SSブログ

バブカ [フランスのお菓子]

 東京オリ・パラ組織委員会の会長さんがあのまま会長の座にとどまり、このコロナ禍で東京オリンピックを開催できるんだろうか?

 さらに、会長さんに辞めるなと言っているJOC会長の山下さんが「開催に向けてがんばりましょう!」と言ったら、皆で応援できるんだろうか?

 ヒジョーに厳しい気がするけど。しかも似たような団体の会長だらけでなにがなんだからわからん。森さんが組織で山下さんが選手担当か?

 それはさておき、今日は甘い焼き菓子のお話です。

20210209.jpg


下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年2月5日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

20210209-p.jpg

 ご紹介するのは、こちらのお菓子。

 「なんだって?」

 「バブカです」

 「いやあ、知らないねえ」

 「全然しらないですね。なんですかそれは?」

 「それってお菓子?」

 あれれ、フランスで人気のお菓子なのにフランス人が知らないの?

 そう言えば、バブカ(babka)って名前がフランスっぽくないなあ。とは言うものの、インスタグラムではこんなにたくさんのバブカが紹介されています。

 こちらは2年前からバブカを作って販売しているパン屋さん。ちょっと作り方を教えてもらいましょう。

 「皆が同じバブカを作っているとは限りませんよ。普通のパン生地をつかっているところもあれば、ブリオッシュ生地をつかっているところもあります」とパン屋さん。

 生地をのばしたらチョコレートをたっぷりと塗り、煎って砕いたヘーゼルナッツをちらして巻きます。これを縦に2つに切って編み合わせます。これをオーブンで焼くとこんな感じに焼き上がります。

 これくらいの一切れで3.50ユーロ。ちょっと高いですね。でも売れちゃうんだって。フランス人の大好きなチョコレートが入ってるからかしら?

 そもそもはポーランド生まれのお菓子。それがフランスでクグロフと合体したんだとか。

 「現在、ポピュラーになっているバブカはポーランドのユダヤ人が作ったものです。彼らはディアスポラでアメリカに渡り、バブカを作ろうとしますがクグロフの型がない。それで生地を編み込むことを思いつきます。これが人気になり定着したのです」

 こちらのパン屋さんでは毎週2000個のバブカが販売されるそうです。私もどこかでブリオッシュのものを食べたことがあるような気が・・・。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、息子が新しいブリオッシュの包みを開けていたので、食べかけのがあっちにあるでしょと言うと、息子が言った。『ということは、2つ食べられるってことか!』・・・」

VDM(Vie de Merde)より


nice!(41)  コメント(6) 
共通テーマ:グルメ・料理

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。