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定年延長 [トピックニュース]

 昨年5月に近くのジムが閉館になってしまい、仕方なく歩いて10分ほどのジムに半年ほど通っていると、値上げのニュースが舞い込んできた。

 ジムもコロナで経営が大変なんだろう。しかし、その値上げ額が想像以上に高かったため、別のジムに乗り換えた。

 リーズナブルな料金でスケジュールも丁度いいのだがやや遠い。歩いて20分弱かかる。もっとも通勤による運動がなくなった分を、これで補えると思えばそれなりの利点はある。

 そんなこんなで東に西にウロウロしていると、つい一週間ほど前から、閉館したジムの建物にカバーがかけられ改修工事が始まった。おそらく、新しいジムがオープンするに違いない。

 色々あったけど私はまた元の場所に戻るのか?なにしろ徒歩2分、走れば1分という至近距離。何かと便利だ。

 それはさておき、フランス大統領選のレースは今のところマクロンがトップを走っているが、当選したあかつきには定年の年齢をもう3年引き上げて65歳にすると言い出した。

 市民の皆さんはどう感じているのか・・・。

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下記のウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年3月10日に放送)動画が見られない場合は→こちらをクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ドミニクさんは59歳。15歳から働き始めましたが、リタイヤするわけには行かないようです。65歳定年についてはどう思っているのでしょう?

 「職業にもよると思うね。私は体を使う仕事をしているけど、働くのが楽しいからリタイヤはもっと後になりそうですよ」とドミニクさん。

 「寿命を考えると65歳でリタイヤすると老後がちょっと短い感じがしますね」と同僚の若い男性。

 マクロンの計画では65歳へと突き進んでいるようですが、必ずしも好意的には受け取られていないようです。

 「ずっと働いていられるんならそれでもいいけど、病気になったりしたらどうなのかしら?」と女性。

 「3年遅れても特に大きな問題ってわけじゃない。62歳になってまだ後3年働けって言われたらどうにかして働くだけです」とお店の男性。

 政府によれば、65歳を定年にすると税金を上げないで済むと言います。これから10年かけてシステムを徐々に変えていく計画のようですが、皆が気にしているのは健康問題。それまで健康で働けるかどうかです。

 「人生の4分の3を働いて過ごした人にとってはあまり利益がないですね。私は60歳でリタイアしたいです」と美容院の方。

 確かに職業によって状況は異なりますね。しかし色々言っても、結局は65歳になってしまうような・・・。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、ずっと前から知っている患者さんにこんなことを言われて驚いた。『まだ働いてるのかい?もう定年かと思った』私はまだ49歳![ちっ(怒った顔)]

VDM(Vie de Merde)より


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