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リンゴ不足 [トピックニュース]

 どうも明日あたり東京地方も梅雨入りになりそうです。

 どうせ梅雨なら、しっかりと降雨して欲しいものです。そして、できることならもう1〜2℃気温が下がってくれるとありがたし。

 雨でふと思い出し、東京の水がめがどうなっているかチェックしてみました。

 荒川水系が平年より12%ほど多い75%、利根川水系が平年より6%少ない80%。これなら今のところ水不足の心配はなさそうです。

 それはさて置き、フランスは水ではなくリンゴ不足に見舞われているそうです。

Paris_Bressuire.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年6月3日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらは自然食品のお店です。果物売り場に行ってみると・・・リンゴが一つもありません。

 「三週間前から入荷していません。前はこの辺りまでいっぱいに並んでいたんですがねえ〜」と店長。

 このリンゴ不足、自然食品のお店に限ったことではありません。一般のスーパーも同様です。

 さすがに一つもないなんてことはありませんが、例年に比べて種類が少なく、値段が25%も高くなっています。

 コンポートやジュースなど、リンゴを使った加工品もまた影響を受けています。

 そう言えば日本ではジャガイモの不作でポテトチップスが作れないということがありましたっけ。

 今回は、一体どうしてリンゴ不足になったのやら・・・。

 ここはリンゴ農家。貯蔵庫を開けると、空っぽ!なあ〜んにもありません。

 どうやら去年の4月、季節外れの霜が降り、しかもそんな日が何日も続いたため、収穫に影響が出たようです。

 「おかげで去年は40%ほど収穫が出来ませんでした」と農家の男性。

 現在のリンゴの木には実がついてはいるものの、まだサクランボくらいの大きさ。収穫するまでには時間がかかりそうです。

 霜による被害はフランスだけにとどまりません。近隣諸国に及んでいます。

 リンゴの貯蔵量は去年に比べるとフランスでは18%減、EUになると43%減に拡大しています。

 こちらはシードルやリンゴジュースを作っている会社です。リンゴの仕入値が40%上がってしまいましたが背に腹は代えられません。そのため定価の見直しを余儀なくされています。

 「赤字を埋めるためにスーパーなどの小売店には50〜60%ほど価格を上げて売るようにお願いしています」と創業者。

 この倉庫にはオーガニック栽培のリンゴが貯蔵してあります。しかし、残りはこれだけ。入荷の予定がないため後一ヶ月あまりで製造中止です。

 小売店の店先には南米からの輸入リンゴが並び始めているそうです。


<お知らせ>

こちら肉球クラブ」さん、クラウドファンディング開催中
(6月29日(金)午後11:00まで )
詳しくは下記の文字をクリック!
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******* フランス人のつぶやき *******

今日、小学校の生徒たちがフランス革命について理解しているかどうか確かめた。『1878年6月20日、議員たちが合意したのは何?』生徒の一人が答えた。『 “リンゴジュースの誓い” です』

VDM(Vie de Merde)より



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