30ユーロで晩ご飯214 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の食事をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回は、パリにあるレストランのシェフが地中海料理で挑戦してくれます。
ではスタート!
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年6月3日に放送)▷が出てこない場合は→こちらをクリック。
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
地中海料理といってもずっと東の地中海のイスラエル料理です。
こちらがそのお店のシェフ。あれ〜、子連れ!とは言っても深い意味はなさそう。では30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
まずやってきたのは八百屋さん。今回の料理は野菜をたくさん使うそうです。アーティチョーク、ホウレンソウ、サヤエンドウ、ニンニク、そしてブラックベリーを購入。これ合計で11.90ユーロ。残りは18.10ユーロ。
次は、魚屋さんにやってきました。今回もまたサバを購入。シェフによれば、安くて料理が簡単だそうです。これが7.67ユーロで残りは10.43ユーロ。サバはお店で三枚におろしてもらいます。
その後は、乳製品のお店で玉子を購入。これが2.70ユーロで、残りが7.73ユーロ。さらに香辛料のお店でカルダモン、ローズウォーター、アーモンドを購入。これが7.30ユーロでお買い物は終了です。
手元には0.43ユーロが残ってセーフ。では調理の開始。
まずは前菜から。
ホウレンソウは茎を葉を分けます。アーティチョクは頭の部分をカットしてこんな具合に仕上げます。ニンニクはみじん切り、アーティチョクはスライス、サヤエンドウもこれくらい大きさに切ったら、強火のフライパンでさっと炒め、最後にホウレンソウをのせて火を通して休ませます。
次はメイン料理。
サバは塩をしてからバナーでさっと炙り、レモン汁とオリーブ油をかけ、カルダモンを刻んでののせたらできあがり。
ここで前菜の料理に戻ります。野菜がしんなりしてきたところで玉子を割って入れ、アルミホイルでカバーをかけます。イスラエルの家庭料理にシェフのオリジナルを加えた一皿だとか。
最後はデザート。
まずはブラックベリーでジャムを作ります。仕上げにローズウォーターを加えます。次に牛乳と砂糖とコンスターチを混ぜてクリームを作ります。冷ましてからお皿に盛り付けジャムとブラックベリーとナッツをのせて出来上がり。
こうしてまとめてテーブルにのせて、各自お皿に取るのがイスラエル流。前菜の野菜料理は自分でも作れそう。
******* フランス人のつぶやき *******
「3才の息子が、買ってきた食料品の整理を手伝ってくれた。いい子ねえ〜。でも次は玉子には触らないでね」
VDM(Vie de Merde)より