30ユーロで晩ご飯209 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回のお題は今が旬のイチゴ。モンペリエにあるレストランのシェフがチャレンジしてくれます。
ではスタート!
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年4月15日に放送)▷が出てこない場合は→こちらをクリック。
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
水道橋の下にあるのはモンペリエの青空市。
ここで待ち合わせたのがシェルのブリスさん。早速30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
こちらはイチゴ。数週間前から収穫が始まりました。いくつかある品種のうち、こちらの種類を選びました。この種類のイチゴなら魚にも野菜にも合うとか。これが5ユーロで残りは25ユーロ。
次は野菜を求めて八百屋さんにやってきました。材料費を抑えるコツは形をあまり気にしないこと。味に代わりはありません。で、曲がったアスパラガス、ニンジン、さつまいも、ズッキーニ、ベルギーチコリ、レモン、ルバーブ、ミントとコリアンダーのハーブを購入。これが合計で9.60ユーロ、残りは15.40ユーロ。
次は魚屋さんにやってきました。購入したのはヘダイ。お店で3枚におろしてもらいます。これが11.20ユーロで残りは4.20ユーロ。
最後はオーガニック専門店で雑穀のキヌアを購入。手元に残ったは0.87ユーロでセーフ!ではシェフの厨房で調理の開始。
まずは前菜のカルパッチョから。
ヘダイを薄切りにしたら、さいの目に切ったイチゴと一緒にお皿に盛り付けます。レモン汁とオリーブ油をかけ、ハーブをトッピングしたら塩コショウして出来上がり。
次はメイン料理。
キヌアはここで使うようです。ニンジン、ズッキーニ、アスパラガスを適当なサイズに切ります。取り除いたアスパラガスの硬い部分は捨てませんよ。スープを作る時に使います。野菜に火が通ったらこんな具合にお皿に盛り付けます。イチゴやチコリ、ハーブものっています。ベジタリアン向けの一皿。
最後はデザート。
スライスしたイチゴとコンポートにしたルバーブを器に盛り付け、ミントのシロップを凍らせたものをフォークでかき氷風にしてトッピングします。ちょっとおもしろいですね。爽やかなデザートになりそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、ヨーグルトにイチゴのジャムをいれようとして、ボロネーゼソースを入れてしまった。みかけは全く同じだが、味が・・・」
VDM(Vie de Merde)より
30ユーロで晩ご飯208 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回は、プロヴァンスの小さな町にあるレストランのシェフが、今が旬のアスパラガスを使った料理でチャレンジしてくれます。
ではスタート!
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年4月8日に放送)▷が出てこない場合は→こちらをクリック
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらが今回の主役、プロヴァンス産グリーンアスパラガス。
そしてこちらがシェフのニコラさん。早速30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
こちらはアスパラガス畑。生産者さんを訪ねて産地直売で購入します。こうして音が出ると新鮮な証拠だそうです。
予算に限りがあるので少々形が悪いものでも買います。味は同じですから工夫すればおいしく食べられます。全部で1.3キロを購入。これが14.50ユーロで残りは15.50ユーロ。
次は市場にやってきました。まずはチーズ屋さんで山羊のチーズを購入。これが5.50ユーロ。
残りの10ユーで、玉子、オレンジ、オリーブを購入。これが合計で3.15ユーロ、残りは6.85ユーロ。
最後は、スペルト小麦を購入。スペルト小麦は古代から栽培されてきた小麦ですが、最近、健康食品として市場を広げているそうです。これが3.85ユーロで、手元には3ユーロが残りました。
お買い物はこれで終了です。余裕で予算内に収まりました。では調理の開始。
まずは前菜から。
形の良いアスパラガスを使います。節の部分を削ぎ落としたら、下の硬い部分を切り取ります。浅めの鍋で炒めたら少量の水を加えて蒸し焼きにします。オレンジは皮を向いて小さく切っておきます。玉子は”ミモザ”(茹でて刻んでマヨネーズと合わせる)にします。オリーブは種を取って半分に切ります。これをお皿に盛り付けたら出来上がり。
次はメインのリゾット料理。
浅い鍋で小麦に火を通します。アスパラガスをフライパンで焦げ目が付くくらいに炒めます。これを盛り付けたら出来上がり。
最後はデザート。形の悪いアスパラガスを刻んでジャムにします。これを山羊のチーズにのせたら出来上がり。簡単そうですが、ジャム作りに時間が掛かりそうですね。
どれも春らしい料理になりました。
******* フランス人のつぶやき *******
「美味しい料理を作れるように努力すると約束させられてから、ウチの夫は、味にうるさいあいつが認めたものだけしか食べないと言い出した。あいつとは、わが家のニャン」
VDM(Vie de Merde)より
30ユーロで晩ご飯207 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回は、養蜂家がハチミツを使った料理でチャレンジしてくれます。
ではスタート!
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年4月1日に放送)▷が出てこない場合は→こちらをクリック
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ここはランスの屋内市場。長い歴史を持つ市場です。建物もなんだか魅力的。
ここで待ち合わせているのが養蜂家のサンドリヌさん。早速30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
まずやってきたのが肉屋さん。購入したのは真空パックのささみ肉。これが12ユーロで残りは18ユーロ。
次は八百屋さんです。ニンジン、カブ、そしてパイナップルを購入。パイナップルはもちろんデザート用です。これが合計で5.25ユーロで残りは12.75ユーロ。
次は市場を後にして魚屋さんにやってきました。ここで購入したのがホタテ。これまた真空パック。これが12ユーロで残りは0.75ユーロ。
お買い物はこれで終了です。ハチミツは自前なのでタダ。予算内に収まりそうです。では調理の開始!
まずはデザートから。
パイナップルの皮をむきカットしたらハチミツで覆ってオーブンで焼きます。むむむ、どんなデザートになるのやら。
次は、前菜のホタテ料理。
一つは薄切りにしてカルパッチョにします。もう一つはバター焼きにします。暖かいのと冷たいののコラボ。ソースはハチミツとライムを混ぜたヴィネグレットソース。両方に使えます。
最後はメイン料理。
ささみ肉をバターで炒めます。そこに茹でたニンジンとカブを加え、オレンジ風味のハチミツを投入してさらに炒めたら出来上がり。
デザートはこんな感じになってました。ハチミツは4種類を使い分けたようです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、夫が寝言で言った。『僕の可愛いミツバチちゃん、こっちへおいで』彼の新しい秘書はマーヤという。毎日同じオフィスで9時間一緒にすごしている・・・」
VDM(Vie de Merde)より
30ユーロで晩ご飯206 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回はリモージュの仕出し店のシェフが、すべての料理にパンを使ったメニューでチャレンジしてくれます。
ではスタート!
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年3月25日に放送)▷が出てこない場合は→こちらをクリック
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ここはリモージュで一番大きい屋内市場。
シェフが入り口のところで待っていてくれました。早速、30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
まずはお題のパンを選びに市場に入っていきました。この茶色いパンはそば粉入り。発酵時間が長いので前日から生地を作っておくそうです。これは前菜用に買いましょう。さらに、ライ麦と小麦をミックスしたパンはメイン料理に、丸いリュスティックというパンをデザート用に購入。これが全部で7.53ユーロ。残りは22.47ユーロ。
次は生産者がお店を出している市場にやってきました。ここでは、マーシュ、リンゴ、洋梨、玉子を購入。これが8.06ユーロで残りが14.41。
さらに、こちらのお店でパストラミを購入。パストラミとは、牛肉に香辛料で味付けし燻製にしたもの。これが4.91ユーロで残りは9.50ユーロ。
なんとこれでお買い物は終了です。こんなに残っちゃっていいの?と思ってしまいますが、大丈夫らしい。では調理の開始!
まずは前菜のニンニクスープとそば粉のクルトンから。
大量のニンニクをスライスして鍋で炒めます。小麦粉を適量加えたらブイヨンを注ぎ入れます。そこに玉子の白身を加えてよく混ぜ合わせるととろっとしたスープが出来上がります。
次はメイン料理のパストラミのサンドイッチ。
パンをトーストします。なにやらスティック状のパンも一緒にオーブンに入れたようです。あれはそば粉入りのパン。
さて、トーストしたパンにバターを塗って、マーシュ、パストラミの順にのせ、スライスしたピクルスをトッピングしたらパンを上にのせて出来上がり。
最後はデザートのフレンチトースト。
玉子をといたら牛乳、砂糖、ハチミツ少々を加えます。これにリュスティックを入れて汁を吸わせ、バターを溶かしたフライパンで焼きます。粗切りにしたリンゴも周りがカラメル状になるまでフライパンで焼きます。これをフレンチトーストの上にのせ、濃厚で硬めの生クリームをトッピングして出来上がり。
前菜のスープは、食べる直前に、オーブンで焼いたスティック状のそば粉入りパンの上からかけていただきます。美味しそうだけどあの量のニンニクとなると少々心配。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、一家団欒で食事をしていると、45才にもなって恋人がいない私の話になった。で、なにもないわけじゃないと私が言うと、お前は選びすぎなんだと言う。そりゃそうよ、独身の男性に限るもの」
VDM(Vie de Merde)より
30ユーロで晩ご飯205 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回は、忘れ去られた野菜、つまり昔はよく食べられていたが今は食べられなくなった野菜を使った料理で、シェフ・エトワレ(ミシュランで星を獲得したシェフ)がチャレンジしてくれます。
ではスタート!
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年3月11日に放送)▷が出てこない場合は→こちらをクリック
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
日本ではあまり見かけない野菜が八百屋さんの店先に並んでいます。今回の主役はこの野菜。
これを使って節約晩ご飯を作ってくれるのがシェフ・エトワレのサミュエルさん。自身のお店でも”忘れ去られた野菜”を使った料理を出しているとか。
早速、30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
市場の八百屋さんにやってきました。シェフが選んだのはパネ(白ニンジン)とブレット。
この2つの野菜、このシリーズにちょくちょく出てきます。フランスでは昔の野菜を見直そうという動きがあるらしい。
野菜の他に玉子6個も購入。これが合計で4.30ユーロで残りは25.70ユーロ。
次は港の屋台で前菜用に牡蠣を購入。これが6.50ユーロで残りは19.20ユーロ。
目の前の海を漁船が往来しています。ということは新鮮な海の幸にめぐまれているということ。
こちらのお店で帆立貝を購入。これが7ユーロで残りは12.20ユーロ。
次は車に乗って乳製品のお店にやってきました。予め注文しておいたバター、生クリーム、牛乳を購入。これが合計で6.50ユーロ。残りは5.70ユーロ。
最後は野菜農家でルタバガとケールを購入。これが合計で5.50ユーロ。
手元にはかろうじて0.20ユーロが残りセーフ!ではレストランの厨房で調理の開始。
まずは前菜のブレットのヴルテと牡蠣。
ブレットの芯を取り除き、芯はみじん切りの玉葱と一緒にバターで炒め、葉の方はさっと湯がいてミキサーにかけます。牡蠣は湯通しします。こんな具合にお皿に盛り付けて完成。
次はメインのホタテ料理。
ルタバガの皮をむいたらさいの目に切り牛乳で煮てミキサーにかけます。ケールは油でさっと揚げて、ホタテはたっぷりのバターで炒めます。これらを盛り付けるとこうなります。
最後はデザート。
パネは皮をむいてどろどろになるまで煮込み、パンナコッタに混ぜ合わせます。ここにカラメリゼしたパネをトッピングして出来上がり。
う〜む、上品が料理が出来上がりました。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、私は21才の大人だ。それなのに母は生ゴミを調べて私が野菜を食べたかどうかチェックする」
VDM(Vie de Merde)より
30ユーロで晩ご飯204 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回はフランス北部のノール県に住む4人のご高齢のマダムがチャレンジしてくれます。
フランスの家庭料理を作ってもらえそうな予感が・・・。
ではスタート!
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年3月4日に放送)▷が出てこない場合は→こちらをクリック
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらの4人がそのマダム。
この方々、お料理本を出しておられるようで、人気らしく売れ行きもいいそうです。
では30ユーロを渡して、お買い物へ出発。
すでに作るものは決まっているようです。前菜はポーチドエッグ、メインは鶏肉料理、デザートはリンゴのタルト。
まずはこちらで玉子を6個、野菜コーナーではパセリ、玉ねぎ、にんにく、ニンジン、根セロリ、ジャガイモ、リンゴを確保。これが合計で11.83ユーロで残りは18.17ユーロ。
次はお肉屋さんで鶏もも肉を購入。これが15.02ユーロで残りは3.15ユーロ。
最後にパン屋さんでバゲットを1本購入。これが1.40ユーロで、手元には1.75ユーロが残って予算内に収まりました。では調理の開始。
まずは前菜のポーチドエッグから。
鍋にお湯を沸かしビネガーを加えます。玉子を落として固くなりすぎないくらいに茹でたらお玉で取り出し布巾の上に置いて水気を切ってから器にもりつけます。
フライパンにバターを溶かし、刻んだパセリとニンニクを炒めます。これをポーチドエッグの上にのせ、スプーンで玉子の膜を切ってとろりとさせたら出来上がり。
簡単ですねえ、家でも作れそう。
次はメインの鶏肉料理。
大きめの鍋に油とバターを入れてもも肉の表面をさっと炒めます。その後に刻んだ玉ねぎとニンジンを加えたら、オーブンに入れ焼き上げます。もも肉には下味が付けられているようです。
オーブンで焼いている間にソースを作ります。濃縮トマトに小麦粉とマスタード少々を足してかき混ぜます。ここにブイヨン、生クリーム、ビネガーを加えたら焼けたもも肉の上からかけ、刻んだパセリを振りかけます。付け合せは炒めた根セロリとマッシュポテト。
最後はデザート。
リンゴをスライスしたら生地の上に並べ、バターをのせ砂糖を振りかけてからオーブンで焼きます。
全部これと同じものを作って食べてみたい気がしてきました。
******* フランス人のつぶやき *******
「うちのアパートはつくづく狭いと思う。キッチンの明かりがベッドの明かりにもなっている」
VDM(Vie de Merde)より
30ユーロで晩ご飯203 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回のお題はレンズ豆。すべての料理にレンズ豆を使っていただきます。
挑戦してくれるのはレンズ豆の産地ベリー地方出身のシェフです。
ではスタート!
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年2月18日に放送)▷が出てこない場合は→こちらをクリック
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
これがレンズ豆。色んな種類があるようです。
そして挑戦者のシェフがこちらのオーギュスタンさん。早速30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
まずはこちらのお店でレンズ豆を調達。一番ポピュラーなのがこの緑のレンズ豆。そしてこちらはほとんど黒のレンズ豆。各種まとめて2.40ユーロで残りは27.60ユーロ。
次は市場で野菜を手に入れましょう。ブレット、ネギ、エシャロット、そしてリンゴを購入。これが合計で6.39ユーロ、残りは21.21ユーロ。
次に向かったのはお肉屋さん。豚の骨付きリブロースを購入。さらに山羊のチーズも購入。お肉屋さんでチーズも売ってるのか・・・。これが合計で18.50ユーロ。
わっ、かなりの出費。大丈夫か。残り2.71ユーロとかなり減りました。次は・・・と思ったら、お買い物はこれで終了です。余裕でクリアーでした。では調理の開始!
向かったのは牧歌的な風景の中にあるこちらのジット。この厨房で腕を奮っていただきます。
まずは前菜から。
黒いレンズ豆を使います。みじん切りのエシャロットをバターで炒めたところに豆を加えて更に炒めます。そこに白ワインを加えてひと煮立ちさせます。豆が柔らかくなったら山羊のチーズを加えとろみを付けます。これをお皿に盛り付けたら出来上がり。
次はメイン料理。
ネギを長さ5センチほどに切って火を通します。豚肉はフライパンで焼きます。緑のレンズ豆を使って作ったソースをお皿に引いて、ネギと豚肉を盛り付けます。レンズ豆のムースのようなものも付け合わせてあります。ああ、美味しそう〜。
最後はデザート。
レンズ豆のピュレを小麦粉の生地に混ぜ合わせてクランブルを作ります。これをさっと炒めたリンゴの上にのせたら出来上がり。白いのは生クリーム???何かひと工夫してあるような・・・。
わが家の戸棚の奥に赤茶色のレンズ豆が眠っている。ちょっと取り出して使ってみようか。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、片方のコンタクトレンズがなかなか取れずに目が真っ赤になった。洗面所で下を向いて蛇口をひねった瞬間、小さなレンズが流れていくのが見えた 」
VDM(Vie de Merde)より
30ユーロで晩ご飯202 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回はパリで乳製品のお店を開いているピエールさんが、全部の料理にチーズを使って挑戦してくれます。
ではスタート!
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年2月11日に放送)▷が出てこない場合は→こちらをクリック
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらがそのピエールさん。
お店ではチーズの他にヨーグルトも販売しています。中にはこの都会のど真ん中で作った商品もあるとか。
SAKURAというのが見えたけどなんだろう???
それはともかくとして、まずはこの中から3つチーズを選んでもらいましょう。
最初に選んだのはヤギのチーズ。前菜に使います。
次はブロッチュというコルシカ島のチーズ。羊やヤギの乳で作られています。メイン料理のオムレツに使うそうですが半分で十分だそうです。
最後はデザートに使うフロマージュ・ブラン。お店で作ったそうです。これが合計で17.05ユーロ。
自分のお店で買って自分のお店に払いますw 残りは12.95ユーロ。
その他の必要なものは市場で手に入れましょう。同業者のお店で、玉子と2種類の生クリームを購入。これが8.22ユーロで残りは4.73ユーロ。
次は八百屋さんで洋梨とリンゴをそれぞれ1個ずつ、バタヴィア、ヘーゼルナッツ、ミントひと束を購入。これが合計で4.59ユーロ。
これでお買い物は終了ですが、予算はどうなったでしょうか・・・。わずかに0.14ユーロが残ってセーフ。では調理の開始!
まずは前菜から。
バゲットを切ってトーストします。そこにハチミツを塗りチーズをのせ、ザアタルと呼ばれる中東生まれのスパイスミックスを振りかけ、煎って砕いたヘーゼルナッツをトッピング。最後にオリーブ油をさっと垂らしたら出来上がり。
次はデザート。
2種類の生クリームをボールに入れホイップします。そこにフロマージュ・ブランを加えて混ぜ合わせたら、洋梨を入れたグラスに盛り付け、リンゴのスライスをのせたら出来上がり。
最後はメインのオムレツ料理。
まずはミントの葉を刻みます。玉子を溶いたらコルシカ島のチーズを混ぜ合わせフライパンで焼きます。これをお皿にあけて、ミントをちらしたら出来上がり。
どれも簡単で手のかからない料理でした。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、恐ろしいものを見てしまった。4才になるうちの息子が、チーズ店のショーウィンドウを端から端まで舐めたのだ」
VDM(Vie de Merde)より
30ユーロで晩ご飯201 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回は、地中海の町マントン(Menton)にやってきました。マントンと言えば・・・レモン!すべての料理にレモンを使って挑戦してもらいます。
ではスタート!
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映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
チャレンジしてくれるのはこちらのシェフ、ロマンさん。お得意理は柑橘類を使った料理。これは期待できそうです。
では、30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
まずは町の魚屋さんにやってきました。魚の価格はその日によって変わるとか。今日はスズキが安くなってるそうで、早速買うことにしました。これが13.23ユーロで残りは16.77ユーロ。安いとは言ってもそれなりのお値段。
次は付け合せの野菜を仕入れに八百屋さんにやってきました。甘いカボチャは酸っぱいレモンと相性が良いのだとか。しかもこの時期お値段も手頃。カボチャ、ベルギーチコリ、オレンジを購入。これが合計で10.60ユーロで残りは6.17ユーロ。
料理の鍵となるレモンはこちらのお店で手に入れましょう。さらに乾燥させたアンズとローズマリーも購入。合計で4.97ユーロ。どうやらアンズはおまけしてくれたらしい。
お買い物はこれで終了です。手元には1.20ユーロが残り予算内に収まりました。では調理の開始!
まずは前菜のチコリとアンズのサラダから。
チコリの葉を一枚ずつ剥がします。鍋にアンズを入れオリーブ油をなじませたところにレモンの皮をおろし入れます。そこにチコリを加えたらレモン汁を絞り入れます。全体を混ぜながらさっと火を通して盛り付けたら出来上がり。冬を忘れさせてくれるような爽やかなサラダ。
次はメインの魚料理。
スズキの切り身は皮の部分を下にして片面だけ焼きます。カボチャはスライスしてハチミツでゆっくり煮詰めます。新しい鍋にハーブとざっくり切ったレモンと角切りのバターを加えます。レモンもバターも半端ない量!鍋を動かしながら煮詰めるとソースの出来上がり。魚とカボチャを盛り付けたらソースをかけて出来上がり。
最後はデザート。
レモンもオレンジも身だけを切り取ります。そこにレモンの皮とローズマリーと水で作ったシロップを加えて冷やし、器に盛り付けて出来上がり。
どれも爽やかで美味しそうですねえ〜。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、病気で寝込んだら、おばあちゃんが元気になるようにと、お湯とビネガーとレモンとハチミツをミックスしたジュースを作ってくれた。恐ろしい味がしたけど一気に飲み込んだ。するとおばあちゃんが言った。『あれはタオルに浸して頭にのせるといいのよ』」
VDM(Vie de Merde)より
30ユーロで晩ご飯200 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回はイタリアのシチリア島にやってきました。地元で暮らすララさんがシチリア料理を作ってくれるそうです。
ではスタート!
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年1月21日に放送)▷が出てこない場合は→こちらをクリック
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ララさんと待ち合わせたのはドゥオモ広場。ここには街のシンボルである象の噴水があります。
では早速30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
市場にやってきました。まずは野菜と果物を仕入れます。あまり見かけない紫色のカリフラワー、赤い色素の混じったオレンジ、ワケギ、パセリ、フェンネル、最後はフラゴリーネという種類のイチゴを購入。これが全部で9ユーロ、残りは21ユーロ。
次はメイン料理に使うアンチョビを求めて魚屋さんにやってきました。
あれ〜、イチゴ食べられちゃいました。愉快なシチリア人。この方のお店でアンチョビを800グラム購入。内臓と骨は全部取ってくれたようです。これが7ユーロで残りが14.00ユーロ。
次はこちらのお店でオリーブを購入。黒と緑と唐辛子をミックスしたもの。これが4ユーロで残りは10ユーロ。
最後はリコッタチーズとパスタを購入。これが合計で5.50ユーロ、残りは4.50ユーロ。
これでお買い物は終了です。なんと4.50ユーロも残りました。では調理の開始。
まずは前菜から。
オレンジの皮を取り除きスライスしてお皿に盛り付けます。そこに、スライスしたフェンネルとワケギとオリーブをのせ、オリーブ油をかけて出来上がり。
次はデザート。
まずはお庭のレモンを一つ確保。次にリコッタチーズをよく混ぜます。そこに削ったブラックチョコを加え、レモンの皮をおろし入れます。最後にフラゴリーネを加え混ぜ合わせたらこんな具合に盛り付けます。おろしたチョコを振りかけたら出来上がり。
最後はメイン料理。
パスタは茹でておきます。フライパンで、切ったカリフラワーと玉ねぎを炒めたところにアンチョビを加え、パスタに絡ませたら出来上がり。
やけにパスタが美味しく見えます!そして作り方は全部簡単そうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、夜明け前、ライトを付けずに入っている車のドライバーに注意をしたら、彼女が言った。『エネルギーの節約なのよ』」
VDM(Vie de Merde)より