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クリスマスケーキ [フランスのお菓子]

 昨日の夜は冷たい風が吹いて冬本番でした。今日はさらに気温が下がるようであったかくしていないと風邪をひきそうです。

 年末年始に風邪やインフルエンザにはなりたくないですねえ、絶対に!

 さて、フランスのストライキはクリスマスにも続いているようです。でも人数は少なくなったとか。

 クリスマスで一時的に減って、終わるとまた増えるのかは不明。

 それはさておき、フランスのクリスマスケーキと言えば、ビュッシュ・ドゥ・ノエル(Bûche de Noël)。

 本日は、パリで最も古いお菓子屋さんのビュッシュ・ドゥ・ノエルを紹介しましょう。

Paris_Paris.jpg


下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2019年12月24日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらはパリ2区にあるお菓子屋さんのシュトラー(Stohrer)。創業はなんと1730年!

 ビュッシュは基本は薪の形のケーキですが、そこに独自の様々なアレンジを加えて、お店ならではのクリスマスケーキを作って販売するのが一般的。

 今年、シュトラーではフランス伝統の焼き菓子をビュッシュにしたそうです。

 全部で8種類。では順に見ていきましょう。

 まずは手前の左端から二つ目のケーキがババ・オ・ロムです。焼きあがった生地をラム酒に浸したお菓子です。

 祖国ポーランドで王位を失いフランスにやってきたスタニスラス1世。歯が少なくなり硬いものが食べられなくなっていました。

 そこで考え出されたのがトカイワインに浸したブリオッシュ。これなら柔らかいから歯が少なくても食べられます。

 その後、シュトラーがババ・オ・ロムと言うお菓子にして売り出したそうです。

 そして一番右側がレモン味のビュッシュ。

 ババ・オ・ロムとレモンビュッシュの間にあるのがマロンビュッシュ。これはモンブランですねえ。

 さらに一番左端にあるのがビュッシュ・サン・トノレ。カラメルソースを塗ったシュークリームがのっています。

 そして奥の右端はブラックチョコレートのビュッシュ。

 そのお隣がフォレ・ノワール。ドイツのサクランボケーキがベースになっています。

 さらにそのお隣はプラリネとヘーゼルナッツのビュッシュ。

 最後が 奥左端のチョコレートとコーヒーのビュッシュです。

 「どれか一つを選ぶのは難しいですねえ〜」とリポーター。

 「だったら全部を召し上がれ!」(笑)


******* フランス人のつぶやき *******

今日、クリスマスの日に破水したので夫と一緒に病院に向かった。途中、夫の両親に出産するかもしれないと連絡した。開口一番、義理の母が言った。『七面鳥はどうするのよ?!』

VDM(Vie de Merde)より



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