SSブログ

暖炉のお掃除 [ローヌ=アルプ地方]

 わが家は未だに携帯はガラケイ。しかも3G。

 2年後には使えなくなるため、機種変更は必至。

 で、ようやくスマホを手に入れました。とは言っても中古のiPhone 7。

  となると格安SIMカードを入手しなくてはならぬ事態に。

 いろんなものがあるようで、調べれば調べるほど何がお得なのかさっぱりわからなくなる。

 これ安い!と思っても受け入れがたい条件が付いていたり、半年か1年経つと割引がなくなって1000円くらい高くなったりする。油断隙もあったもんじゃない。

 こんなものにあまりお金はかけたくない!開通までの道のりはまだ終わらないのだったぁ〜。

 さて、月が変わって11月になりました。今のところ東京は冬の足音さも聞こえてきませんが、フランスはだいぶ大きく聞こえるようになってきたようです。

 そろそろ冬支度が始まっている地域もあります。その一つが暖炉のお掃除。

Paris_StIsmier.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年10月30日に生放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 寒暖計が10度以下になり始めた頃、忙しくなるのがこの方々。暖炉と煙突のお掃除屋さん。

 お掃除を始める前に、器具を汚したり傷めたりしないようにカバーをかけます。

 作業はテキパキと素早く進めなくてはなりません。何しろ、1日で10軒近くを回らなくてはならないからです。

 梯子をかけて屋根に上がったら煙突の汚れやすすを取り除きます。これをやっておかないと大変な事故がおきかねません。

 因みに、暖炉の火災で消防隊が出動する回数は年間で20万回にもなるそうです。

 「すす払いをしておかないと徐々に溜まっていって、炎が家の中に向かって燃え始めるんです」

 なんと恐ろしい!

 煙突の掃除が終わったら、次は暖炉の掃除です。

 吸引機で埃やすすをきれいに吸い取ったら、取り残しがないかどうかチェックして、証明書を発行したら終了です。

 この証明書、保険の時に必要になるそうです。

 掃除にかかる時間は約30分、料金は100〜150ユーロだそうです。

 「薪をよく乾燥させておくことが大切です。水分の含有量が20%を超えないようにしたほうがいいでしょう」とお掃除会社の方。

 「雨の日が続いたので薪を濡らさないようにしておきました。ですので、今すぐにでも燃やしていいと思いますよ」と家主。

 暖炉の炎が暖かそうですねえ。あとは雪が降るのを待つのみです。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、うちの祖父は子供たちに遺産は絶対に譲らないと言いながら、暖炉でお札を燃やし始めた[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



nice!(46)  コメント(4) 
共通テーマ:地域

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。