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ラベンダーの村 [プロヴァンス地方]

 去年の5月、適当な値段のラベンダーの鉢植えがみつからず、結局、100均で手に入れた種を発芽させて一年あまりが過ぎた。

 一株がうまく育って、この一ヶ月の間に新芽が続々と伸びてきた。

 しかし、ゴムの木のように猛スピードで伸びてはくれず、亀のような速度でマイペース。

 花が咲くまでに3年かかるというのが本当によく分かる。

 来年あたり、花が咲いてくれないかなと期待しつつ、やっぱり気長に育てるしかなさそうだ。

 さて、そのラベンダーが畑一面に咲いているのがプロヴァンスのヴァランソル。青い花が一斉に開花し始めました。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年6月18日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 風に揺れるラベンダーの花。遠くに見えるのはアルプスの山並み?

 毎年、多くの人々がこの景色を心待ちにしています。

 「初めは小さな蕾が一つ2つと咲き始めます。そうなると次々に咲き始めて、ご覧の通りの色で一色になります」と栽培者のジルさん。

 そのラベンダー畑を地元の方が家族連れで見物にやってきました。気持ちよさそうですねえ〜。

 この美しい風景を写真に収めるのも忘れてはいけません。

 こうしてラベンダーの花が咲きそろう頃、季節は夏を迎えることになります。

 「プロヴァンスの風景を思い切り楽しめる季節です。こんな季節が迎えられて本当にうれしいですよ」とパパ。

 「色と香りに圧倒されます」とママ。

 毎年、世界中から観光客が訪れる観光スポットですが、今年はご覧の通り、栽培者の方が時々姿を見せるだけ。

 「いつもならたくさんの観光客が写真を撮っている時期なんですけどね。でも、まもなくバカンスシーズンに入りますから、観光客が来てくれることを期待しています」とレティシアさん。

 お店では夏休みを前にエッセンシャルオイルの瓶詰め作業が続けられています。

 そして、村では、やっといつもの生活が少しずつ戻り始めています。

 噴水が涼しげでいいですね。しかも年代物。長い歴史がありそうです。

 「お店でラベンダーを販売すれば、観光客もやってくるでしょう。先週末は多くの人で賑わいました。おかげで心が元気なりましたよ」とお店の方。

 元気になって良かったですねえ。3ヶ月近く休業を余儀なくされましたから大変です。

 ここでは、ラベンダーの蜂蜜やタンスなどに入れておく匂い袋など、様々なラベンダーグッズが販売されています。

 外出禁止で閑散としていた村に活気が戻ったようです。

 ラベンダー色に染まった畑を走り回る子供たち。7月になるとこれらの花は摘み取られ、蒸留されて香りのエッセンスに生まれ変わります。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、マッサージ店で働いているが、社長がラベンダーオイルの代わりにパファフィン油を使うことにした。『こっちの方が経済的だし、匂いも同じでしょ』私には値段の方はよくわからないけど、匂いだけはよく分かる。毎日、フライドポテトをマッサージしている気分になる」

VDM(Vie de Merde)より


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エッフェル塔再開 [パリ]

 梅雨とは思えないような好天気が続き、ありがたいながらも心配にもなる。

 一週間天気予報を見ても雨が降り続くわけでもなさそうだ。空梅雨になったら、それはそれで問題。

 ふと思いついて、久しぶりに東京の水瓶がどんな様子かチェックしてみた。

 利根川水系ダムの貯水量は82%、荒川水系が70%で、いずれも平年を少し上回っている。今のところは水不足の心配はなさそうだ。

 さて、世界中で外出の禁止や自粛の解除が続いていますが、パリのエッフェル塔も今月の25日に再開するそうです。

 その準備の様子をのぞいてみましょう。

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下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年6月16日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 3ヶ月間も閉鎖されていたエッフェル塔。第二次世界大戦以来、ここまで長い期間閉鎖されたのは初めてのことです。

 フランスで二番目に観光客の多いこの名所が、今月25日に再開されることが決まりました。

 「どうしてもあの上に行ってみたいです」と女の子。

 「娘さんの願いを叶えてあげますか?」と取材班。

 「もちろんですよ」とパパ。

 そのエッフェル塔は今週の木曜日からチケットの販売が再開されるようですが、観光客の受け入れ態勢が急ピッチで進められています。

 「至るところにこのヘンスを立てています」と作業員。

 人と人との間に間隔を開けなくてはならないのは当然ですが、マスクをすることも義務付けられます。

 そして再開してすぐはエレベーターに乗ることはできません。こうして階段を使って上の階に向かいます。階段の数は675段!

 3階にやってきました。大々的にリフォームが行われています。

 こちらは全体にペンキを塗り直しています。

 そして床には水色のテープが貼られています。ここからの眺めをゆっくり楽しむならはこの水色のテープの中に立ってということらしい。ひとマスには一人だけに限られます。

 次は、普通は入れないエッフェル塔の工房にお邪魔します。

 これはエレベーターの扉ですが、普通は風が入らないようにするところを、コヴィッド19のために通気をよくしなくてはならないらしい。

 今回の再開のために作業にあたっている人員は700人ほど。

 お土産品店もオープンします。地上ではサンドイッチのお店も再開。塔のテラスにはカフェもあります。コヒーを飲んだりアイスクリームを食べることもできます。

 4階のレストランはもう少し後で再開される予定です。

 「慌てて再開してはいけません。感染の危険を大きくしてしまいかねませんからね。エッフェル塔は外出禁止が始まってから毎月900万ユーロを失っている計算になりますが、再開は徐々に進めていく必要があります」と運営責任者。

 再開後は毎日6000から7000人の入場者が予想されます。通常の三分の一程度。

 いつも長い列ができているのですが、これなら列に並ばなくてもすぐに上がれそうですね。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、家族でパリに観光にやってきた。どこを見て回るか計画を立てているとパパが言った。『ルーブル美術館、エッフェル塔、モンパルナスに行きたいねえ』するとママが言った。『ラッシュ時の地下鉄に乗ってみたいわあ』・・・」

VDM(Vie de Merde)より


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バラ街道 [ペイ・ドゥ・ラ・ロワール地方]

 今月からジムが再開したとは言え、まだまだ来場者の数は少ない。

 6月は様子を見て7月からという人がかなりいて、7月になるとどのような状態になるのか気になる。

 在宅勤務はまだまだ続けることになりそうだし、自分の都合に合わせて働く時間も柔軟に変えられるため、ますますこの働き方はやめられそうもない。

 改めて、通勤時間が大きなロスに思えてくる。しかもあの混雑ぶりは体力を消耗する。

 通勤に時間とエネルギー使わないですむというのは、ほぼ高齢者にとってはありがたい。

 仕事の面で言えば、コロナ以前には戻りたくない。

 さて、フランスには “バラ街道” と呼ばれる道があるそうです。もちろん、その街道沿いには様ざなま種類の美しいバラが咲いているそうです。

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下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年6月16日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 いつもの司会のペルノーさんがスタジオに戻ってきました。こればっかりはずっと在宅勤務とはいかないようです。

 それはさておき、バラ街道はフランス中部のロワレ県にあります。もう200年の前からバラ栽培が続けられた地域だそうです。

 まず最初に訪ねたのが、イエーヴル=ル=シャテル(Yèvre-le-Châtel)(青印)。中世の趣を色濃く残す村です。

 一緒にバラを楽しんでくれるのがパスカルさんとその娘さん。早速美しいバラをみつけました。いい香りがただよってきそうです。

 ここには300本あまりのバラの木が植えられていますが、住人の数は231人。バラに村を乗っ取られそうですね。

 道端のあちこちにバラが咲いています。

 「こんなに色々なバラが咲いてるなんて楽しいじゃない。どれも洗練されているわけではありませんが、自然の中で育った野性的で素敵なバラです」と村人。

 ちゃんとお手入れしてるんですね。お世話をしてあげれば、バラが次々に咲いてくれます。

 そして見ている人たちも自然と笑顔になります。

 バラ街道にはこんな村が15ほどあるそうです。

 次にやって来たのがピティヴィエ村(Pithiviers)(赤印)。こちらのドアを開けて中にはいると・・・バラ園になっていました。

 ここは新しいバラの品種を作り続けてきたアンドレ・イヴの庭。

 彼が亡くなってからはボランティアが庭の手入れをしているそうです。こちらの赤いバラはここで生まれました。

 7年前、テレビ番組に登場したアンドレ・イヴ。こんな方がバラを育てていたんですね。30種類ほどの新しいバラをこの世に送り出しました。

 ああ、バラとは思えない随分変わったバラもあります。

 この庭から11キロほどのところにもアンドレ・イヴのバラ園があります。色も様々なら香りも弱いものから強いものまであるようです。

 このシルール=ゾ=ボワ村(Chilleurs-aux-Bois)ではバラの苗木を手に入れることができます(緑印)。

 ここならほかでは手に入らないようなバラがみつかりそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、スマホを使い慣れた夫は、もう花束をプレゼントしてくれなくなった。その代わり、毎日のようにバラの写真入りメールを送ってくるようになった・・・」

VDM(Vie de Merde)より


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握手とキス [トピックニュース]

 iMacは使いやすくていいのだが、日本語変換があまりにもひどすぎて、時々あきれてしまう。

 どうにかならないものかと思いながら「日本語変換 Mac ひどい」で検索をかけたら関連記事が一杯出てくる。同じ悩みを抱えている人が多いらしい。なぜだかほっとする。

 検索で出てきた記事の中の一つに、Googleが日本語入力ソフトを無料で提供していると書かれてあった。今はそれをインストールして使っている。

 キーの使い方が微妙に違っているため、戸惑うこともあるけど、良さそうなのでしばらく使ってみることにした。

 さて、新規感染者数が400人近く出てきても、コロナウィルスに勝利したとおっしゃるマクロン大統領。確かに、ここ数日、小康状態を保っているようなので、第一波の感染は収まりかけているんでしょう。

 しかし、日本と比べたら桁が違ってます。ほとんど10倍。日本が慎重すぎるのかなと思ってしまう。

 それにしても、欧米に比べるとあきらかに感染者数も死亡者数も少ない日本。人と人との接触方法に違いがあるのかもしれません。

 例えば、日本には挨拶代わりに握手をしたりキスをしたりする習慣が根付いていない。最近は海外の影響もあって増えてきたとは言え、圧倒的にお辞儀が主流。

 今日は、その欧米諸国で習慣となってしまった握手とキスの歴史をささっと辿ってみましょう。

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下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年6月7日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 コロナウィルス前までは、挨拶代わりに相手の頬にキスをする姿があちこちで見受けられましたが、今はこのカップルのように、どうしてもキスをしたいならマスクをしたままでお願いします、となります。

 「なんだか間に壁があるみたいで変ですね」と男性。

 この習慣がウィルスのせいで姿を消したのは今回が初めてのことではありません。

 14世紀にペストが蔓延した時、頬にキスをするビズと呼ばれる行為が感染拡大の原因として禁止されました。

 このキス、いつから始まった習慣なのでしょう?

 最初に登場したのはギリシャの歴史学者ヘロドトスの書物の中。

 「二人の人間が同じ道ですれ違う際、二人が同じ地位なら口と口でキスを交わしたが、そのどちらかの地位が低い場合は、二人は頬にキスをした」

 なんだかアリが触覚をちょこちょこと合わせるのと同じのような・・・。

 またキスは聖書の中にも登場します。一番有名なのが、裏切る前のユダがキリストにキスをするシーン。

 中世になると、それは領主に対する忠誠の証のようなものでした。

 「特に戦争で領主のために戦うことを意味していました。領主は家臣を立たせキスをしました。つまり同じ高さで口にキスをしたのです」と専門家。

 時の流れとともに儀式として行われていたキスは徐々その意味を失い、個人的な優しさの表現となっていきました。

 この数十年で一般市民の間に普及し、初めて学校に通うことになった子どもを元気づけるためや、単に親しさの表現としてキスをするようになりました。

 フランスでは頬にキスをする時、右からするか左からするか地域によって差があるそうです。右側が青の地域、左側が赤の地域。

 さて、握手の方はどうかと言えば、こっちは割にシンプルです。昔も今も同盟を結ぶためによく握手が行われました。

 「握手は19世紀頃に一般に広まりました。市場で農作物を売っていた農民の間でさかにおこなわれていたのです。取引がまとまったところで両者が手を握りあったというわけです」と専門家。

 これが共和主義と相まって、さらに拡大し今に至っています。

 この握手がコロナウィルス感染防止のために止められてしまいました。これからのまた復活を遂げるとのか、それとも消えてしまうのか・・・。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、赤信号で止まっていると、誰かがやって来て頬にキスをした。その理由は・・・『お宅の車とうちの車のナンバーが続き番号になっていたんだよ』」

VDM(Vie de Merde)より


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30ユーロで晩ご飯103 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回チャレンジしてくれるのは、バーベキューチャンピオンに輝いたフランソワさん。

 今日はバーベキューでフルメニューの晩ご飯を作ってくれます。

 ではスタート。

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下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年6月13日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 フランソワさんとの待ち合わせは畑のど真ん中。

 こんなところで早々と30ユーロを渡してしまって大丈夫かと思っていたら、直ぐそばにお店がありました。

 生産者の直売所のようです。新鮮な野菜と果物が並んでいます。

 イチゴにするか桃にするか、ちょっと考えて、結局、アンズにしました。もちろんデザートに使います。

 さらに、ナス、トマト、玉ねぎ、ニンニクを購入。これが合計で15.87ユーロ、残りは14.13ユーロ。

 次は肉屋さんへ。赤身のお肉は少々お高いので鶏肉を買うことにしました。これが12ユーロで、残りは2.13ユーロ。

 「鶏はバーベキューでも美味しく食べられます。少し気をつけないといけませんがね」とフランソワさん。

 残りわずかとなった予算ですが、まだまだ買い物は続きます。モッツァレラチーズが0.89ユーロ、バゲット一本が1.05ユーロ。

 手元に残ったのは・・・0.19ユーロでセーフ!

 今回のお買い物もあっさりと終了しました。では調理の開始!

 バーベキューはガスと炭の両方を使います。ガスは素早く調理できて便利です。炭は一般に普及してますが火加減の調整が簡単ではありません。

 そこで、こちらの炭を使うことにしました。とうもろこしで出来ており火持ちがいいそうです。

 炭に火がつくまでの間、焼きやすいように鶏を解体します。

 火が付い炭は左右に分けて配置し、網をかけたら真ん中に鶏をのせ、蓋をして45分ほどかけて焼きます。

 その間にメインの付け合せと前菜を準備します。

 まずはナスを焼いて身をスプーンで剥ぎ取り、塩とオリーブ油を加えてかき混ぜます。これが付け合せのナスのキャビアです。黒いつぶつぶがキャビアに見えます。

 さらに、輪切りにしたナスにオリーブ油をまぶして焼きます。これに、トマトとニンニクと玉ねぎで作ったトマトのコンポートを挟んで、モッツァレラチーズをトッピングして焼いたら前菜のできあがり。

 最後はデザートに取り掛かりましょう。まずは植木鉢で育ったローズマリーを拝借。

 アンズを半分に切ったら、ローズマリーで串刺しにします。

 これをバーベキューで焼きます。糖分がカラメル状になったらできあがり。

 初夏にふさわしい晩ご飯ができました。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、やっと今年初めてパラソルを使った。とは言っても、日よけのためではない。バーベキューが雨に濡れないようにするためだ[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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週末はポー100キロ圏で [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。やっと放送が再開されました。

 今回は、フランス南部ベアルン地方にある都市ポーから100キロ圏内を旅します。

 パリからポー(青印)までは列車なら最速で4時間半弱。空路なら1時間半。

 今回は都市を離れてベアルン地方の大自然を満喫する旅になりそうです。

 では出発!

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年6月6日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 大自然のパノラマ。コヴィッド19騒動など忘れてしまいます。

 ポーのお隣りにある村レスカで靴を履き替えてハイキングにでかけましょう(赤印)。案内してくれるのはフランソワさん。

 それにしてもその向こうにそびえる岩山がすごい。

 フランソワさんの案内で眺めのいい場所までつれていってもらいました。確かにこの眺めは感動的。

 「あの連なる崖は3億年前にできたものです。そしてそびえる岩山は水平だったものが垂直に起き上がってできたものです」

 険しい岩山とは対照的に緑の山にはあちこちで花が咲いています。そして草をはむ羊たちの群れとも出会います。

 このあたりはアスプ渓谷(緑印)と呼ばれ羊のチーズ作りが盛んな地域。生産者を訪ねてみましょう。

 こちらがチーズの熟成室。室温は12℃。お祖母さんが塩をまぶしています。

 「保存のために塩をまぶします。それに味も良くなります」

 せっかくですから試食させてもらいましょう。マイルドで味わい深いチーズでした。お値段は1キロ当たり16ユーロ。

 さて次は、ガーヴ川沿いを北上して要塞の村ソヴテール=ドゥ=ベアルンにやってきました(水色印)。中世時代に初めて作られた要塞都市だそうです。

 「この要塞都市に入るためにはガーヴ川を渡らなくてはなりません。昔は大変でしたが、今は静かでのんびりした村ですよ」とガイドさん。

 村には石でできた橋がありますが、この橋が何世紀もの間、村を豊かにしてくれました。

 「橋を渡る人たちから税金を徴収していたんです。農作物、高級品、布製品、ワインなど、ここは様々なものが行き交う十字路になっていました」

 このまま車で国境を超えてスペインまで行ってみたいところですが、それはまだ許されてはいません。その代わり、パスポートのいらないちょっとした “外国” に行ってみましょう。

 そこは自称ラアス公国(黄緑印)。実際はフランスの村。勝手に自分たちは公国だと宣言してしまいました。

 「ようこそいらっしゃいました。ここが国境です。これを超えるとラアス公国です」と村長のジャックさん。

 人口135人の小さな村は5年前に我々は公国だ!と宣言したそうです。

 「中央集権に大反対したパリのジャコバン派みたいなものですよ。でも過激なことはしませんよ。平和的に行ったわけです」

 なるほどね。このおかげで有名になり観光客が増えました。中には結婚式を挙げるためにわざわざやってくるカップルもいるそうです。

 村の中心からちょっと離れたところにはお城もあります(紫印)。手入れの行き届いたきれいなお城ですね。今はオーナーが集めた品々を展示する博物館になっています。中はフランスのお城らしい雰囲気になっていました。

 そろそろ今晩の宿シャトー・ポルトスへとむかいましょう(こげ茶印)。ポルトスは小説「三銃士」に登場する三銃士の一人。

 「銃士が引退してゆっくりくつろげるような宿にしてあるんですよ(笑)」とオーナー。

 確かに、お城というより豊かな農場のお屋敷といった感じです。

 さて、翌朝はまた山登り。今度はオッソ渓谷に行ってみましょう(オレンジ印)。

 雄大な自然の風景を眺めながら山道をひたすら歩きます。空には雲がかかっているようですが、ビスク峠に着く頃には空が明るくなっていました(黄印)。

 この辺りにはマーモットが暮らしているそうですが・・・あっ、いました。一匹、うろちょろしてました。

 ベアルン地方、見ごたえのあるところでした。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、昨晩凍えていたので保護した鳩を、今朝自然に戻してやったら、僕の頭に糞を落として飛び立った[ふらふら]

VDM(Vie de Merde)より


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偶然の産物 [ロレーヌ地方]

 先日、観光客受け入れ準備を着々と進めているギリシャが、受け入れても安全な国のリストを作成しているという話をした。

 そこには日本も含まれていて、しめしめと思っていたのだけれど、ギリシャって偉そうにそんなリストを作っていられるような身分か?と気になり、WHOの世界感染者数一覧をチェックしてみた。

 すると、感染者数3,058人、死者183人。お見逸れしました。十分にその資格はあるらしい。

 それにしても、どういう理由でこれだけ少ないのだろう?島が多いからか?

 それはさておき、外出禁止の続いていたフランスのとある小さな村の農場で、新しいチーズが偶然生まれたそうです。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年6月8日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 こちらはヴォージュ県の標高500メートルの山の中にある農場。

 この地方の品種の白黒斑尾乳牛がたっぷりの牛乳を出してくれます。美味しいチーズになる牛乳です。

 しかし、外出禁止が続いたため、出荷量が激減。

 「出荷できなくなったからと言って、水道の水を止めるように牛乳が出てくるのを止めることはできません。で、結局、毎日乳搾りをしてチーズ作りを続けていました」とご主人のリオネルさん。

 チーズを作るのは奥様のローラさんのお仕事。塩水で洗って熟成させるのをくりかえして、マンステールというチーズになります。

 いつもならこの作業を毎日続けるのですが、出荷量が減少したため、一時、生産を休止しました。

 「こちらの棚のはそのままここに放おっておいたものなんですが、コレを見てください。牛乳に含まれる天然の菌のおかげで見事に熟成したんです。4週間ほど熟成させてから食べてみたところ、子供たちが美味しいと認定してくれました」とローラさん。

 そこで、新たに名前をつけて販売することにしました。その名も、Le Confiné(隔離、閉じ込めるという意味合い)。

 農場内にあるお店にお客様がいらっしゃいました。新しいチーズに興味津々。

 隔離を解いて包みを開けます。ナイフで切って中を見てみると、こんな感じになっています。

 う〜む、どんなお味なんでしょう。見た目ではわかりませんねえ〜。

 「美味しいと評判になって、注文が相次いてるんですよ」とリオネルさん。

 これで売上回復となりそうで、よかったですね。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、お腹が空いて目が覚めた。台所に行ってみるとシリアルのようなものがあったので、牛乳と一緒に食べてみた。ちょっと変な味・・・。すると後から起きてきた旦那さまが言った。『なんで鳥の餌なんか食べてるの?』[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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羊たちの移動 [ミディ=ピレネー地方]

 東京は昨日も暑〜い一日だった。幸い、夜になると涼しくなるからほっと一息つける。

 それにしても、まもなく梅雨入りになるとは思えないくらいのいい天気だった。

 梅雨明けまでこんな天気は望めないらしい。意気消沈。しかし、止まない雨はないらしいので、気楽に待つことにしよう。

 それはさておき、新しいiMacには11年前のiMacにはなかった機能がいろいろある。その中の一つが “Night Shift”。

 これを設定をすると、あの青色光を軽減してくれるらしく、日の入りから日の出までの間、スクリーンがややセピヤがかった感じになる。

 よく見たらiPhoneにも同じような機能がある。で、さっそく設定した。

 あの青色光は体内時計を狂わせるらしいけど、こうしておけば狂わずにすむんだろうか?

 さて、季節は夏に向かって爆進中ですが、フランスでは家畜たちが夏山へと移動を開始しました。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年6月8日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 冬の間、山の麓の牧場ですごしていた羊たち。いよいよ夏山へと出発する日がやってきました。

 それにしてもものすごい数!このまま山に向かうのかと思った、なんとトラックに乗り始めました。羊たち、なんの抵抗もなくするすると車の中に飲み込まれていきます。

 車で行ってしまうの?と思ったら、途中までだそうです。

 トラックの中は3蜜状態。羊なら感染しないか・・・。

 「昔は3日かけてすべて徒歩で上がっていったのですが、今は途中まで車で行くことができるようになりました。その方が早いですからね」と羊飼いのジャン=フランソワさん。

 3日ということは途中で2泊するということ。ちょっと大変ですね。文明の力を使わない手はありません。

 みんな毛をかられてるせいか、羊に見えません!

 トラックに揺られた到着したのが山の麓の村オザット(Auzat)。ここからはトラックを降りて15キロほど徒歩で登っていきます。他にもたくさんの羊が山に向かっているらしい。

 ジャン=フランソワさんには頼りになる相棒がいます。それはこの黒い毛の羊。群れの先頭に立ってリードしてくれます。

 そしてもう一人頼りになる人が息子さんのクレマンさんも。群れからはぐれてしまわないように羊を守ります。

 山道がどんどん狭くなってきます。そして休憩地点に到着。

 バスク地方の名物の歌が始まりました。ビブラートのかかった声がなんとなくセクシー。冬の間も羊の面倒を見ながら歌を歌っていたそうです。

 一息ついたらまた山道を登ります。坂を登りきったところが目的地かと思いきや、その前にそびえる山の上まで行くそうです。

 一見、平和そうに見える山ですが、羊たちのとって危険な場所でもあるそうです。というのも、時々、クマが出るそうです。

 それにしてもあの急坂をまた登って頂上まであがるとは・・・。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、羊のチーズ10キロを車で配達することになっている。外の気温は35℃。目的地までは700キロ。車にエアコンはなし。困難なミッションになりそうだ [もうやだ~(悲しい顔)]

VDM(Vie de Merde)より


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近づく夏のバカンス [トピックニュース]

 フランスではマスクを道路に投げ捨てた場合、罰金が課せられることになりそうだ。

 その額、135ユーロ。日本円で約16,000円ほど。厳しい。

 日本でも同じようなことがあったけど、罰金とまでは行かなかった。

 あの使い捨てのマスク、化繊でできている。つまりはプラスティックゴミと同じ。放置してから自然消滅までにかかる時間は450年だとか。

 コロナウィルス感染症が世界に広がってからというもの、プラスティック製品が幅を利かしているけど今後はどのようなことになるのやら・・・。

 さて、6月もまもなく前半が終わろうとしていますが、フランスでは7月から始まる夏のバカンスをどうすごすかというのが目下の課題。

 日本では、今年の夏は誰も経験したことのないような夏になると言われてますが、フランス人の皆さんは今年の夏休みをどう過ごす計画なんでしょうか?

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年6月8日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 今年は、夏休みを過ごすためにどこかへ出かけると答えた人が10人中6人。例年をやや上回っています。

 やはりコロナウィルス感染拡大防止の外出禁止の反動でしょうか?

 外に出てパッとしたいと思っている人たちが増えたのかもしれません。

 しかし、国外に出ると答えた人はわずかに8%で激減。

 その行き先は、スペインやポルトガル。何しろフランスより物価が安いため人気だそうです。これはいつもと変わらず。

 そして、どんなところで過ごすかという話になると、たいてい、山に行くか海に行くかの2つに分かれるところですが、ことしは「田舎」というのが加わりました。

 海が一番人気、次が田舎、三番目が山となっています。

 では宿泊先はどんなところになるんでしょう?

 家族で別荘にという人もいれば、キャンピングカーという人もいます。そしてもちろん普通のホテルやバカンス村で過ごすという人たちもいます。

 しかし、ある調べによると、56%のフランス人がまだどうするか決めかねているようです。

 春は惨憺たる有様だった観光業界。夏で少し盛り返せるといいのですが・・・。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、田舎の道路は追い越せないようになっている。僕の車はノロノロ運転のトラックの後ろを走り、そのトラックは初心者マークの車の後ろを走り、その初心者はトラクターの後ろを走り、トラクターはサイクリング中のグループの後ろを走っていた・・・」

VDM(Vie de Merde)より


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感染防止で観光業再開 [オランダ]

 わが家では、プロ野球の12球団代表者会議で、全選手を対象とした定期的なPCR検査の導入を決めたそうだが、なぜにプロ野球選手だけそんなに頻繁にPCR検査を受けられるんだろう???、となっている。

 会社員でも自由業でも主婦でも、保健所や病院に行ってPCR検査(または抗体検査)をお願いしたらすぐ受けられるというものではないよね。専門家からPCR検査の導入を提言されたからと言って、プロ野球選手だけがなぜに優先されるのだ?

 そんなことなら、XX会社も社員全員受けさせたい!となった時、同じように受けられるんだろうか?

 そもそも特定の職業だけ症状も出てないのに優先されて、他の人達はほったらかし???

 合点がいかん。それこそ差別じゃないのか!!!差別反対!!!差別反対!!!とヒートアップ。

 やれやれ・・・。軍隊が登場する前に、今日の話題といきましょう。

 年間約2000万人の観光客が訪れるというアムステルダム。コロナウィルスで休業状態になっていた観光業が、できるだけ早く安全に元に戻れるよう様々な工夫がこらされているそうです。

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下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年6月6日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

amsterdamDCF.jpg

 運河の街アムステルダム。

 観光客と言えば、まずは宿泊施設が重要です。

 こちらはユースホステル。安く宿泊できますが、ほとんどが一部屋に複数の客が宿泊するようになっています。このご時世、それでは宿泊はできません。

 で、考えられたのがこちら。

 600㎡のフロアに50の個室が設えてあります。ということはひと部屋10㎡あまりという狭さ。

 中はこんな感じになってるようです。

 あれ、これってカプセルホテルとほとんど同じじゃないですかね。ま、ちょっとこっちの方が部屋らしくなってる感じか・・・。

 さらに、チェックインは、ロビーに設置されたこちらの画面のQRコードをスマホで読み取るだけ。誰かと接触することもありませんから感染リスクを抑えられます。

 一方、こちらは水の流れを管理する塔だった建物を宿泊施設に改築しました。

 ここなら、壁や仕切りをわざわざ作らなくても、建物自体が独立しています。しかも、外を通り過ぎて行く人たちとおしゃべりしたり、直接ここからボートに乗ることもできます。

 さらに、レストランにはこんなものが登場しました。ちょっと現代的なテントでお食事ができます。ソーシャルディスタンスは十分に取れています。

 そして、宿泊客がほとんどいなくなってしまった一般のホテルでは、こんな試みも行われています。

 いわゆるレストランの個室として使われているのです。

 「このやり方は新しくて面白いね。それに眺めもいいんですよ」と男性。

 中に入ってみると、確かにバルコニーがあって広々しています。数時間かけてのお食事で一人60ユーロ。約7,400円。

 お部屋はそれぞれインテリアを変えてあります。使用後は必ず消毒するとか。

 シェフは一階の厨房で料理を準備します。

 「ソースをこぼさないように動かすのが大変ですが、それ以外は問題ありませんよ」とシェフ。

 給仕係は少々大変です。お料理を抱えて7階まで上がっていくこともたびたび。

 「適度の運動になっていいですよ」と給仕係。

 レストランとホテルの助け合い、うまく行ってるようです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、仕事で忙しい一日が終わって、ホット一息。大あくびをしてゆっくりベッドで寝ようとしたら、顎がはずれた [ふらふら]

VDM(Vie de Merde)より


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