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ストラスブールのXmas [アルザス地方]

 次から次へと変異株を繰り出す新型コロナウィルス。また妙なものが登場したおかげで、マスク着用と自粛生活はまだまだ続きそうだ。

 久しぶりにWHOの世界の感染リポートを覗いてみたら、数字が直近24時間から直近1週間に変わっていた。

 因みにフランスは一週間で162,391人なので一日当たり23,000人ほど。わが方は760人で一日当たりにすると110人ほど。日本の感染者が異常なくらい少ないことがわかる。この先、どうなるのやら・・・。油断は禁物。

 さて、一日当たり23,000人もの感染者が出ている中、ストラスブールのクリスマス市は先週末に始まったようです。

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年11月28日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 11月27日の夜、大勢の人で賑わうクリスマス市。海外からの観光客に加えて地元の人たちもやって来ているようです。

 去年はいくつかイベントは開催されたようですが、市は中止になってしまいました。1570年から続いてきた伝統のクリスマス市。

 「皆が笑顔で集まっているのを見るのは本当にうれしいです」

 「テロやコロナウィルスでずっと緊張状態でしたからね。今年になってやっと楽しめますよ」

 そう言えば、コロナの前はテロで大変でした。5〜6年前、テロには屈しないと厳戒態勢での開催でした。ご難続きでしたね。今年は無事に開催されましたが、中心街ではマスク着用が義務化されています。

 「今年はこれだけ多くの人たちがストラスブールのクリスマス市を楽しんでくれているのでとても嬉しいですよ」と屋台の店主。

 おっ、クレベール広場の巨大ツリーが登場しましたね。今年はこんな飾り付けなのですね。ステキ!クリスマスらしくなってきた!

 しかし、窮状を訴える店主もいます。

 「去年は大変でした。ここまで来るのにいろいろ経費が発生するんですよ。今年もし中止なんてことになったら絶望的ですよ」

 一方、幸いなことに市内のホテルはどこも満室。今年は200万人の観光客が訪れることが見込まれているそうです。

 マスク着用を徹底して年末までなんとか持ちこたえて欲しいですね。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、マスクをするのに慣れすぎて、マスクをしたままシャワーにかかりそうになった[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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30ユーロで晩ご飯158 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回はフランスのTV局TF1の元記者がチャレンジしてくれます。一体どんな料理をつくってくれるんでしょう?

 ではスタート!

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年11月27日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 車を走らせやってきたのはプロヴァンス地方のとある農場。紺のダウンジャケットをお召になっているのが挑戦者のカトリーヌさんです。

 ここは養豚場。とは言っても自由に外を歩き回っています。つまりは放牧ですな。ということは、今回のテーマは豚。

 「前菜からデザートまで全部豚を使います」

 ええっ、デザートにも豚???

 とにかく30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。

 まずは前もってこの農場に注文していた豚のスペアリブとブダンを入手。これが合計で20ユーロ。あれえ〜、この時点で残りはたったの10ユーロ。大丈夫なのかな・・・。

 またまた車で移動。地元の食料品店にやってきました。顔なじみのようです。店内に入ると、ジャガイモ、リンゴ、レモンを購入。さらに追加でポレンタ一袋も購入。これが合計で6.80ユーロ。残りは、3.20ユーロ。

 これでお買い物は終了。あれ〜もう終わり?どんな料理ができるんだろう?では調理開始。

 まずはデザートのモンテカオス(Montecaos)。

 材料は、小麦粉、砂糖、レモン、油、シナモン。焼き菓子ですが、バターも玉子も使いません。バターの代わりにラードを使います。つまりは豚の油。なるほど、それで豚がデザートでも使えるってわけだ。よく混ぜ合わせたら丸く成形してオーブンで焼きます。

 次はメイン料理。

 スペアリブにハチミツと醤油と香辛料で下味をつけたら、鍋に入れて火を通します。

 テーブルの上にもエプロンにも豚くん。

 最後は前菜。

 豚の血を使って作った腸詰めを茹でたら中身を器に盛り付け、マッシュポテトをのせて出来上がり。

 デザートはリンゴと一緒にいただくと美味しいそうです。ボリュームたっぷりのスペアリブの付け合せはポレンタ。

 いつものシェフの料理とは違って家庭の味のするお料理でした。


******* フランス人のつぶやき *******

「真夜中に6才になる息子が泣きながら起きてきた。部屋の壁から豚の群れがこちらに向かってくる怖い夢を見たという。壁の向こうでは、いびきをかきながらパパが熟睡中」

VDM(Vie de Merde)より


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週末はブリュッセルで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回はベルギーの首都ブリュッセルを旅します。パリからは高速列車で1時間半。気軽にお出かけできます。

 では出発!

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年11月20日に放送)▷が出てこない場合は→こちらをクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 「素晴らしいですね。一度ブリュッセルに来たらもう一度来たくなるんですよ」

 歴史を感じさせる美しい街並み・・・それに美味しいグルメもあります。

 観光のスタートはこちらから(青印)。なんですかね、これは?あの丸いところまで上がっていけるようです。ちょっと怖いけど行ってみましょう。

 ここは1958年に開催された万国博覧会のときに作られた建物。

 「当時のパビリオンは全部壊してしまうことになっていたのですが、ここだけは残ったんです」と責任者の方。

 今や街の風景に馴染んで首都のシンボルにもなっています。高速エレベーターで最上階へと向かいます。遠くに中心街が見えます。

 ではその中心街を馬車で散策してみましょう。30分ほどのツアーです。

 「右に見えているのが欧州でも最も古いアーケード街です」(赤印)

 馬車で通るには少々狭い路地に入ってきました。たどり着いた先は誰もが知っているこの像(水色印)。私もブリュッセルに行ったときは見に行きました。写真も撮りました。今思えばどおってことないのに。この男の子がブリュッセルを火事から守ってくれたんだそうです。

 さあ、出発地点のグランプラスに戻ってきました(緑印)。ひときわ目を引く白い塔のある建物。ここは市庁舎(焦げ茶印)。展望台からの眺めを楽しみましょう。

 「こんな塔のある市庁舎は珍しいです」と歴史に詳しい専門家。

 建物が完成したのは1455年。古いですね。ではその塔に上がってみましょう。保護のために金網がかけられていました。

 運動したらお腹が空いてきました。美味しいものでも食べたいところです。フライドポテトや思い切り甘そうなワッフルが並んでいます。チョコレートの泉も湧いています。

 でも食べたいのは郷土料理。こちらのお店にやってきました(オレンジ印)。あのルネ・マグリットも常連だったとか。頂いたのはストゥンプ(Stoemp)。ジャガイモのピュレを根菜と一緒に炒めたもの。ソースに浸したベーコンと一緒にいただきます。

 お腹が一杯になったらナイトライフを楽しみましょう。こちらは日本で言うショーパブみたいなところ?(紫印)。楽屋では皆さん、メーキャップ中。そしてステージはこんな感じ。やっぱりショーパブでした。

 さあ、そろそろ今晩の宿へと向かいましょう(黄緑印)。お部屋はなんとキャンピングカー。しかも1958年のアメリカ製のヴィンテージ。中は普通の客室。シャワーや洗面台もしっかり完備されています。

 翌朝はまた街をぶらぶら。行く先々で見かけるのが壁の絵。漫画家が描いた作品だそうです。そう言えば、私がブリュッセルに行ったときはタンタンの絵をあちこちでみかけました。

 それはさておき、タオルと水着を手に旅人が向かった先はプール(黒印)。しかしここは単なるプールではありません。世界で一番深いプール。まずは潜水具を身に着けます。浅いところで軽く練習をしたら、いざ水深33メートルという奈落の底へ。とは言っても初心者はすぐには深くは潜れません。適度なところでお開きとしましょう。

 最後はこれを忘れてはいけません。そう、ベルギービール!(黄印)うわあ、うまそう〜。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、フライドポテトを手づかみで食べている夢を見た。目が覚めたら、自分で自分の指をかじっていた[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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アヴェントカレンダー [トピックニュース]

 近頃、YouTubeのとある車中泊のチャンネルが面白くてついつい何度も見てしまう。そこに出てくる美しい自然の風景が魅力的なのだが、さらに面白いのがフリーズドライの食べ物。最近のこの手の食べ物は進化しているらしく普通に調理したものと大差ないらしい。

 そこで手始めに無印のスープをいくつか購入して食べてみることにした。明日の午後、商品が届くようなので試食会だ!楽しみ。

 さて、クリスマスまで一ヶ月を切り、まもなくアヴェントの期間に入る。そこで子どもたちが楽しみにしているのがアヴェントカレンダー。クリスマスイヴまで毎日一つだけカレンダーの窓を開けるとプレゼントがもらえる仕掛けになっている。中身はお菓子だったりおもちゃだったりする。

 このカレンダー、子どもたち向けだけではありません。大人向けもあります。

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年11月25日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 スタジオのテーブルに所狭しと置いてあるのがグルメな大人向けのアヴェントカレンダー。

 まずはこちらの六角形のカレンダー。この模様、何かに似てますね。そう、蜂の巣。ということは、中にはいっているのはハチミツ。ローヌ・アルプ地方の養蜂家たちが共同で作ったギフトです。

 試しに一つ窓を開けてみましょう。ハチミツの小瓶が入っていました。いい香りがします。クリスマスまで様々な香りのハチミツを楽しむことができます。お値段は45ユーロ。

 お次は、ブルゴーニュ地方のマスタード。これも色んな味があるようです。瓶に番号がついているので順に使うってことでしょうかね。お値段がちょっと高めの79.90ユーロ。

 カレンダーはまだまだあります。こちらはチーズ。日替わりでいろんなチーズが食べられます。例えば12月23日はコンテチーズ、24日はロワール産トリュフ入りのブリーチーズ。

 今年は各地域の特産品が楽しめるものが出回っているようです。

 フランス南部のオクシタニー地方では地元産の杏を使ったキャンディや鴨のテリーヌなどがセットになったもの。

 さらにペリゴール地方では地元産のクルミを使ったお菓子で、59.90ユーロ。なかなかのお値段です。

 もう少し安くならないかしらとお考えの方には、スーパーで売っているチョコがおすすめです。なんと10ユーロで手に入ります。しかも地方の特産品が使われているとか。

 個人的には、ちょっと奮発してチーズかマスタードが欲しいところです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日はまだ12月3日だというのに、弟がアヴェントカレンダーのチョコを全部食べてしまった。しかも、丁寧に包装紙だけ残してあった [ふらふら]

VDM(Vie de Merde)より


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クリスマスの菓子パン [フランスのお菓子]

 近くの公園の地面が落ち葉で一杯になり、歩くとカサコソと音をたてる。

 最近はジョギングする人の数が少なくなったような気がする。寒くなったせいか、それとも感染者の激減でテレワークから出勤に変わった人が増えたのか・・・。

 当方は在宅勤務が終わる気配はない。リモートで仕事ができるようになってさらに快適になった。このまま続けるほうが何かと便利だ。

 さて、そろそろクリスマスに食べるグルメの話題が登場するようになった。年末はクリスマスと大晦日の2大イベントが控えている。お菓子や豪華な食事で祝うのは当たり前。

 そんなわけで、本日は、フランス北部で食べられているクリスマスの菓子パンを紹介しましょう。

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年11月23日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 それがこれ。

 この時期になると必ず登場するコキーユ・ドゥ・ノエル。もうお馴染みになりました。

 材料は、砂糖、小麦粉、玉子、水、ミルク、イースト菌、バター、大粒の砂糖。全部を混ぜ合わせて、後はマシンにこねてもらうだけ。

 「これはブリオシュの生地なんですが、丁寧な作業が必要なので時間がかかります」とイングリッドさん。

 15分ほどこねたら生地を丸めて45分ほどかけて発酵させます。

 膨らんだら大粒の砂糖を加えて成形します。こんな形にしてまた45分ほど寝かせます。確かに時間がかかる・・・。

 この形、産着でくるまれた幼子イエスをあらわしているとか。

 「この菓子パンは12月になると学校でおやつとして子どもたちに配られます」

 そして一般家庭では25日から31日にかけての朝食にもなるそうです。

 それにしても大きいですね。スライスしても一枚でお腹いっぱいになりそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、7才になるわが家の娘が言った。『オーケー、グーグル。サンタクロースは本当にいるの?』」

VDM(Vie de Merde)より


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マヨタマ世界選手権 [フランスのグルメ]

 数日前、フランスでラグビーの国際試合があったようで、フランス代表チームがオールブラックスに勝った!と大喜びしていた。

 やはりオールブラックスを倒すということは名誉なことらしい。

 それはともかく、もう1ヶ月でクリスマスというこの時期になってコロナ感染が拡大している欧州。物流等の問題でプレゼントの購入にも影響が出ているらしい。今年もいつもと違う年末になりそうな・・・。

 さて、本日は玉子とマヨネーズのお話。

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年11月23日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 11月22日の月曜日、マヨタマ世界選手権がパリで開催されました。

 フランスには、会員数400名を誇るマヨタマ保存協会(ASOM)なる団体があり、この団体の主催で開催されたとか。

 予選を勝ち抜いた13名の料理人がパリに集合し、腕を競い合いました。

 「日曜日の午後に祖父母の家でよく食べていました」と女性。

 「マヨタマと言えばフランスですよ。おばあちゃんの味でもあり、私自身も作れますよ」と男性。

 ビストロでおなじみの庶民の料理マヨタマ。世界選手権は2018年に始まり今年で3回目。4年に一度ではなく毎年行われるようです。

 「我々はこんな風にとろっとした感じの柔らかいマヨタマを作るつもりです」と料理人。

 そして重要なのがマヨネーズ。黄身、油、マスタードなど塩梅良く混ぜ合わせなくてはなりません。

 こちらの料理人はハーブを加えひと味ちがったマヨネーズを作っています。

 一方、こちらはメレンゲを加えています。

 「少し軽い感じに仕上げたいんです」

 マヨネーズにメレンゲか・・・。今度試してみるか。

 選手権だけあって味にも盛り付けにも個性がでます。

 出来上がったマヨタマが審査会場に運ばれていきます。

 美味しそうに召し上がってますね。食べるのに夢中になって審査を忘れているようにもお見受けしますが、今年も新しいチャンピオンが誕生しました。

 セバスティアン・デヴォスさんです!

 「玉子はキャビアやトリュフではありませんから、シンプルなものにより輝きを与えることが大事だと思います」

 一口にマヨタマと言っても奥が深いようです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、家族のために料理を作ることにした。それを知った妹は慌ててサンドイッチをこしらえ、父は向かいのピザ屋に行ってしまい、弟はパンにマヨネーズを塗って食べていた [ふらふら]

VDM(Vie de Merde)より


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遅れの原因は・・・ [トピックニュース]

 フランスは電気自動車の生産に梶を切ったらしいけど、電気の供給はどうなるんだ?と思っていたら、原子力発電に頼るらしい。つまり原子力発電所を新築するらしい。

 CO2の排出削減と原子力発電はエコってことですか?核廃棄物の処理問題を解決できていなくてもエコですかね???

 原子力発電反対で盛り上がっていたあれは一体どこにいってしまったのやら・・・。今はCO2削減で盛り上がって核廃棄物のことは忘れるつもりらしい。どこか釈然としない。

 それはともかくとして、本日はフランスの列車のお話。

 フランスの列車は日本と違って遅れることが多い。その主な原因は、乗客の忘れ物。

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年11月19日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらはパリのリヨン駅。犬を連れた国鉄職員が忘れ物を探しにやってきました。忘れ物は、どうやら黒いスーツケース。

 「スーツケースの忘れ物は金曜日の夜が一番多いですよ」と職員。

 中に入っているのは爆発物かもしれません。まずは訓練を受けた犬が判別します。安全が確認できるまでは列車は出発することができません。

 この時は10分ほどで完了しましたが、問題は爆発物処理班が出動した時。

 「30分、40分、いえそれ以上遅れることがあります」と利用者。
 「列車に乗るときは忘れ物なんかしないように気をつけるべきですよ」と別の利用者。

 このスーツケースの忘れ物が列車の遅れの第一要因だとか。今年はじめから、9000本の列車が遅延し、1000本の列車が運休となりました。3年前より倍増しているそうです。

 マスクやパス・サニテールの影響じゃないのか?と疑いたくなりますが、そうではないようです。

 「持ち主の分からないスーツケースが一つあっただけで、駅を閉鎖しなくてはならなくなる場合があるんです」と国鉄の方。

 確か、昔、空港にスーツケースを置きっぱなしにしていたら爆発物と間違えられて大変なことになったというニュースがあったっけ。

 国鉄では35頭のパトロール犬を使って対策にあたっているらしい。その費用は年間350万ユーロにもなるとか。

 そのため国鉄は乗客に対しポスター、シール、さらにはアナウンスで注意をよびかけているそうです。しかし、こんな人もいます。

 「バイクのヘルメットやスーツケースを忘れたことがありますよ(笑)」

 笑ってる場合じゃないでしょ。それにしてもスーツケースの忘れ物ってそんなにあるもんですかね?日本じゃあまり考えられない。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、駅に行ってみると場内アナウンスで妙なことを言っていた。『国鉄は、皆様が素晴らしい年末をお迎えになることをお祈りいたしております』おいおい、今は3月だよ」

VDM(Vie de Merde)より


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コーヒーとフランス人 [フランスのグルメ]

 最近、YouTubeで面白いチャンネルをみつけてしまい、自分のブログそっちのけで見てしまう。いかん、いかん。

 それはともかくとして、フランスの直近24時間の新規感染者数は2万人に届きそうな勢いだ。今年のクリスマス市の開催は大丈夫か?去年のようにはなってほしくないなあ。

 さて月曜日恒例の節約晩ご飯は放送がなかったので残念ながらお休み。本日はフランス人とは切っても切れない飲み物のお話。

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年11月18日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 それはこ焦げ茶のこの飲み物、コーヒーです。

 カフェで職場で多くの人が口にしているはずですが、皆さんどれくらいお飲みになっているんでしょうか?

 「平均で1リットルくらいかな」

 ええっ、かなりの量ですね。

 「毎朝、大きめのボールに一杯飲んでますよ」

 「7杯か8杯か・・・ええ、一日当たりですよ」

 ある調べによるとフランス人の10人に7人までがコーヒーを飲んでいるとか。しかし、そのうちの40%は味に満足していないそうです。

 今、世の中に出回っているコーヒーは100種類ほどあるそうです。当然、人によって好みは様々。

 「濃くのあるのが好きです」

 「僕は苦目のがいいね」

 「甘くして飲むのが好きです」

 そして、仕事が一段落したら飲むという人もいれば、だらだら何杯も続けて飲む人もいます。

 「一息つくために、美味しくもないのに何杯も飲んでるときがありますよ」

 「のんびり待ってる時間がないから自販機から出てきたコーヒーを味など気にせず飲むことになるんですよ」

 まずいコーヒーを飲まないで良いように、こんな事を言う人もいます。

 「昔ながらのフィルターを使っていれたのを飲めばいいのよ」

 コーヒーを飲んでいるフランス人の70%がもっと美味しいコーヒーが飲みたいと思っているとか。

 「コーヒーは香りが良いんだよ。生まれた時からずっとコーヒーの香りの中で育ってきたんだ」

 「飲みたいから飲むんじゃないの。香りが好きだから飲むのよ」

 コーヒー好きのフランス人、年間で40億ユーロを費やすそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、大企業に就職したがまだ試用期間。僕よりコーヒーの自販機の方が稼いでる気がする[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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週末はリヨンで(再訪) [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回はフランス第二の都市リヨン(Lyon)を旅します。パリからは高速列車で2時間ほど。

 では出発!

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年11月13日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 リヨンの夜明け。2000年前、ローマ帝国の兵士たちはリヨンを ”光の丘” と名付けたとか。

 ローヌ川とソーヌ川の合流地点にできた大都市はどこかトスカーナ風の佇まい。ほほ〜、確かにイタリア風のカラフルなファサードの建物が並んでいます。

 リヨンは行ったことがありますが、こんな雰囲気のところがあったとは知らなかった。

 ソーヌ川の散策には免許のいらないこのボートが最適。レンタル料は50ユーロ。

 次は陸に上がって丘の上に行ってみましょう。ここはノートルダム大聖堂(青印)。19世紀、住民たちがお金を出し合って出来た教会です。螺旋階段が美しい!ここを上がると屋根の上に出ます。すごい、こんなところに出られるんだあ〜。

 しばしこの眺めを楽しんだら、次はこの建物の中に入ってみましょう(赤印)。ここはオペラ座の最上階。ガラスのドームで出来たダンススタジオ。

 「創作には最適な広さのスタジオです。恵まれてるなと思います」

 一方、こちらはステージの裏側。13ユーロでこんなところも見学できます。この建物、現代建築家のジャン・ヌーヴェルが手掛けました。

 「彼が選んだのは黒でした。ステージの明かりが反射して観劇の邪魔をすることがないようにしたんです」

 もともとはイタリア様式のオペラ座だったのを、1985年、ジャン・ヌーヴェルが現代的な建物に作り変えたそうです。斬新で個性的。

 さて次は、クロワ・ルースの丘に行ってみましょう(緑印)。ここは地元の文化が培われてきた場所。皆さんが楽しんでいるのはペタンク?

 「ペタンクとは違って、もっと動きがあります」とプレイヤー。

 確かにこちらは走りながらボールを投げてる感じで激しいですね。今から170年ほど前にリヨンで生まれたスポーツだとか。

 次は美食の街で知られるリヨンのこんなお店に行ってみましょう(オレンジ印)。リヨンの郷土料理をストリートフード風に楽しめるお店です。

 これはクネルと呼ばれる魚のすり身の料理。唐揚げにするとは珍しい。しかも、フライドポテトのようにして食べます。ザリガニとマヨネーズを使ったソースを付けて食べると美味しいらしい。

 お腹が一杯になったら、そろそろ今晩の宿へと向かいましょう。リヨン郊外にあるこの小さな家で一晩をすごします。一泊90ユーロ。

 翌朝はちょっと変わった場所に行ってみましょう。これはソーヌ川の岸辺に係留されている細長いボートですが、実は礼拝堂です(焦げ茶印)。いわば川の上の教会。荷物を運ぶために川を航行していた船乗りのための教会です。

 礼拝堂には海運の守護聖人が祀られています。そしてこちらの十字架は船乗りたちが作ったもの。月に一度ミサも行われているそうです。

 もう一つ、変わった場所がありました。それがこちら(黄緑印)。

 なんだこれは?!廃墟と化した工場跡?

 いやいや、これは美術館。”カオスの住まい” という名前がつけられているだけあってカオスそのもの。入場は無料。

 いつもの観光コースとは違ったリヨンを楽しんだ旅でした。


******* フランス人のつぶやき *******

「2週間ほど前から毎朝必ず7時10分に目が覚める。目覚ましが鳴るからだ。問題は、その目覚ましの使い方はおろか、どこにあるのかも分からないこと。10日ほど前から、週末だけは朝寝坊がしたいと部屋中探し回っている[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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晩秋の森 [トピックニュース]

 昨日のブログで「Big Sur」を間違えて「Bug Sur」にしたのに気がついて慌てて修正[あせあせ(飛び散る汗)]

 Apple様、大変申し訳ございませんでした(平謝り)。

 それはさておき、夜の空気がどんどん冷たくなっていくようだ。季節はどんどん冬に向かって前進している。

 本日はフランス西部ガーヴルの森の晩秋をお楽しみください。

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下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年11月17日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 静かな晩秋の森。

 ここはフランス西部にあるル・ガーヴルの森(Forêt du Gabre)。

 向こうからやってきたのは乗馬を楽しむグループ。大人かと思ったら子どもたちでした。かわいい。

 「木々の葉が緑や黄色やオレンジのに変わって、いつもと違う特別な雰囲気の森です。ここを馬で散策できるなんて幸せです」と指導員。

 「地面に枯れ葉がいっぱい落ちてるから上を歩くと音がします」

 「赤や栗色の葉でいっぱいになって私の一番好きな季節です」

 こちらはキノコ狩りを楽しむご夫婦。この時期、枯れ葉と同じ色のシャントレルというキノコが沢山採れるそうです。

 「枯れ葉の間に隠れてるから目が良くないとみつからないのよ」

 4600ヘクタールに渡って広がるル・ガーヴルの森全体が紅葉して錦絵のよう。

 そしてこの時期、大量の落ち葉が足元を埋め尽くします。

 これからクリスマスまで落ち葉を履いては溜まり、履いては溜まりを繰り返すことになるそうです。

 熊手でかき集める方法もあれば、風で吹き飛ばしながら集める方法もあります。

 「毎日このありさまですよ。もうたくさんというくらい枯れ葉を食べました(笑)」

 どこも紅葉した森は美しいですね。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、生徒たちに、森に置き去りにされたおやゆび姫の話の続きを書かせた。フロリアン、10才によると、おやゆび姫は道路まで出ると車を止め携帯電話を貸してもらったそうだ[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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