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週末はタリンで [パリから週末旅]

 今回はバルト三国の一つエストニアの首都タリンを旅します。

 エストニアは以前にも週末旅で紹介したような気がしましたが、今回が初めてでした。

 パリからは空路の乗り継ぎ便で4時間半。ラトビアのリガで乗り換えるようです。

 では、出発!

Estonia_Tallinn.jpg


下記の写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年12月12日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

20201220.jpg

 タリンの観光は徒歩で。歩いても歩いても続く石畳ですが、中世の趣を色濃く残すこの街は、角を曲がると何かしら発見があります。

 しかし、まずは少し変わった観光を楽しみましょう。中心街から10分ほど歩くと海岸に到着。砂のビーチは寒々としていますが、なんと海水浴を楽しんでいる人がいます。水温は0℃。

 「冬に泳ぐのって大好きよ。外にいるって実感できるししゃきっとするからよ」と女性。

 どっちかというと、しゃきっとするよりぞくぞくっとするような気が・・・。ただ、泳いだ後には、体を温めるサウナが用意されています。

 どうやらリ旅人さんも試してみるようですが・・・。海にいたのは5秒ほど。あっという間にサウナに戻っていきました。

 冷えた体が温まったところで、今晩の宿へと向かいましょう。こちらはAirbnbでみつけたアパート。いわゆる民泊。ホテルに泊まるより、安くて広いところに宿泊できます。寝室が2部屋、バスルームとキッチンがついて一人一泊45ユーロ。窓からの眺めも悪くありません。しかもサウナ付き。

 一息ついたら夜の街へとでかけましょう。ここは中世を再現したレストランOLDE HANSA(オレンジ印)。中世じゃないのはお客さんとシェフだけ。さあ、ごちそうが運ばれてきました。柔らかそうなお肉。赤ワインでじっくりと煮てあるそうです。ソースにはエストニアの森で育ったクランベリーが使わています。

 「エストニアには森がたくさんあるんです。地元の料理と中世の音楽を楽しんでください」とシェフ。

 翌朝は、城壁に囲まれたタリンの街を歩いてみましょう。この城壁、13世紀に作られたそうです。壁の下の方には羊毛製品のお店が並んでいます。これは帽子とマフラーが一体になったもの。冬は暖かくでいいですね。これで25ユーロ。

 次は城壁の上を歩いてみましょう。屋根付きなので雨が降っても傘いらず。但し道に迷わないようにスマホのアプリで位置を確認しましょう。でも、趣のある町並みを楽しむことも忘れないでおきましょう。

 さて、こちらは市庁舎前にあるラエコヤ広場(赤印)。どこからか歌声が聞こえてきました。その声に導かれて歩いていると教会にたどり着きました。ここは聖ニコラス教会(青印)。

 「1869年にエストニアで初めての大きな歌唱祭が開かれたんですが、それ以来、歌うのが国の伝統になりました。歌うことで一つの国になれたんです」と女性。

 それでエストニアの人たちは歌が好きなんですね。

 さて、次は少し遠出してみましょう。ここは泥炭地。タリンの周囲にはこのような場所がいくつかあるそうです。どうやら泥炭の上を歩くようです。

 「足元には5〜7メートルの泥炭があります」

 足元が揺れているところを見ると、水の上に浮いてるような感じです。

 「ここを訪れた観光客は、この静けさに感動するようです」とガイドさん。

 最後は、テリスキヴィ地区にやってきました。ここは元工業地帯だったところを再生した地区(緑印)。

 「城壁のある地域が中世のままの歴史地区なら、ここはソビエト時代を伺わせるような新しい地域です」

 さて今回の旅の費用は、航空運賃が180ユーロ、宿泊代が90ユーロ(2泊分)、レストランでの食事が40ユーロ、帽子とマフラーが25ユーロ、水泳が3ユーロ、泥炭地散策が50ユーロで、締めて388ユーロ(約50,000円)でした。

 久しぶりに費用が出てきた!因みにエストニアの通貨はユーロです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、ファストフード店でハンバーガーを頬張っていると、担当の栄養管理士にばったり出くわした。ああ、これで信頼関係はゼロだな [ふらふら]

VDM(Vie de Merde)より


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