会社向けコーヒーマシン [トピックニュース]
個人の自由だといってマスクをつけないというのもすごいお話なのでして・・・。
人の唾液の飛沫から感染するということが分かってるんだから、マスクをするのは社会に生きる人間としての責任でしょうに。
クルーズ船から始まった日本のコロナ禍。太平洋のあちら側で、さかんに日本を批判するような記事を書いたり話したりしていた専門家の方々には、その言葉、そっくりそのまま熨斗つけてそちらにお返しします!と、わが家ではなっている。
それにしてもこの感染の拡大はとてもすぐに収まるとは思えない。来年の東京五輪はちょっと難しいのではなかろうか?
それはさておき、フランスでは企業向けコーヒーマシンが大打撃を被っているそうです。
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年6月27日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらはとある企業の休憩室。
昔だったら5〜6人が集まってコーヒーを飲みながらあれこれおしゃべりしているところですが、今は出来ません。
人数は最大二人まで。しかも、マスクをした上で、適度に離れて会話しなくてはなりません。
「こういう感じですから、コーヒー休憩をできるだけ抑えるようにしてます」と女性。
追い打ちをかけるように在宅勤務が普及したため、さらにコーヒーマシンを使う人たちが減少しつつあります。
こちらはマシンの管理会社の方。
「コーヒーを飲む人たちが徐々に少なくなっています。ほぼ半数に減少しました。しかし、我々にはどうすることもできません。今のところ我々の仕事は通常の30%ほどになっています」
企業によっては全部のマシンを利用停止にしてしまうところもあります。
その結果、6月の売上は60%の大幅減少となってしまいました。少なくとも18,000万杯のコーヒーに相当するとか。
この現実を目の前にして、マシンの開発を始めた会社もあります。
こちらはキャッシュレス対応のマシン。できるだけ接触を減らして使ってもらおうというわけです。
「これなら、感染の恐れがなくなりますから安心してコーヒー休憩を取っていただけます」と関連会社の方。
中には、離れたところから携帯のアプリをつかって注文することが出来るマシンも現れました。
これならマシンに触ることなくさっとコーヒーを手に入れることができますね。しかし、そこまでして飲みますかねえ〜。
企業向けにコーヒーマシンや自販機を設置・管理している会社の従業員はフランスだけで55,000人ほどになるそうです。
売上の減少が続けば、多数の失業者が出てしまう恐れがあります。
この問題、フランスだけではないですね。6月は日本の企業でも給茶機の利用は極端に減ったはず。
COVID-19のの影響は計り知れません。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、2ヶ月も音沙汰のなかった娘からメールが来た。大喜びで開けてみるとこんなメールだった。『ママ、今日、安いコーヒーを飲んていたらママのこと思い出しちゃった』」
VDM(Vie de Merde)より
30ユーロで晩ご飯105 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回チャレンジしてくれるのは、コロンビア出身の料理人ホアンさん。
パリのあちこちにお店をだしています。またテレビに出演したりお料理本も出版するなど、八面六臂の活躍。
今日は、故郷コロンビアの料理を作ってくれるそうです。
では、スタート!
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年6月27日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
シェフのホアンさんとは市場で待ち合わせ。二人ともマスクしてます。そして挨拶は握手やビズではなく肘タッチ。
では早速30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
やってきたのは魚屋さん。お目当てはムール貝。モン・サン・ミッシェル産のようです。1キロ購入して6.15ユーロ、残りは23.85ユーロ。
次は八百屋さんへ。ライム、紫玉ねぎ、トマト、ピーマン、アボカド、ズッキーニ、ニンニク、コリアンダーを購入。さらにデザート用にバナナも必要です。全部で17ユーロ。かなりの額。残りは・・・6.85ユーロ。
「ところでメインはどんな料理にするの?」
「コロンビアの料理で、フランスのカスレみたいな料理さ。いんげん豆とベーコンを入れて煮込むんだ」
ということでお肉屋さんへ向かいました。お値段の関係で燻製ではなく生の豚胸肉を購入。これが1.25ユーロで残りは5.61ユーロ。
そしていんげん豆が2.95ユーロで、2.66ユーロが残りました。
しかし、まだまだ必要なものが・・・。それが玉子とチーズ。ラッキーなことにスイス産のトムチーズが割引セールをやってました。両方合わせて2.63ユーロ。
なんと0.03ユーロが手元に残り、ぎりぎりセーフ!では調理の開始!
まずは前菜のムール貝から。
ムール貝は洗って汚れを取ります。野菜はスライスしておきます。ムール貝を蒸し器に入れ火を通します。溜まった煮汁をミキサーに移し、トマトと香りの野菜を入れて混ぜ合わせます。器にムール貝を盛り付け、スライスした野菜をのせ、ミキサーで作ったソースをかけたら出来上がり。
次はバナナとライムとチーズを使ったデザート。ホアンさんのお父さんのお気に入りだそうです。
まずバナナを20分ほどオーブンに入れて焼きます。ナイフで開いて形を整えたら砂糖をふりかけます。そして千切りにしたチーズをのせてもう一度オーブンにいれて焼きます。チーズがとろけたら出来上がり。
最後はメインのコロンビアのカスレ。
豚胸肉を鍋で炒めたら、トマトと玉ねぎを加えて火を通し、いんげん豆をくわえて2時間ぐつぐつ煮込みます。コロンビアでは労働者が食べるという庶民的な料理。バットに移してスライスした野菜とコリアンダー、そして目玉焼きをのせたら出来上がり。美味しそうですねえ。季節を問わず一年中食べられる料理だそうです。
では皆でいただきましょう!
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、友人が結婚パーティの食事を準備するために相談にやってきた。その手の料理なら得意だから相談にのることにした。あれこれ話をしているうちに、それが元カレの結婚式だと分かってびっくり。世間はせまい」
VDM(Vie de Merde)より
週末はランサローテ島で [パリから週末旅]
日曜日は恒例の週末旅。
今回は、スペイン領カナリア諸島にあるランサローテ島を旅します。パリからは空路の直行便で4時間。想像以上に近いですね。
では出発!
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年6月20日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
カナリア諸島で一番古い島ランサローテ島。全長60キロ、幅19キロ。
とても人が生活しているとは思えないこの眺め。どう見ても典型的な火山島だということがわかります。
まずはその火山の見学にでかけましょう。案内してくれるジルさんとはドローレス教会で待ち合わせ(青印)。
「ここは島の守護神のようなところです」とジルさん。
ジルさんの運転する車でティマンファヤ国立公園にやってきました。火山活動で生まれた個性的な山々を眺めながら走ります。
18世紀、6年にわたって続いた火山活動で島のほとんどが火山灰に覆われてしまったとか。
その火山活動でできたのがこのカルデラ・ブランカです(赤印)。なんだか違う惑星にきてしまったような感覚になります。実際、火星探査のための訓練がここで行われたそうです。
「訓練している人たちをよく見かけますよ。去年の11月頃には、欧州の探査グループが機械やリモコンなどを運んできてテストしてました」
火山を地帯を堪能したら、次は島の中心地に向かいましょう。少しずつ町らしい場所にやってきました。観光客の姿も見えます。ここはコスタ・テギセ(水色印)。
「島にはこんな感じの集落がいくつもあります」と旅人。
都市開発のおかげで住宅やインフラが整備されました。その最大の功労者が世界的芸術家セザール・マンリケでした。
1992年に亡くなりましたが、彼の作品が数多く残されています。
「彼の作品を見ないで帰ることはできません。観光していると必ず彼の作品に出会います」とマンリケ財団の方。
こちらはそのマンリケの自宅です。現在は美術館になっています(こげ茶印)。
建物は溶岩の中に作られています。建物であり絵画であり彫刻でもあります。そしてマンリケの生活スタイルも伺い知ることが出来ます。
「暮らしが自然と一体になっているのです。自然は彼に大きな影響を与えました。彼は自然から多くの発想を得て作品を制作していたんです」
次は絶景が望める観光スポットに行ってみましょう。ここはミラドール・デル・リオと呼ばれる施設(黒印)。もちろんマンリケのデザインによるものです。
ここからの眺めがみごとです。こんな風景を見たら人生観が変わってしまいそう。
この施設には展望台の他に飲食店もあります。絶景をながめながらコーヒーを飲んだりお食事をしたりできるようです。
さて翌朝は、スキューバダイビングを楽しみます。カメラマンさんには陸で待っていてもらいましょう。旅人さんが小さな水中カメラで撮影します。
なんだか美しいと言うより美味しそうな魚が一杯泳いでいます。
マリンスポーツを楽しんだら、また火山地帯へと向かいましょう。ここではなんとブドウを育てているそうです。もちろんワインのためのブドウです。
最後は美味しいものをいただきに行きましょう。とは言っても、調理法がちょっと変わっています。
こちらのレストランでは、火山の熱を利用して調理しています。火力は200℃のほど。
出来上がった料理を頂きましょう。お値段は13ユーロ。お味はどんな具合何でしょう?
今回の旅の費用は省略でした。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、片田舎の小さな村で暮らし始めた。すると電話会社から携帯電話にこんなメールが届いた。『海外旅行、お気をつけていってらっしゃいませ』」
VDM(Vie de Merde)より
ボール型住宅 [トピックニュース]
こんなマスクはいかが?(こちら)
まず写真を撮って、それをマスクに印刷。そうするとこんな具合になる。
マスクをしてると相手の表情がわからないから少々戸惑う。でもこれがあったらワハハとなりそうな・・・。
会社の会議には向かないけど、接客には使えそうだ。
さて、本日は住まいのお話。
1960年〜70年代、少々冒険好きの建築家たちが、リヨン地域に全体が球体になった住宅を作ったそうです。
もちろん、今でも住居として使われています。
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年6月25日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
確かにどれも丸いですね。角張ったところがどこにもない。
そして60年代から70年代にかけてのあの雰囲気が漂っています。
「ちょっとクレイジーな建物でしょ(笑)」と男性。
こんなに丸くて住心地に問題はないのかな?頭がくらくらっとなりそうな・・・。
おまけにベッドまで丸。少々寝相が悪くても問題なし。
そんなボール型の住宅にお住まいのご夫婦を訪ねてみました。
こちらの家は1974年に建てられました。ふたりともこの家をひと目で気に入ったそうです。
それにしても異様な外観。でも中にはいるとそれほどでもない。わりに落ち着く感じです。
窓の形が個性的。規格外のため窓の取替えが大変そう。
「この家は芸術作品なんです。世界に一つの芸術作品」とご主人。
この手の丸い住宅はフランスに約100軒ほどあり、60年代に起きた自然回帰運動の流れを組むものだそうです。
そして、絵本やアニメで世界的に知られるバーバパパをモデルにした家もあります。
確かに、そっくり。住宅というより現代アートの美術館のよう。
30年前、リヨンから15キロほどの郊外に建てられたもので、現在、売りに出されています。お値段は600万ユーロ。日本円で6億円を軽くオーバーしています。
ベッドは自由に方向を変えることが出来ます。またタンスもくるくる回る用になっていて使い勝手がよさそう。
住宅の一部は可動式になっていて、屋内から屋外へと早変わり。こりゃあお値段高いのもうなずけます。
一方、こんなボール型住宅もあります。しかも一つではありません。全部で70軒。一つ一つが離れの客室のようです。中はどうなっているのでしょう?
広さはわずかに25㎡。マルセイユの元漁師の住宅と同じくらいの広さ。5万ユーロで購入したそうです。
「狭いですが、ここなら安全に暮らせてとっても安心なの」と女性。
敷地内の中庭では近所の人たちと集まっておしゃべり。一人暮らしでも寂しくないですね。
年をとったらこんなところに住むのもいいかもしれません。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、弟が学校をサボるために喉が痛いと言い出した。おかげで、検査が終わるまでの約一週間、家族全員が家に閉じ込められることになった 」
VDM(Vie de Merde)より
バカンスは国内で5 [コート・ダジュール地方]
23日から24日にかけて、フランスは各地で30℃を超える猛暑に見舞われ、中には35℃に達した地域もあったようだ。
ちょっとこれは堪りませんねえ。マスクなどしていられるような状況じゃない。
今のところ日本はここまでの暑さにはなっていないけど、いずれこうなる時期が来る。今まで誰も体験したことのないような夏になるとはこのことか・・・。
そんな暑い中、予定通りエッフェル塔が見学者の受け入れを再開した(こちら)。世界のテレビ局のカメラが見守る中での再開だ。エレベーターが使えるようになるのは7月から。
さて、本日のバカンスは、地中海の町サント=ロペ。
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年6月23日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
このシリーズ、お金をたくさん使わなくてもそこそこ楽しく過ごせるバカンスを目指して作られていらしい。相変わらず倹約家のフランス人らしい番組ですねえ〜。
それはさておき、丘の上からみたサント=ロペの町。地中海の青とピンク色の屋根のコントラストが美しい。
太陽の輝く海辺の町。夏のバカンスにはぴったりのロケーションです。
しかし、長期滞在型のバカンスとなると宿泊代が気になります。
あまりお金をかけたくないのなら、やっぱりキャンプ場が最適。ここなら一泊30ユーロぽっきりで、屋外で静かにのびのびと過ごすことが出来ます。
「湾岸が5キロに渡ってのびています。自然を楽しみたいと思って来たのですが、それにピッタリの町ですよ」と男性。
「少し歩けば飲食店がありますし、ここはとても気に入っています」と別の男性。
海岸のすぐそばにあるのが憲兵と映画博物館。ここはかつて憲兵隊が使っていた建物でした。
どうやらここで、憲兵を主人公にした映画が撮影されたようです。フランスでよく知られたコミカルな映画らしい。
車の上に旅行かばんがのってるところなんか、いかにもバカンスって感じですね。
サント=ロペの港にはたくさんの飲食店が並んでいます。
「値段を見てびっくりしました。自宅近辺のお店とあまり変わらないんですもの。とってもお得です」と女性。
リゾート地と言えば、だいたいは何でも少し高めですが、ここはそんなことないみたいです。
そして、眺めのいいこじんまりしたビーチもあります。ここから約9キロほど海岸沿いの道が伸びています。自然を味わいながら散策するには最適の道。
「この風景でしょう。素晴らしいわ。それに人で賑わっている繁華街を離れて静かにすごせますね」と女性。
「ランチの後に散歩がてら歩いてみましたがすれ違ったのは数人だけ。海を見ながら穏やかな気分になれましたよ」と男性。
とにかく海がきれいですねえ〜。こんなところで2週間位すごせたら、コロナ疲れもふっとびそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、彼と二人でビーチをお散歩。白い砂、海、それに太陽。とってもロマンティック・・・。すると突然、彼が言った。『ここはほんといいところだよ。僕が5回もおならをしても、全然臭くないでしょ!』」
VDM(Vie de Merde)より
バカンスは国内で4 [フランシュ=コンテ地方]
偶然みつけた日本水商売協会のホームページ。
見ると、コロナ感染予防対策が事細かく書かれてある。30分に一度の手洗い、30分に一度のうがい。
さらに、カラオケの場合は、必ずやることの中に、歌う人もマスク着用というのがある。マスクして歌う???
涙ぐましいほどの厳しいガイドラインだけど、実際、守れるんだろうか・・・。
それはさておき、バカンスの続きです。
バカンスをすごす方法は様々です。都会を離れて田舎でのんびり過ごす、名所旧跡を訪ねて歴史を再認識する、普段体験できないようなことを体験する等々。
で、今回は、その土地ならではの特産品を味わうバカンスにでかけてみましょう。特産品とは、コンテチーズ。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年6月24日に生放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ここはジュラ県の牧草地。この牛たちの牛乳から作られるのが、コンテチーズです。
まずは製造工程を見学しましょう。シルヴァンさんは15年前から昔ながらのチーズづくりを見学者に披露しています。
大きな銅鍋には400リットルの牛乳が入っています。薪で温めながら凝固した牛乳を布でこして水気を切ります。
ものすごい重労働。でも、シルヴァンさん、マスクしてないけど大丈夫?と気になっちゃいます。マスクしてたらこの仕事、できないかな。
「大変な肉体労働ですね。感動しました」と女性。
「コンテは薪の火で温めて作っていたなんで知りませんでした。まるで時間をさかのぼってみてるような気分になれました」と男性。
「この辺りでは、昔ながらの方法で作っているところがまだまだありますよ」とシルヴァンさん。
こうして作られた牛乳の塊は、最低で4ヶ月間の熟成を経てコンテチーズになります。
作り方を見学したらいよいよ試食タイム。サイコロ状に切ったコンテが美味しそう。ビールにもワインにも合います。
お土産に買って帰りましょう。ここなら1キロあたり12〜14ユーロで購入できます。
さすがにリーズナブルなお値段ですね。日本で買ったら、その2倍くらいします。日本まで届くのに経費がかかってますから仕方ないですね〜。
コンテチーズは料理にも使われます。こちらのお店の厨房でつくられているのはチーズフォンデュ。鍋にコンテチーズとワインを入れてとろりとなったら出来上がり。
大勢で大きなテーブルを囲んでいただくのがフォンデュです。
お腹が一杯になったら、近くの湖を散策。充実したバカンスになりそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、12歳になる娘がデザートを作ってくれた。美味しそうなバニラアイスクリーム!しかしよく見ると、粉チーズがまぶしてあった」
VDM(Vie de Merde)より
バカンスは国内で3 [ブルゴーニュ地方]
COVID-19接触追跡アプリ、バグが発生しているようだが、インストールして「接触者なし」と出るとなんとなくほっとする。
まだスマホに入れて3日ほどしかたってないし、インストールしてない人もたくさんいるのでホッとしてる場合じゃないけど。
位置情報を知られるんじゃないかと心配している人もいるようだが、位置情報は使用せず、ブルートゥースを介してスマホ同士の情報を記録していくとのこと。
しかもその情報は2週間すぎると自動的に消去されるそうだ。
早急にバグを修正して本格的に使用できるようにしていただきたし。
さて、フランス国内でバカンスを過ごすのにぴったりの場所を紹介するシリーズですが、今回はブルゴーニュ地方へ行ってみましょう。
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年6月22日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ブルゴーニュ地方と言えばワイン。ワインと言えば一面に広がるぶどう畑(青印)。
セグウェイに乗れば広大なぶどう畑も楽に見て回ることができます。料金は1時間で35ユーロ。
ワインに詳しいガイドさんが案内してくれます。そしてワインの試飲もできます。
「あちら側から太陽が上り、この一帯を照らしてくれます」とガイドさん。
「別世界に来たような気分です。ちょっとしたスポーツを楽しんで、ワインの試飲もできるんですから」と女性。
「家族や友人たちと一緒に来るのがいいですね。のんびりと素晴らしい風景を眺めることもできます」と男性。
それにしても気になるのがガイドさんのヘアキャップ。なんのため?よく見ると観光客もヘルメットにしたにヘアキャップをつけているようです。謎だ。
それはさておき、ぶどう畑を見学したあとは郷土料理をいただきましょう。
ここはサントネ(赤印)にあるレストラン。ジャンボンペルシエ、エスカルゴ、そしてコッコーヴァン(coq au vin)(雄鶏のワイン煮)など、この地方の代表的な料理を堪能することができます。どれも美味しそうですねえ〜。
さて、今晩泊まる宿はこちらでいかがでしょう?
オルシュ村(緑印)にある民宿。今から250年も前に建てられた家だそうです。客室は全部で5つ。お値段は二人で一泊90ユーロ、朝食付き。
オーナーご夫妻はもちろんワインを製造しています。そのワインを近くの蔵で試飲することができます。
「ブルゴーニュ地方は個性豊かなワインが数多く作られていることで知られています。となると、後は飲んで味を確かめてみるしかないですよ」
なんとこちらのワイン農家は現在で17代目になるそうです。
ブルゴーニュの旅は、風景とワイン、そして郷土料理をゆっくり楽しむ旅になりました。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、バカンスも有給休暇もない研修期間がもうすぐ終わるころ、やっとバカンスになった。とは言っても、39℃の熱を出して寝込んでしまった」
VDM(Vie de Merde)より
バカンスは国内で2 [ブルターニュ地方]
暑い日が続いたかと思えば急に涼しくなる。そんな天気は色々と都合が悪い。
履物をビーサンですませていると急に涼しくなってスニーカーに履き替える。そうすると翌日にはまた暑くなってビーサンに戻る。
こうなると、いちいち靴箱の奥にしまいこむわけにいかなくなって、玄関が履物だらけになってしまう。
もっと安定した天気になって欲しいものだ。
それはさておき、6月も残り10日を切った。夏のバカンスシーズンが刻一刻と近づいてきます。
今年は海外に脱出というより国内旅行を楽しむ人たちが多くなりそうです。お隣の国が陸続きのフランスでもそれは同じ。
本日おすすめ国内旅行は、巨石で知られるブルターニュ地方の観光地カルナック(Carnac)。
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年6月6日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
この時期、海沿いの町カルナックと言えば、砂浜のビーチ。太陽の光と波の音を聞きながらのんびりすごしたい!
それに近くには巨石の並ぶ観光スポットもあります。
しかし、それ以外にも楽しむ方法は色々あります。ガイドブックのライターをしている女性が町の中を案内してくれました。
「カルナックはかつては漁師町でした。その集落だった古い建物が残っています」
中心街から2キロほど離れたこの村には散策に訪れる人が絶えません。
「古い建物ながら手入れが行き届いていて趣がありますね。とても魅力的です」と男性。
カルナックからすぐのところにはちょっと変わった宿泊施設があります。
作り物の巨石に開けられたドアから最上階のトレーラーハウスに向かいます。
中には寝心地の良さそうなベッドと、ゆっくり朝食が楽しめるテーブルと椅子が置いてあります。でもなんだかちょっと怖いですね。
「ここはカルナックの縮図みたいな場所です。インターネットやシャワーなど現代の生活に必要なものが全部揃っていますが、先史時代の遺跡も残っているんです」とオーナー。
他にもテントだけのものや、大きめの鳥小屋風のものもあります。
ここからさらに北へと向かうと、モントヌフの列石があります。
「先史時代に並べられた巨石が今もこうして崩れずに立っているなんて感動的です。しかも無料で見学できます」
近くで見ると、やはり巨石ですね。なぜにこのような巨石を立てて並べたのかは謎。
緑の広がる内陸部はハイキングコースになっています。健康的なバカンスがすごせそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、コロナ感染の最中に、うちの大学では授業はオンラインではなく教室でやるという。授業はなにかといえば、公衆衛生学」
VDM(Vie de Merde)より
30ユーロで晩ご飯104 [お料理実践編]
仕組みがよくわかって疑問が解けたので、コロナ感染追跡アプリをスマホにインストールした。
今月後半から外出する機会が増えそうなので、何かあった時のために入れといた。
しかし、App Storeにアクセスしてもすぐには見つからず、COVID-19で検索したらフランスのアプリが出てきた!
フランスのアプリって日本でも使えるんだろうか?仕組みが違うだろうから駄目なんじゃないのとつぶやきつつ、結局、どこかのニュース記事にリンクが出てたので日本版をやっとダウンロードできた。
翌日、App Storeにアクセスしたら最初にどか〜んと出てきてたっけ。
それはさておき、月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます、というのが常ですが、今回は特別版。
星付きレストランLe Vagabondのシェフがチャレンジしてくれるのですが、今回の予算はゼロユーロ。というのも、シェフの菜園で育ったものを使うので、お金は一切必要ありません。
さあ、どんな料理をつくってくれるんでしょう?
ではスタート!
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年6月20日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
シェフのニコラさんの菜園は、レストランから20分足らずのところにあります。
では材料を収穫していただきましょう。
土の中から出てきたのは・・・カブ。自然の中で育った健康そうなカブ。前菜に使うそうです。
前菜にはもう一つプティポワと呼ばれる日本の絹さやに似た野菜も使います。
つぎはメイン料理に使うほうれん草を収穫。日本のとはちょっと感じが違ってますね。このメイン料理の付け合せに使うのがジャガイモ。
「こんなふうに花が咲いたら食べごろだという合図です」
日本ではあまり見ない種類のジャガイモのようです。
そして今回の料理に唯一使われるタンパク質がこちら。ニワトリの玉子。ニワトリが慌てて飛び出してきました。産みたての玉子を5つほどいただきましょう。
最後はデザート用にフランボワズ(木いちご)を摘み取ります。
これで菜園で調達するものは揃いました。ここに生クリームと牛乳を加えて準備完了。
菜園で獲れた野菜はしっかりとした味があり、繊維もたっぷりで歯ごたえがあるそうです。
では調理にとりかかりましょう!
まずは前菜。
カブを超薄切りにします。粒の荒い塩フルール・ドゥ・セルをふりかけたら、刻んだ玉ねぎとプティポワを添え、彩りにお花を飾ってドレッシングを掛けたらできあがり。
次はメイン料理。
ほうれん草を洗ったら、このままバターで炒めます。器にもりつけて目玉焼きをのせます。付け合せはローズマリーで香り付けしたジャガイモです。
最後はデザート。
とは言っても、あの白いものが何なのか不明。牛乳を固めたもの?
その上に潰したフランボワズと生クリームをのせ、刻んだハーブで香りをつけたらクレープで蓋をして出来上がり。
カロリー抑えめで健康的な晩ご飯となりました。でもちょっとお腹すいてしまうかも。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、元カノの家の前を通った。どうやら僕が交際中にプレゼントしたドレスを今でも気に入ってくれてるようだ。なにしろ家の菜園に立ってるカカシに着せてあったから」
VDM(Vie de Merde)より
バカンスは国内で1 [プロヴァンス地方]
日曜日恒例の週末旅は放送がなかったのでお休みです。来週は大丈夫そうです。
旅と言えば、COVID-19で大打撃をうけている観光業界。日本もフランスも、海外からの観光客より自国民に国内旅行を楽しんでもらうことに重点を置きはじめています。
なんにもないようで必ずなにかある地元の観光資源。
フランスのテレビ局TF1は、こんな旅を紹介しています。
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年6月8日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
今回のお薦めの場所は、太陽の光いっぱいのマルセイユ。地中海を満喫できる旅になりそうです。
まずはボートにのってカランク巡り。カランクとは南仏の海岸沿いにできた湾のこと。
この石灰岩の入り組んだ海岸線が南仏独特の風景を作り出し、ここ全体が国立公園になっています。
観光ボートはマルセイユとお隣のカシ(Cassis)から出ていて、料金は16ユーロから40ユーロ。
「海や木があってとっても素敵だと思います」と女の子。
「車や徒歩では行けないような美しい場所をこうして見られるのはいいですね」と男性。
地中海とカランク見物を楽しんだあとは、マルセイユの古い港を散策してみましょう。
ここはかつて漁師さんたちが使っていた港です。カラフルな家が並んでいます。
「これはキャバノンと呼ばれる住宅で漁師が暮らしていました。朝になると、直接、この家からボートに乗って漁に出ていました。そして釣れた魚を売るために妻たちが漁師の帰りを待っていました」とフィリップさん。
フィリップさんはこのキャバノンの一つを宿泊用に提供しています。
築100年ほどのキャバン。広さは25㎡。キッチンと風呂付き。ベッドはダブルベッド。料金は一泊90ユーロ。
地中海の風景を額縁にしたような窓も付いています。
「ここなら本物のマルセイユを味わえますよ」とフィリップさん。
小さな港には飲食店もたくさんあります。
こちらのお店では、今朝、獲れたばかりの魚が登場しました。魚の口にはまだ釣り針がくっついています。他にも海の幸がこんなに!
お食事はテラスでいただきましょう。あのツボに入っているのはスープ・ドゥ・ポワソンかな。
テラス席からの陸地の眺めも素晴らしい!
これはぜひとも行ってみたい。今はまだ行きにくいけど・・・。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、騒がしいパリの生活に慣れきってしまったのか、バカンスで田舎にやって来たらあまりに静かで眠れない 」
VDM(Vie de Merde)より