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お祭り気分もそこそこ [トピックニュース]

 フランスでは11月中、ジレ・ジョーヌ(ベスト)の値段が高騰していたそうです。

 ジレ・ジョーヌもピンからキリまであるようで、3.99ユーロだったものが5.90ユーロに、また0.50ユーロだったものが0.73ユーロに値上がりしていたそうです。

 さらに在庫切れの店もあったとか。おかげで販売店の方は潤いました。

 しかしこんな状況なのでクリスマス気分もそこそこ、というのが今のフランスの現実。

Paris_Paris.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2018年12月6日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 デモ騒ぎで、冬のパリのどんよりした空模様のように、市民の心も今ひとつ。

 「まあこんなですけど、クリスマスは家族でお祝いしますよ。子供たちにとってはデモなんて関係ないですからねえ」と男性。

 ある調査によれば、将来について不安だと感じている人たちが全体の85%で、10月の調査に比べると9ポイントもアップしました。

 「ええ、ちょっと悲しいですね。12月だと言うのにこれでしょ」と女性。

 「わずかなお給料しかもらえませんからお金がないんです。それなのになんでも値上げ。税金のかけすぎなんですよ」と別の女性。

 「フランスは本当につまらない平凡な国になってしまったんです」とお店の女性。

 ま、そんなこともないと思いますけどねえ〜。観光客だって記録的に増加したというニュースもあったじゃないですか。

 こちらはフランス南部の都市モンペリエ。クリスマスまであと2週間ほどですが、商店街の皆さんの顔色は今ひとつ。

 売り上げが40〜50%も落ち込んだというお店もあるそうです。

 「お客さんが土曜日は外出はしないわと言ってました。私だってその気持ちはよくわかりますよ」とお店の女性。

 先週末のヴァランスでは、デモ隊によって商業地区が広範囲にわたってブロックされてしまいました。

 今はバリケードも無くなりましたが、6日の駐車場はこんな感じでガランとしています。

 「最初に影響を受けるのはうちのような従業員3人ほどの零細企業なんです。残業の必要がないから残業代はありません。普通なら年末でもう少し稼げるはずなんですが、逆に給料は少なくなってしまいます。それに売り上げが落ちればボーナスだって出せなくなります」と社長。

 なんだか気の毒。今週末のデモはやめて、買い物した方が経済の活性化につながるんじゃないですかね?


******* フランス人のつぶやき *******

今日、ひどい花粉症に悩まされ悶々としている僕にやる気を出させようと母が言った。「ほら、このブログを見て。花粉症に悩まされてるのはあんた一人じゃないのよ」ママ、それは僕が数週間前位に始めたブログだよ」

VDM(Vie de Merde)より



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