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30ユーロで晩ご飯216 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の食事をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回は、フランス南部の都市ニームにある飲食店のシェフが、夏の到来を告げる果物アンズを使った料理でチャレンジしてくれます。

 ではスタート!

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年6月17日に放送)▷が出てこない場合は→こちらをクリック。

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 市場に並ぶ様々な種類のアンズ。

 全部の料理にこれを使って作ってくれるのがアドリアンさんです。早速、30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。

 やってきたのは生産者の直売場。アンズには様々な種類があるようです。酸味の効いた甘みの少ないアンズは普通のお料理に、甘みの強いアンズはデザートに使うそうです。念入りに10個ほどを選んで購入。これが2.91ユーロで、残りは27.09ユーロ。

 さらに、赤玉ねぎ、ズッキーニ、プチトマトを確保。また生クリームとお米も購入。そしてデザート用にカカオ70%の板チョコを購入しました。これが合計で14.48ユーロ、残りは12.61ユーロ。

 次は、メイン料理に使う豚肉を求めてお肉屋さんにやってきました。おすすめはこちらの豚肉。ガリーグの牧場で放し飼いで育った豚の肉。これが10.73ユーロで、残りは1.88ユーロ。

 予想以上に残ったので、最後にズッキーニの花を買うことにしました。これが1.50ユーロでほぼ予算を使い切りました。ではお店の厨房で調理の開始!

 まずは前菜のズッキーニの詰め物から。

 アンズもズッキーニもさいの目に切ります。ズッキーニのみじん切りのタマネギをフライパンで炒めたらアンズを加え、さっと混ぜる程度で火を止めます。これをズッキーニの花に詰めて、160℃のオーブンに3分ほど入れて焼いたら盛り付けます。ハーブとその花を添えて出来上がり。

 次はメイン料理。

 まずは付け合せのリゾットを作ります。ワインの代わりにアンズを使います。甘みより酸味の強いタイプのアンズですね。火が通ったらお皿に取り分けます。豚肉はハーブと一緒にフライパンで焼いたらスライスしてリゾットの上にのせます。プチトマトが飾りに添えられていました。

 最後はデザート。

 板チョコを切って湯煎で溶かしたら生クリームを加えお皿に絞り出します。そこに、ローズマリーと一緒にオーブンで焼いたアンズをのせます。生のアンズのスライスも添えて出来上がり。

 どれも地元の食材を使った料理でした。地産地消!


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、エネルギーの節約のために家の明かりを全部消した。あの「どうぶつの森」の明かりもね[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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