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テレワークは良し悪し [トピックニュース]

 わが家では、「”銀座のクラブ”って、女性の接待を受けながらお酒を飲む場所だよね」「そうでしょ」「ふぇ〜、あの時、そんなところに行ってたのか・・・。男の欲望というのはどうもならんねえ。しかも仲間と一緒に行ってたのに、1人で行ったなんて子供みたいな嘘ついて、みっともないったらありゃしない」ってなことになってるのだった。

 それはともかくとして、コロナ感染拡大を抑えるために世界的に自宅で仕事をするよう推奨されている。フランスも同様です。フランスではテレトラヴァイユ(télétravail)という。

 しかしこれがなかなか難しいらしい。日本でも同じ問題を抱えている人はいるはず。

Paris_Paris.jpg


下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年1月31日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

20210203n.jpg

 フランスでは家庭内感染の次に職場感染が多いらしい。そこで政府は在宅勤務を推奨している。

 で、皆さん、こんな感じで自宅で仕事に励んでいます。しかし、早く以前のような事務所での仕事を望む人たちもいます。

 「妻も娘も在宅勤務。おかげで家の中は立て込んじゃってるんですよ」

 「僕はパリに住んでるんで家はそう広くない。なんでちょっときびしいですね」

 「うちにはこの子がいいるんで大変なんです。夕方4時半になると戦争ですよ。だから毎日出勤する方がずっといい」

 ああ、確かにこれじゃあ、在宅勤務はかなり厳しいですね。

 一方、こちらはアガタさんのお宅。子供はいないので十分なスペースがあるのですが、それでも職場に戻って働きたいと言います。

 「テレトラヴァイユは重荷です。問題なのは、引きこもり状態になってしまうことなんです。一日中、家の中にいるわけです。今は夕方6時以降は外出自粛。そうなると外に出ることもなく一日が終わってしまいます」

 社員たちの要望を受けて、一部の従業員を出勤させることにした会社もあります。

 「同僚と一緒に仕事をしたいと感じているようです。なので今は、コロナの感染リスクと孤立という心理社会的リスクを秤にかけているような状況です」

 そう言われると、部内ミーティングをビデオ会議でやってるとついつい長くなってしまう。なんとなく孤立からの開放を求めているのかも。

 こちらは従業員50人ほどの会社。ほとんどがエンジニアなので対面の細かな打ち合わせを必要とすることが多いらしく、最低でも週一出社が義務だそうです。

 ということは、在宅勤務が徐々に減少しているということ。専門家によると、これは悪い兆候だとか。

 「いいですか、この通り、通勤が始まると同時に感染者数が増えてるんです」

 じゃ、やっぱり家の中にいろってことですねえ〜。巣ごもりからは逃げられないようなので、なにか自分で工夫をして孤立感を低めに保つ必要がありそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、人とふれあいたくなってケバブサンドを買いに表に出てた時、どれほど僕が孤独だったか思い知った」

VDM(Vie de Merde)より


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