樅の木の設置 [アルザス地方]
11月になって、夜の寒さがじわじわと忍び寄ってきた。冬はもうすぐそばまで来ているということか・・・。
厚手のコートに手袋、ぐるぐるまきのマフラーも悪くないなあ〜。とは言うものの、コロナ禍ゆえ少なくとも年末まで外出する機会は多くない。結局は家でぬくぬくとすごすことになるのか。
さて、目下のところ気になるのはアメリカの大統領選。特集番組を見る度に、アメリカの病は重症だとつくづく思う。そう簡単には回復しそうもない。
中国があんなでアメリカがこんな。日本はだいじょうぶか?と少し不安になる。
それにしてもアメリカを撮影した映像で一番気になるのが、肥満。あまりに多すぎる。出てくるアメリカ人のほとんどが肥満体。日本の比ではない。このままではいけないように思えるが、みんなが肥満体だから気が付かないのか・・・。
それはともかくとして、先日、森から切り出された樅の木が、クレベール広場に到着したそうです。
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で、2020年11月2日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
いつものように2台のクレーンが樅の木を起こして、いつもの場所に設置しています。
確かに、専門家が選んだだけあって、バランスの取れた美しい姿をしています。
「いつものクリスマス市はないし、屋台もなし。それに観光客も来ません。でも、ツリーだけはしっかり見られそうで良かった!」と男性。
「いつもなら世界中から沢山の人が集まってくるんですが、今年はまた違ったクリスマスになりそうです」と女性。
樅の木は切り出したときのままを保って、しっかりと広場に設置されました。
最後はまっすぐに立つように微調整です。垂直というのもなかなか大変ですね。
そばには別の樅の木から切り取った枝が並べられています。どうやら、この枝をあの樅の木にくくり付けて、さらに見栄えの良いツリーになるようにするらしい。
やはりそういうことをやってましたか・・・。
まもなく装飾の作業も開始されるそうです。全部で200個のきらきらしたボールと、150個の星が飾り付けられるとか。
「クリスマスツリーは街の灯台みたいな存在なんです」と作業員の方。
どんな灯台になるのか楽しみですねえ〜。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、両親は、私の結婚式の写真を居間に飾っている。部屋の装飾だから取り外せないそうだ。私は5年も前に離婚したのに」
VDM(Vie de Merde)より