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セレのさくらんぼ 2020 [ラングドック=ルシヨン地方]

 わが家では、パチンコ店に行く人を止めるのは無理、もうあれは依存症だもの、となっています。

 お店を閉めてくれないことにはどうにもならないですねえ〜。感染者が出ないことを願うばかり。

 それはともかくとして、コロナウィルス後の社会は元には戻らない。以前とは全く異なる社会になると言われています。

 そりゃそうでしょう。だって、ちゃんとした治療薬が見つかるまでは、このウィルスと上手に付き合っていかなくてはならないんですからねえ〜。

 マスクをして、人とは約2メートルは離れていなくてはならない。

 そうすると超満員の電車に乗って出勤などは以ての外、在宅勤務が当たり前!となるのかな?

 このコロナ騒動で急遽在宅勤務を始めた私ですが、思っていたよりずっと快適で効率的だと感じます。

 最初は、自宅に会社の仕事を持ち込むのは嫌だなあと思っていたのですが、あまり気にならない。始まる時間も終わる時間も自分で自由に決めることができるから、結局、仕事モードと私生活モードを混同することはなかった。

 そしてあの煩わしい通勤の手間を省くことができるから時間を効率的に使うことができます。色々と便利なことが多い。

 そんなわけで、在宅勤務賛成派に寝返ってしまいました。6月以降も在宅勤務を続けたし。

 それはさておき、今日は春の恵みのお話です。フランス南部の町セレ(Céret)ではさくらんぼの収穫が始まりました。

Paris_Ceret.jpg


下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年5月6日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

ceriesceret.jpg

 司会のジャックさん、なんだか早口言葉で噛んじゃったみたいになって苦笑い。cerises de Céret(セレのさくらんぼ)が難しいですね。

 毎年この時期に登場するのがセレ産のさくらんぼ。小さな実をナイフで切ってみると、中までしっかり熟していました。ジューシーで甘くて美味しいそうです。

 セレのさくらんぼはAOP付き。この地方で採れた品質保証のさくらんぼです。

 「甘いものを食べ過ぎちゃいけないんですけど、この季節が終わる頃には、結局2キロ以上のさくらんぼを食べてますよ(笑)」と女性。

 果樹園の向こうにはピレネーの山々が見えてきました。

 野鳥の鳴き声も聞こえてきます。甘いさくらんぼに惹かれてやってきたのかも。

 広さ1ヘークタールあまりの果樹園に600本の桜の木が植えられています。

 その木のさくらんぼを一つ一つ人の手で摘み取っていきます。濃い赤色になったら熟した証拠。これを見分けながら収穫します。

 収穫されたさくらんぼは、80軒もの農家が共同で運営する出荷場に運ばれ箱詰めされます。

 今年は雨で収穫が遅れたので、お店に並ぶのも少し遅くなりました。お客様にとっては待ちに待ったさくらんぼです。

 お値段の方は1キロあたり11〜15ユーロ。

 季節のものはやっぱり一番に食べたいですね。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、自分で髪の毛をチェリーピンクに染めてみた。その結果、おでこと洗面台はチェリーピンクの染まったけど、肝心要の髪は前と同じ色だった[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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