外出禁止で晩ご飯98 [お料理実践編]
ソデノマスクのフィルターとして使うつもりだったアベノマスクのカーゼは、結局、キッチンペーパーに取り替えることにしました。
ガーゼはフィルターとしての役割はあまり期待できそうもない・・・。
残念ながらアベノマスクは明らかに失策。うん十億は医療物資や人件費に使った方がマシだった。
製造してくださった業者の皆さん、マスクを配ってくださった郵便局員の皆さん、ご苦労様でした。
ポスト・コロナ時代を目指して、私たちはもうちょっと賢い気の利いた政治家と国家公務員を育てなくてはならないですねえ。
さて、月曜日は恒例の節約・・・ではなく外出禁止で晩ご飯シリーズ。
今回はミシュランの星付きレストランのシェフがチャレンジしてくれます。
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年4月25日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
シェフのお宅にお邪魔しました。ピアノを囲んで一家団欒。
おひげの方が今回のシェフ?いえいえ、ピアノを弾いている女性が今日のチャレンジャーです。
ミシュランの星2つを獲得している稀有な女性シェフのステファニーさん。3人のお子さんの母でもあります。
おひげの男性はもちろん旦那様で、同じく料理人だそうです。
育ち盛りのお子さんが大小合わせて3人もいますから、量も種類もたくさんあったほうがいいそうです。
では調理の開始!
まずは前菜のフォカッチャのお家風。
フォカッチャの生地を作ります。平らに伸ばしたら指で穴を作り、オリーブ油垂らし、オーブンで焼きます。
そのフォカッチャにつけて食べるメキシコ生まれのソースがワカモレ。アボカドの種を取り除いたら皮を剥ぎ取り、チリセラーノとレモン汁をかけ、すりおろしたニンニクと玉ねぎ、そして刻んだバジルを加えたらフォークでつぶしながら混ぜ合わせます。ここに焼きたてのフォカッチャをスライスして添えたら出来上がり。
次は、16歳になる息子さんのマキシムさんがデザートのチョコクッキーを作ってくれます。
生地ができたらたっぷりのチョコチップを加えます。
「おいしいクッキーは周りがカリッとして中が柔らかいんです」とマキシム君。
途中で玉子を落としさらに混ぜ合わせたら綿棒で平らにします。型を取るのかと思ったらそのままマカダミアナッツをトッピングしてオーブンで焼きます。
出来上がりは、少々カリカリっとしたケーキみたいな感じかな?
最後はメインの魚の天ぷら。
まずは付け合わせのジャガイモを千切りにして唐揚げにします。魚はヨーロッパツノガレイというカレイの仲間で比較的安価な魚らしい。これに衣をつけて天ぷらにします。
ソースは、ヨーグルト、レモン、刻んだシブレット、カレー粉を一振りして混ぜ合わせて出来上がり。さっぱりとした爽やかなソースになりそう。
美味しいものを食べることもストレス発散になりますね。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、そして外出禁止なってからずっと、小さなアパートで妻と二人っきりで暮らしている。妻が言うには、私は彼女との時間を十分にとっていないらしい・・・」
VDM(Vie de Merde)より