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30ユーロで晩ご飯159 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回はパリ20区のとあるギリシャ料理店の女性シェフがチャレンジしてくれます。

 では、スタート!

Paris_Paris.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年12月4日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらの方がそのシェフ、ミカエラさんです。

 早速30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。

 まず訪ねたのがギリシャ料理の食材が揃っているお店。店主のアレクサンドルさんはギリシャでも選りすぐりの食品を揃えているそうです。

 シェフが選んだのはギリシャのカラマタ産のオリーブ。10月から11月にかけて食卓に並ぶそうです。

 さらにヤギとヒツジの乳を半々に混ぜて作られたフェタチーズとファヴァ。ファヴァは豆を荒く砕いたもの。更にレモンも購入。これが全部で17.40ユーロで残りは12.60ユーロ。

 次はベルヴィルの市場にやってきました。魚屋さんでイワシを購入。ビタミンが豊富でω-3脂肪酸を含む身体にいい、しかも経済的な食材です。これだけ買っても2.65ユーロ。残りは9.95ユーロ。

 次は八百屋さんにやって来ました。カボチャ、玉ねぎ、ネギ、ニンジン、洋梨を購入。これが全部で6.25ユーロ。残りは3.70ユーロ。

 まだ予算が残っているので、デザート用にアーモンドを購入。100グラムで2ユーロ。

 1.70ユーロが残りましたが、お買い物は終了です。予算内に収まりました。では厨房で調理の開始!

 まずはメインのイワシ料理から。

 イワシは鱗をとったら天パンに並べオリーブオイルを垂らしてオーブンで焼きます。付け合せは、ファヴァのピュレと、玉ねぎ、ニンジン、ネギを焦げ目がつくくらいに炒めもの。こうして盛り付ければ完成。

 次はデザート。

 洋梨の皮をむいてシロップでさっと湯がきます。ヨーグルトとフェタチーズを混ぜ合わせたら、お皿に広げ洋梨をのせます。そこに砕いたアーモンドとシナモンをふりかけたら出来上がり。

 最後は前菜。

 スライスしたカボチャをオーブンで焼き、フェタチーズを散らしたら、カラマタ産オリーブを盛り付けます。

 パリにいても地中海を感じさせてくれるような食事ができました。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、ギリシャでバカンスを過ごしている。何度かトイレに行っているうちに "δεν πίνουν" の意味がわかってきた。それは ”飲めない” という意味だった。」

VDM(Vie de Merde)より


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