを飲んで行きます」と女性。

 1950年代、パリの文化人たちがこぞってここへやってきたとか。

 さて、ディエップと言えばこの橋(赤印)。満潮のときには船が通れるように手動で移動します。数分は陸上の交通が止まってしまうそうです。

 鉄骨にボルト。開通したのは1889年のことでした。そう言えばこのコルベール橋、取り壊しが決まっていたのが市民の反対運動で翻ったのでした。その中心で活動していたのがこの方々のようです。

 さて、漁から戻ってきた船から大量に水揚げされているのがこの貝。とびきり新鮮なこの貝を調理して出してくれるのがこちらのお店。では早速いただきましょう。

 お腹がいっぱいになったら今晩の宿へと向かいます。ここはかつて鳩小屋だった建物(緑印)。改装して宿泊施設になりました。天井は作られた時のまま。かつてはここで食用の鳩を飼育していました。

 さて、英仏海峡に面したこの海岸、第2次世界対戦中には連合軍の兵士が数千人もの規模で上陸してきました。このコンクリートの塊はドイツ軍の置き土産。ここで何か制作している方がいました。録音だけ?それともミュージックビデオ?

 それはともかくとして、最後は空の上からディエップの街を眺めてみましょう。ちょっと怖いけど、楽しそう!空から見ると街の作りがよくわかります。


******* フランス人のつぶやき *******


「今日、ぐっすり眠っていると、頭に天が落ちてきた!つまり、部屋の天井が落ちてきたってこと。ちょっと前からヒビが入っていたのだが・・・ 

VDM(Vie de Merde)より


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週末はマドリードで(再訪) [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回はスペインの首都マドリードを旅します。パリからは空路の直行便で約2時間。

 冬のマドリード、どんな感じになっているんでしょうか?

 では出発!

Spain_Madrid02.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年1月28日に放送)▷が出てこない場合は→こちらをクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 威厳と歴史を感じさせる建物。

 ここはマヨール広場(青印)。ガイド付き観光ツアーのグループがいたので、ちょっとそばで解説を聞かせてもらいましょう。

 なんとここでは公開処刑が行われていたそうです。恐ろしい・・・。そうかと思えば、ここは闘牛場にもなっていたとか。さらに、建物をよく見てみると、建物の壁に様々な絵が描かれています。

 そして広場の中心にある銅像の主はフェリペ3世。ベラスケスが肖像画を書いたのはこの王の息子のフェリペ4世でした。

 さて、こちらはマチューさん、フランスからスペインに移住して10年になるそうです。街のことを教えていただきましょう。

 「ここは王室の宮殿です(赤印)。間もなく衛兵の交代が行われます」

 毎週土曜日と水曜日の午前11時に無料で見学することができます。しかし、この宮殿にはもう長いこと王室は暮らしていないらしい。

 さて、そろそろお昼の時間です。評判のタパスバーにやってきました(オレンジ印)。飲み物とタパスでなんと6ユーロ。チョリソー、ハム、チーズなどがパンの上にのっています。そしてお客様も気さくな方が多いとか。

 「タパスが生まれたのは何世紀も前のことなんだ。飲み物に虫が入らないようにパンで蓋をしたのがその始まりだよ」

 タパスでお腹いっぱいになったらデザートはこちらのお店でいただきましょう(焦げ茶印)。創業1894年というチョコレートの専門店。壁にはお店にやってきたことのある有名人の写真がずらり。ここではチュロスをチョコレートに浸して食べるのが伝統です。美味しそう!これで4ユーロ。

 マドリードのグルメを堪能したあとは、今晩の宿へと向かいましょう(水色印)。やってきたのは、なんとカプセルホテル。料金は1泊38ユーロから。なんだか宇宙船で一夜を明かすような気分です。

 翌朝は、都会のど真ん中にある公園の湖でボートに乗りましょう(緑印)。料金は45分で6ユーロ。のんびりできそうですね。

 最後は、マドリードで一番古いフラメンコ劇場でフラメンコを堪能しましょう。今日は特別に楽屋に入れてもらいました。ゴージャスはドレス・・・。ダンス用の靴はつま先とかかとが補強されています。

 ダンスを見ていると熱気が伝わってきます。おお、かっこいい!!!


******* フランス人のつぶやき *******

「週末、キャンピングを楽しんだ後、荷物を全部車に詰め込み、いざ出発という時になって、どこかで私の携帯が鳴っていた[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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週末はトゥーロンで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回は地中海沿岸のフランスの都市トゥーロン(Toulon)を旅します。パリからは高速列車で4時間足らず。

 どんなところなんでしょう?いざ、出発!

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年1月7日に放送)▷が出てこない場合は→こちらをクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 トゥーロンは海の都市。まずは観光ボートに乗って海からの眺めを楽しみましょう(青印)。海岸には海軍の軍艦が並びます。トゥーロンは漁港だとばかり思ってましたが軍港だったのですね。皆さん、珍しがって記念写真を撮ってらっしゃいます。

 次は陸に上がって街を見て回りましょう。港からすぐのところでは毎日朝市が立ちます。南仏ならではの食材がお店に並びます。こちらはトゥーロンの郷土料理カッド(cade)。

 「ひよこ豆の粉と水とオリーブ油で作るんですよ」と熟年カップル。

 あれ、それならニース名物ソッカと同じじゃないのかな?でもよく見るとソッカより厚みがあって食べごたえがありそうです。その起源は今から200年前にさかのぼります。ジェノヴァからトゥーロンにやってきた大工の妻が、朝のおやつとして売ったのがその始まり。

 「片腕にこうやって持ってカーンド!カーンド!と言って売り歩いていたそうです」とお店の方。

 朝市を楽しんだ後は路地を通って旧市街に行ってみましょう。ここは1860年竣工のオペラ座(赤印)。パリのオペラ座はこの建物をヒントに作られたとか。意外ですねえ〜。

 ここからすぐのところにちょっと替わった界隈があります。そこはリトル・シカゴ(緑印)。

 「1930年にアメリカの海軍が駐屯していたのですが、シカゴからこの地にやってきたのです。バーが立ち並んでにぎやかな界隈でした」とこの地域に詳しい方。

 今でもその名残を見つけることができます。どうやら兵士たちがバーをはしごしてはナイトライフを楽しんでいたようです。

 次はちょっと替わった場所に行ってみましょう。それはこの石鹸を売っているお店。あれ、これってマルセイユの石鹸では?

 驚いたことに、この石鹸が生まれたのはトゥーロンだったそうです。1430年、あの香水で知られるグラースの実業家がトゥーロンで作って売り始めたのだとか。石鹸にはトゥーロンの石鹸とかかれてありますね。ここが元祖だったとは!トゥーロンには意外なことが多い。

 さて、こちらもそんな場所です。ここでは面白いデザインの建築物やインテリア用品を無料で鑑賞することができます。

 次は街のグルメを求めて市営市場にやってきました(オレンジ印)。最近、世界中の料理が楽しめるように新装オープンしたらしい。なんだか日本の丼料理もあるような・・・。食事は15ユーロほどでできるそうです。

 さて、そろそろ今晩の宿へと向かいましょう(水色印)。港の直ぐ側でまるで客船に乗っているかのよう。受付も小さなボートのようになってます。螺旋階段も美しい。一泊100ユーロだそうです。

 最後はゴンドラにのってファロン山に行ってみましょう(黄緑印)。往復で8ユーロ。窓からは湾岸に広がるトゥーロンの街を見渡すことができます。海も山も楽しめる都市でしたね。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、月曜日なのに、帰り際に上司に『良い週末を!』と言ってしまった[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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週末はオルタ湖で [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 とは言ってもいつものシリーズはお休み。その代わり、週末旅になりそうな番組を発見してしまったので勝手に組み込みました。

 どこへ行くかと言えばタイトル通り、イタリア北部にあるオルタ湖。風光明媚な高級リゾート地のようです。

 パリからは空路と列車を乗り継いで7時間半足らず。では出発!

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下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で、2022年10月12日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

Orta.jpg

 おお、美しい。

 地図で見ると他の湖に比べて小さいようですが、実際に見てみるとそれなりの大きさ。湖の中に小さな島があるようです。

 湖畔の町を散策する人たち。

 「ここに来ると煩わしい日常を忘れてしまいます」

 「ここなら本当にリラックスできます」

 観光客だけでなく近隣の地元の皆さんもいらっしゃるようです。

 「ここは正真正銘の湖ですよ」とアイスクリーム片手のおしゃれなおじさま方。

 「小さな湖ですが美しいですよ」と別の男性。

 湖畔には19世紀にミラノの富裕層が建てたヴィラが並んでいます。

 こちらは、1815年から同じ一族が経営してきた歴史あるレストラン(オレンジ印)。

 「イタリア語を学ぶために多くの英国人がオルタにやってきた頃から、観光地として新しい役割が生まれたんです」と現在のオーナー。

 レストランからすぐのところにはこんなムーア風のヴィラがあります(青印)。なんとも贅沢なヴィラ。作られたのは1880年。綿産業の先駆者であるクレスピが妻のために作った邸宅だそうです。綿で巨万の富を築いたか・・・。現在は高級ホテルとして使われています。

 ここから30キロほど北へ移動したところには、イタリアの一般家庭でよく見かけるキッチン用品のメーカーとして知られるアレッシィの工場があります(赤印)。

 社長が中を案内してくれました。こちらはレモンやオレンジの絞り器。ああ、これここで作ってたのかあ。それにしても大胆デザイン。

 さらに、様々なデザインのコーヒーメーカーも生み出してきました。なかでも世界的に知られているのがこれ。社長の母方の祖父が発明したのだそうです。先日、わが家でも新しいのを購入して美味しいコーヒーを毎日飲んでいます。

 さあ、最後はやっぱり気になる湖の中にあるあの小さな島を訪ねてみましょう(緑印)。

 ここにもヴィラが立ち並んでますが使われるのは夏の間だけ。唯一の住人はこちらの男性。

 すぐ近くにはベネディクト派修道会のバジリカ式聖堂があります(紫印)。12世紀に建てられたこの聖堂は日曜日のミサの時以外は静まりかえっているそうです。こちらの皆さんは観光客の方々。

 島には面白い伝説があります。4世紀、ここは恐ろしい蛇や怪物が棲む岩山でしたが、聖ジューリオが、嵐の中、自分の外套を湖の上にかぶせて杖をつきながら島に渡ったと言われています。そして教会を立てて平和なキリスト教の島にしたとか。

 聖堂は、未明から午前中いっぱいまで光に満たされ、スピリチュアルで神聖な場所だということを教えてくれます。そのため、こうして結婚式を上げるカップルが数多く訪れるそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、息子から聞いたのだが、彼の母親つまり僕の元妻が僕の誕生日に婚約者と結婚するらしい。しかも僕と同じ名前の婚約者。ああ、めでたいめでたい[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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週末はレンヌで(再訪) [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回はブルターニュ地方の中心地レンヌ(Rennes)を旅します。パリからは高速列車で約1時間半。

 では出発!

Paris_Rennes.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で、2022年11月26日に放送)(▷が出てこない場合は→こちらをクリック。

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 街を流れるのはヴィレーヌ川。

 歴史的な街でもあれば近代的な街でもあるレンヌ。ヴィレーヌ川沿いを歩くとこんな建物が見えてきます(青印)。世界的に知られるフランス人建築家ジャン・ヌーヴェルが設計を手掛けました。

 17世紀、ここは工業地帯だったそうです。そしてこの20年で大きく変化を遂げました。長い遊歩道が設けられ、一般市民が車を気にせずのんびり散策を楽しめるような場所に生まれ変わりました。

 次は街の中心にあるこちらの建物に入ってみましょう(赤印)。17世紀に作られ、フランス革命まではブルターニュ地方の権力の所在地になっていました。しかし、1994年、漁業従事者によるデモの際に火災で大きな被害を受けました。なんとも激しいデモだったようです。直後から修復が始まりご覧のように以前の姿を取り戻しました。

 19世紀初頭から裁判所として使われてきたこの建物には、金箔の装飾の施された部屋があります。ここは法廷。ということは一般市民もここに出入りしていたということになります。

 さて、レンヌのもう一つの顔が音楽です。毎年12月にはトランスミュージックの音楽フェスが開催されます。欧州でも最も注目されている音楽祭の一つだとか。ここからデビューしたミュージシャンもいます。昔ながらのレコード店には、LPからCDまで並んでいました。

 さて、そろそろ今晩の宿へと向かいましょう。中に入ると歴史の重みのありそうな階段をギシギシ言わせながら、お部屋のある上の階に上がっていきます。

 リビングはヒッチコックだらけ。オーナーがヒッチコックファンなんだそうです。こちらが今晩宿泊するお部屋。一泊朝食付きで129ユーロ。

 翌朝は、中央市場に向かいましょう(オレンジ印)。毎月第一日曜日は、食事のできる市場になるそうです。

 おお、これはいいですねえ。美味しそうなものがたくさん並んでいます。カウンターで料理を手に入れたら、この広場のテーブルでいただくという仕組みになっているようです。お料理は一皿6ユーロほど。順番を待つ人の列ができていました。なんとシェフ・エトワレが料理を作っています。6ユーロならかなりお得。

 次はちょっと変わったツアーに参加してみましょう。料金は6ユーロ。昔、ブルターニュ地方にはクリエー(criée)と呼ばれる商売があったとか。その名の通り、町中で大きな声で叫ぶのがその仕事。自分や他人が書いた話を、詩でも読むかのように大声で叫ぶわけです。面白い商売があったもんですね。

 さて詩の世界に別れを告げて、今度はメカの世界に行ってみましょう。ここはバイクを修復・改造するアトリエ(黒印)。とは言っても、この建物には理髪店、タトゥー店、アメリカ風レストランなどもあります。バイクを見ならが散髪したり、お食事したり、お酒を飲んだりできるようです。

 最後はこんなところに行ってみましょう(緑印)。的に向かって斧を投げて楽しむスポーツ。そう簡単には的には当たりそうもありません。体験教室が48ユーロ。

 なんと今回は久しぶりに費用の明細が出てきました。旅の費用は合計で196ユーロでした。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、10歳になる息子が姿を消した。家の中はもちろんのこと、町中探してもみつからない。焦って警察に電話しようとしたところで思い出した。今朝、修学旅行にでかけたのだった[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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週末はノワールムティエで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回はフランス西部の島ノワールムティエ(Noirmoutier)を旅します。パリからは高速列車と車を乗り継いで4時間ほど。

 では出発!

Paris_Noirmoutier.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年11月19日に放送)(▷が出てこない場合は→こちらをクリック。

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 今週もまた海に縁のある場所を旅することになりました。

 秋になってもわりに暖かいノワールムティエ島は、この橋で本土とつながっています(青印)。

 橋でつながっているとなると一年を通じてアクセスは楽ですね。そして、様々な海の風景が堪能できます。

 まずはバケツを手にこちらの干潟にやってきました。8ユーロでガイド付きの潮干狩りが楽しめます。

 期間は5月から11月まで。潮の満ち引きで貝が美味しく育つんだそうです。採れたのはアサリ。潮が満ちてくる前に引き上げましょう。

 このまま本日の宿へと向かいます(赤印)。オーシャンビューのテントのようなバンガロー。一泊60ユーロ。5人まで泊まれるそうです。そしてキッチン用品や食器もついて自炊もできます。

 さっそく先ほど採れたアサリをいただきましょう!

 ガイドのジャン=イヴさんが調理してくれます。鍋に貝を入れ、ワインとスライスした玉ねぎを加え蒸し煮にします。貝が開いて火が通ったらランチタイム。

 お腹がいっぱいになったところで、ボートで海に出ましょう。半日のツアーで大人一人55ユーロ。ロープの結び方や操縦法なども教えてもらえます。

 次は陸に上がってボートから自転車に乗り換えます。ガイド付きの塩田巡りツアーに出かけましょう(緑印)。

 地図を見ると、なんと島の半分が塩田だということがわかります。まるでレースのよう。

 島で初めて塩を作り始めたのはベネディクト会の修道士だったそうです。5世紀のことでした。7世紀になると本格的な塩作りが始まり島の一大産業になりました。

 さて二日目の朝は、一般人が入れない場所に行ってみましょう。

 そこは魚の卸市場(水色印)。プチ築地みたいなとこですね。釣れたばかりの魚は選り分けられ、業者に売られていきます。

 次は少し変わったところに行ってみましょう。そこは世界中の蝶が暮らしている館(赤紫印)。およそ1500匹の蝶が集められています。

 「高温多湿の南国に生息している生き物なので室内は常に26℃、湿度は80%に保たれています」と責任者の方。

 Tシャツには蝶のロゴマーク。ここなら普段見られない蝶が見られそうです。

 そうこうしているうちに一日が終わりそうな時間になってきました。夕日が海の向こうに沈んでいきます。


******* フランス人のつぶやき *******

「数ヶ月前から独身に戻った。先の展望も見えずバルコニーでタバコを吸い始めたら、鳩のカップル、蝶のカップル、ハエのカップルと、回りはカップルだらけだった[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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