値上げの夏のバカンス [トピックニュース]
次の週末旅はどこかな〜と、一週間ぶりTF1のサイトにアクセスしてみると、番組を見つけられない。
こっちかな?あっちかな?と探しても見つからない。どうも放送がなかったようです。残念。
その代わり、今からすでに夏のバカンスが話題になっていました。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年4月29日に放送)▷がない場合は→こちらをクリック
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
黄金週間がやっと終わろうとしている日本ですが、フランスではもう夏のバカンスのお話です。
とは言っても、節約家のフランス人にとって今年は厳しいバカンスになりそうです。何しろインフレでありとあらゆるものが値上がりしているからです。
「うちは5人家族なので遠出するとなると5枚の航空券が必要になります。どうするか・・・頭の痛い話です」と女性。
「ホテルの料金もかなり上がってますよね」と男性。
こちらはお子さん二人の母子家庭。予算は最大900ユーロ。ホテルやキャンプ場を予約しようとしてますが、宿泊代だけで800ユーロ近くになってしまいます。
「このままだと予算オーバーで困っていますよ」とママ。
値上がりは宿泊代だけではありません。交通機関も同様です。
例えばパリからマルセイユまでの7月の列車の料金。去年は103ユーロでしたが今年は135ユーロ。31%も値上がりしています。
同じく飛行機を使った場合はプラス22%。長距離バスになるとなんどプラス74%になるとか。
宿泊費の方はと言えば、大西洋岸に作られた休暇村のこちらのバンガロー。1,933ユーロと去年より135ユーロ値上がりしています。主な原因はエネルギー価格の高騰。
一方、飲食業界も値上げの波を免れません。
「原材料費も30%ほど値上がりしているので、結局、価格は去年より50〜60%の値上げになっています」とレストランのオーナー。
さて、この難局を乗り切ってバカンスを楽しむ方法があるんでしょうか?
まずは出発の日を吟味したほうがよさそうです。どうしても金曜や土曜をえらんでしまいますが、火曜や水曜に比べると30%〜50%も高いそうです。さらに海から5キロ以上離れるに連れて料金が徐々に下がり始めるとか。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、同居人の有給休暇が取り消しになった。会社によると、子供のいる従業員が優先だとか。同居人は、3年前から二人の娘を連れた私と暮らしていることを上司に言わなかったらしい・・・」
VDM(Vie de Merde)より