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30ユーロで晩ご飯102 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回チャレンジしてくれるのは、パティシエのクリストフ・ミシャラクさん。

 パリ市庁舎のすぐ裏手に自身のお店がありますが、なんと東京の表参道にもあるらしい。

 今度買ってきて食べてみるか・・・。この感じからして、お値段かなりお高め???

 それはさておき、どんな料理を作ってくれるんでしょう。

 では、スタート!

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下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年6月6日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 お店に並ぶお菓子の数々。見た目も一味違ってますね。

 これを作っているクリストフさんとは、お店のすぐ近くにある市場で待ち合わせです。早速、30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。

 「甘いお菓子を作るパティシエに塩味の料理は大丈夫ですかね?」とリポーターさん。

 「パティシエの仕事もシェフの仕事も同じですよ。境界線なんてありません」とクリストフさん。

 クリストフさん、有名人らしくファンからの写真のリクエストに答えて一緒にパチリ。

 ファンサービスが終わったら、本格的に材料選びを始めましょう。やって来たのは八百屋さん。

 最近の市場は売り場とお客さんの間に透明のビニールのカーテンがしてあります。コロナ対策ですね。

 赤ピーマン、トマト、イチゴ、にんにく、紫玉ねぎを購入。さらに、ズッキーニ、変わった形のレタス、シブレットも購入。これが全部で15ユーロで、残りも15ユーロ。

 次は乳製品のお店にやって来ました。玉子、生クリーム、パルメザンチーズ、有塩バターを購入。これが合計で14.79ユーロ。

 えっ、そんなに使ってしまって大丈夫???と思ったら、お買い物はこれで終了。ほっ。

 手元には0.21ユーロが残ってセーフ!では厨房で調理の開始!

 まずは前菜から。

 赤ピーマンは焼いて皮を向きます。トマトと紫玉ねぎざく切り。イチゴはヘタを取っておきます。これらを全部ミキサーに入れ調味料を加えたらスイッチオン!

 ドロドロになったらお皿に盛り付け、オリーブ油を垂らして刻んだシブレットを散らしたら出来上がり。

 次はデザート。

 並んだ材料は、生クリーム、牛乳、砂糖、ライム。どんなデザートになるのやら・・・。

 鍋に生クリーム、牛乳、ライムの皮を入れ火を通します。最後にライムの果汁を加えてハンドミキサーで混ぜ合わせます。

 これを冷蔵庫で冷やし固めるとこんな具合になります。ハート型のお鍋が食器代わり。砂糖とオリーブ油で味付けしたイチゴをのせて完成。

 最後はメイン料理。

 生地を作ったら麺棒で丸く伸ばします。コレを型に敷いたら、スライスしたズッキーニを並べ、牛乳とパルメザンチーズを加えオーブンで焼きます。これでキッシュのできあがり。

 これで終わらないのがパティシエ世界チャンピオンに輝いたクリストフさん。ここにレタスとスライスしたパルメザンチーズをのせ、シブレットをあしらったらメイン料理のできあがり。

 クリストフさんがつけたこの料理の名前は”ロックンロール"。確かに、はじけてます。

 では皆でいただきましょう!


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、パティシエとして5年間の修業を経た後、判明した。小麦粉アレルギーだということに・・・[もうやだ~(悲しい顔)]

VDM(Vie de Merde)より


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先生が足りない! [トピックニュース]

 なかなか再開できない週末旅。今週も放送がなかったのでお休みです。

 さて今週、11年と1ヶ月使い続けてきたiMacを引退させて、新しいiMacを雇い入れた。もちろん電気だけ供給してあげれば無給で働いてくれる。

 古いiMacは壊れたわけじゃないから今も動くし使える。

 しかし、11年強の月日が流れる間にパソコンの処理能力はさらに発展を遂げていたようで、最新のiMacは、虹色の風車がクルクル回るようになってしまったヨレヨレのiMacとは速さがまるで違う。

 新しいのにして良かったとつくづく思う。その一方で、古いパソコンへの愛着も立ちきれず・・・。

 パソコンの寿命は5年と言われている中、その二倍以上も現役で働いてくれて、今も壊れてない。タフで愛しい奴なのだ。

 しばらくは机の下でのんびりしてもらって、何かの時にはまたひと働きしてもらおうかと思う。

 それはさておき、日本と同じくフランスの学校も徐々に再開され始めましたが、先生の数が不足して再開できない学校が多数あるそうです。その理由は・・・。

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下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年6月5日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 こちらのお宅、フランスの多くの家庭と同じように、学校が再開されたにもかかわらず子供はまだ家で待機中です。

 「教師二人がまだ学校に戻っていないので、学校には行くことができません」とお母さん。

 フランスには約1,200万人の生徒がいますが、学校に戻ったのは180万人だけ。なぜかと言えば、教師が戻ってきてないからです。

 国の調べによると、教室に戻ってない教師は全体の40%にものぼるとか。

 こちらの家庭でも教師がいないため、子供たちは両親と一緒にいるしかありません。

 「先生たちの数が足りないので学校に行けない子供たちが出てきてしまうんです」

 Twitter上ではこんな親のつぶきが・・・。

 「先生たちはどこにいるのよ。どうして学校に戻らないの?子供たちは普通の生活に戻らなくてはならないと言うのに」

 フランスには約100万人の教師がおり、そのうちの40%が出勤していないそうです。

 こちらはパリ近郊の幼稚園。6人の教師のうち半分が出勤していません。

 「現在、通園している子供たちを3人の教師が教えています。残りの子供たちについても休んでいる教師が出勤して教える必要があります」と園長さん。

 しかし、出勤していない教師たちにはそれぞれ理由があるようです。それは、リモートで授業をしているため、自身の子供の面倒を見るため、感染のリスクがあるため。

 こちらの自治体では現状を打開するために議員さんが、現在の感染予防対策をもう少し緩めることを提案しているそうです。

 生徒は全部で115人いるのですが、現在はコロナ対策で30人だけに制限しているとか。

 これでは普通に通学するわけにはいきません。グループ分けして交代で通学しているそうです。

 最近の調査で、子供の感染はわずかだと言うことがわかっているだけに、ここまで厳しい制限を設けることが必要なのかと疑問に感じているそうです。

 このあたりの加減がなかなか難しいところですね。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、そして外出禁止が始まってから、小学校6年生になる娘と一緒に、フランス語、算数、英語を勉強した。あまりに勉強しすぎて、ふた晩続けて小学生に戻った夢を見てしまった[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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消毒ジェル自動供給機 [トピックニュース]

 なんだかやたら暑い日が続いて心にも体に堪える。冷房を入れるほどではないけど不愉快に暑い。

 今年の夏は誰も体験したことのない夏になる、と言われているようだけど、一体、どういう夏になるのやら。

 予報によれば、関東地方は例年かそれ以上の暑い夏になるとか。とてもマスクなどしていられない。

 顔の半分くらいを覆ってしまうようなマスクではなく、最小限度の覆い方で飛沫を防ぐことはできないんだろうか?

 さて、フランスでは、消毒用アルコールジェルを自動で出してくれるスタンドが街角にお目見えしたそうです。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年6月5日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 こちらはフランス第二の都市リヨン。街を歩いていると、こんなものに出会いました。

 「パーキングメーターじゃないか?」とおじさん。

 「手を洗う場所かしら?」と女性。

 スタンドの上の方にはこんな絵が・・・。

 そうです、これがアルコール消毒ジェルを自動で出してくれるスタンドです。

 「どうやって使うのかしら???」

 皆さん、覗き込んでらっしゃいます。ボタンもなければ蛇口もありません。

 心配ご無用。手を差し入れるだけで自動でジェルがポトリを落ちてきます。

 このスタンドを製作しているのがこちらの工場。普段は駐車場や高速道路の料金所で登場する遮断機を製作しています。

 その作業場の一角にあるのが、先ほどのスタンド。

 「既存の部品に改良を加えてスタンドに作り上げました」

 何やらたくさんのコードがくっ付いていますが、このスタンドもioTの仲間だそうです。

 一台で1500回までジェルを出すことができます。なくなると自動でどこかにお知らせがいくのかしら?

 カバーも丈夫に出来ているようです。さらに、過度に何度も使おうとすると自動的に停止するようになっていす。

 簡単なようで複雑に出来ています。

 このスタンドを製作し発表したところ、全国から数多くの注文が寄せられました。

 国内だけではありません。このスタンドのことを知った中国やメキシコなど海外からも注文が舞い込んでいるそうです。

 ここリヨンにはすでに20個が設置されています。

 「すごくいいです。お店から出る時に並ばなくていいですからね」

 「あのお店には消毒ジェルは置いてないから、このスタンドがあって助かります」

 「私は自分専用のジェルを持ち歩く方がいいですねえ」

 そういえば、私も外出する時は除菌効果のあるウェットティッシュをバッグに入れて出かけます。

 このスタンド、これから空港やショッピングセンターなど、様々な場所に設置されることになっているそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、主人のジーンズを洗うことにした。広げてみるとあまりの大きさにびっくり。でもそれは主人ではなく私のジーンズだった [あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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StopCovid [トピックニュース]

 ジムのプールで泳ぐのを再開して以来、首のこりや肩こりを感じなくなった。

 そもそもそういうのはなかったのに、コロナ騒動で在宅勤務をするようになってからコリコリになり始めたのだった。

 時々は外出しないとダメだというので、なんだか無目的に公園や路地を歩いてみたりしたけど、生きるためにただ物を口に運んでいただけというのと同じで、味気ない。

 やっぱり私には泳ぐのが一番だ。

 それはともかくとして、日本のニュースでも言っていましたが、フランスではコロナ接触確認アプリStopCovidが議会で可決され、いよいよ運用が始まりました。

 どんなふうにして使うんでしょう?フランスの皆さんはこのアプリをどう思っているんでしょうか?そして個人情報は大丈夫なんでしょうか?

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下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年6月2日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 まずはスマホにアプリをダウンロードしなくてはなりません。強制ではないので、使いたい人だけ。

 名前、電話番号、メールアドレス等々、個人情報を入力する必要はありません。

 このアプリを入れたスマホで、例えばこんなスーパーに行って、1メートル以内で15分以上感染者と接触した場合は、自動でスマホにお知らせがきます。

 もちろん、感染者も同じアプリをダウンロードして、自分が感染者だという情報を入力しておかなくてはなりません。

 「私はダウンロードしないですね。予防は十分にしてますし、マスクだってしてますよ」と女性。

 「私はダウロードします。他の人もそうした方がいいと思いますね」と男性。

 このアプリ、Bleutoothが使われており、全てが暗号化され、位置情報や記録が残ることはありません。

 「あまり信用できないですね」と女性。

 日本のコロナ専門家有志の会のtwitterでも言ってましたが、アプリが感染者と接触したということだけを伝えてくれて、記録は何も残らないようになっているとか。

 ただし、感染者の方には情報を入力してもらう必要があります。

 一見、便利そうですが、問題がないとは言えません。

 「私は、携帯電話を思ってないのよ」と高齢の女性です。

 「私のはガラケイだから使えないでしょう」と、こちらも高齢の女性。

 スマホを持たない人はフランスの人口の25%ほど。日本と同じくらいですね。

 専門家によると、このアプリ、人口の60%以上が使用しないと効果を発揮できないとか。

 ただ、これがうまくいけば、感染第2波を封じ込めることができるかもしれません。

 でも、ちょっと考えてみたのですが、感染者が街を出歩くとしたら、どんな場合なんでしょう?

 感染者だとわかったら出歩きませんよね。すぐに隔離なんじゃないですかね。PCR検査で陰性になるまで隔離です。出歩いたとしても短時間。

 そうすると、このアプリって役に立つのかな?と疑問。過去に遡るわけではないですし、陽性とわかった時点から始まるわけですから。

 どちらかというと濃厚接触者と接触したかどうかを検知するのなら納得できます。

 考えれば考えるほどよくわからなくなるこのアプリ。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、壊れたスマホの代わりに新しいスマホが僕の手元に届いたと思われたらしい。というのも、携帯会社が僕の新しいスマホに電話してきて、新しいスマホが届いているはずだと電話してきたからだ」

VDM(Vie de Merde)より


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いつもの日常 [ミディ=ピレネー地方]

 久しぶりにプールで泳いだら少々筋肉痛が・・・。

 巣ごもりで足腰が衰えないようにと壁腕立て伏せとスクワットを毎日やっていたのだけど、どうも使う筋肉が違っていたようで、1ヶ月以上も使ってなかった筋肉にはキツかったあ〜。

 それはともかくとして、昨日の東京は暑かった!

 布のマスクをして買い物に出たら、顔が蒸れてどうしようもない。人がいない時を見計らって取り外しては涼んでた。

 本格的な夏になったら一体どういうことになるんだろう。

 結局、外出は短時間にしてエアコンの効いた自宅で仕事をするのがいいという話になりそうな・・・。

 さて、フランスでは外出禁止解禁が全国に広がっています。今日は、南部の都市トゥルーズのカフェを訪ねてみましょう。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年6月2日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 久しぶりにオープンしたカフェには、朝から常連のお客様がお見えになっていました。

 フランソワズさんもその中の一人。エスプレッソとクロワッサンの朝食です。

 「キャピトル広場のテラスでこんな風にするのがトゥルーズ流なのよ」

 こちらの男性、ずいぶん豪華な朝食を召し上がっています。

 「今日は、一大イベントみたいなもんだからねえ。贅沢してるんですよ」

 なるほど、カフェが再開してお祝いと言うわけですね。

 一方、こちらの男性はカフェを梯子しているとか。

 「次々にお店を回って、どんな様子がチェックしてるんです」

 お客様の方はくつろいでらっしゃるようですが、お店は再開に向けて感染予防対策で大変でした。

 マスク着用、カウンターでの飲食はなし、テーブルとテーブルの間は1.5メートル開けて並べる。

 「これなら安心して利用ですます」と女性。

 このカフェでは、できるだけ多く集客できるようにテラスを広げる許可を取りました。

 「店の前のテラスだけでは限界があるので、広げられるようにしました」

 グリーンゾーンの地域では、お店の中での飲食も許可されていますが、様々な対策が必要になります。

 テラスの利用客がトイレを利用する際には、矢印に沿って歩いてもらいます。

 テーブルの準備も整っていますが、室内にはお客様の姿はないようです。

 「心理的な問題だと思うんですが、室内より外のテラスを利用される方がまだまだ多いです」とお店の方。

 ふと考えてみると、外食は3月末以来、一度もしてないですねえ。今もまだ行こうという気になれない。

 テイクアウトで凌いでいるお店が多いようですが、飲食店はつくづく大変だなあと思う。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、静かに朝食をとっていると、わが家のニャンが恐ろしい悪魔に追われているかのような形相でささっとソファーの後ろに逃げ込んだ。その悪魔とは・・・蝶々だった[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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フェーズ2 [トピックニュース]

 コロナ専門家有志の会のTweeterに、日本型「接触確認アプリ」について詳しい説明が書いてあった。

 それによると、新型コロナ陽性と判明した人と一定時間近くいた人に通知が行くアプリなんだそうだ。

 そして、一定時間近くにいた人というのは、概ね1メートル以内の距離で継続して15分以上の接近状態にあった人らしい。

 ということは、この程度が一番リスクが高いということになりそうな・・・。

 会社に行けば、会議などの時だけ急にソーシャルディスタンスとか言って席を空けるけど、普通に仕事をしている社員同士は気にしてないのがほとんど。

 ジムに行っても、「久しぶり〜」なんてすぐ近づいて話しかけて来るから、思わず後ずさりってなことになる。

 でも、Tweeterのおかげで、どのくらいだとリスクが高いかがわかって参考になる。

 さて、東京は昨日、新しい感染者が34人も出てしまい意気消沈。数字に一喜一憂するのではなく、その内容をよく観察するべし、と専門家が言っていたので努めてそうすることにしたけど、内容を知れば怒りがふつふつと湧いてくるようなケースもあるような・・・。

 それはさておき、東京がステップ2なら、フランスは6月2日からフェーズ2になります。フェーズ2ってどんな感じなんでしょう?

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下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年6月1日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 パリを中心にしたイル・ドゥ・フランスはオレンジですが、残りは全部グリーン。解除が一歩進むことになります。

 「南西部に家族が住んでいるんですが、会いに行けるかしら?」

 はい、行けますよ。半径100キロ以内という制限は撤廃され、自由に国土を移動できるようになります。

 「公共交通機関はどんな風に利用すればいいんでしょうか?」

 マスクは必ず付けなくてはなりません。イル・ドゥ・フランスでは、ラッシュ時には通勤許可書も必要です。さらに、公共の場で10人以上で集まるのはNG。

 「ちょっとそこはもう少し間をあけて」と男性。

 なにやら監視する人がいるようです。

 「クラブやバーは再開されますか?」

 こちらはそう早くに再開というわけにはいきません。6月21日までは再開できません。その代わり美術館は再開されます。

 「劇場には何時頃になったら行くことができますか?」

 グリーンゾーンなら2日から行くことができますが、オレンジゾーンは22日までお待ちください。映画館も同様です。

 「プールはいつ再開しますか?」

 オレンジゾーンは22日から、グリーンゾーンは2日からになります。

 さらに、学校も地域によって2日から再開されます。そして高齢者施設も間もなく訪問することができるようになります。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、開店前のお店の前で列に並んでいると、前の男性が良く咳ができるようにマスクを外した [がく~(落胆した顔)][がく~(落胆した顔)][がく~(落胆した顔)]

VDM(Vie de Merde)より


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テラス席は救世主! [トピックニュース]

 近くのジムが再開したので、早速行ってきた。

 受付には透明のビニールのカーテン。入館前には体温測定。

 問題なしでロッカーに向かい、着替えを済ませてプールに直行。久しぶりに泳いで大満足。

 体が水に浮いた瞬間にす〜っと前に進む快感は何事にも替えがたし。

 ロッカーは使用者間の距離を取るために5分の3くらいは使えないようになっていた。これでやっていけるのかな???

 混雑しない時間を狙って行った方が良さそうだ。

 さて、ソーシャルディスタンスと言えば、長らく公演を休止していたパリ管弦楽団が、ネットで無料演奏会を開催したそうです。その映像がこちら

 演奏者間の距離を保つために人数を減らしての公演です。この人数ならモーツァルトかと思いきや、ワグナーでした。

 観客を入れての演奏会はいつ頃になるのかな?

 どの分野でもこのソーシャルディスタンスがことを面倒にしています。特に飲食店。

 あのパリのカフェやレストランはその後どうなっているでしょう?

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下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年5月31日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 パリ市は、飲食店のテラス席を増やすことで支援しようとしています。

 こちらはパリ18区のイタリアンレストランの前。店の外の歩道に4人が座れるテーブルが2つ設置されています。

 でもたったこれだけではどうにもならないですねえ〜。

 そこでパリ市が目をつけたのは、この車道。

 毎晩、7時から10時半まで車の通行を禁止して、お店に使ってもらうことにしました。

 「今、同僚と話していたのですが、外なら屋内では難しいソーシャルディスタンスを保ちながらテーブルと椅子を並べてお客さんに来てもらうことができます。大変ありがたい支援だと思います。ギリギリの経営状態なので、これでなんとか命をつなぐことができそうです」とお店のオーナーのフランチェスコさん。

 パリ市では20本ほどの通りを同じように通行止にする予定だそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、シャワーにかかって部屋に戻ると、うちのワン公が家から逃げ出して隣の庭にいるのを発見。あわてて飛び出して垣根の間から捕まえようとしていたら、隣人がテラスで腕組みをしてこちらを見ていた。知り合って間もない隣人・・・その上僕はスボンを履いてなかった[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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30ユーロで晩ご飯101 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回チャレンジしてくれるのは、現役シェフと元シェフのお二人。どちらもミシュランの星を獲得しています。

 海の幸に恵まれたノルマンディー地方の海辺の町で100%海の幸の晩ご飯を作ってくれます。

 では、スタート!

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年5月30日に生放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 このお二人が今回のチャレンジャー、ジルさんとミシェルさんです。元気な二人。

 では早速30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。

 まずは魚市場にやってきました。新鮮な魚が並んでいます。種類は80種類もあるそうです。

 その中から選んだのが、サバ4尾。追加で、カルレ(carrelet)と呼ばれるカレイの仲間1尾も合わせて購入。

 カルレは、なんとデザートに使うとか!サバはメイン料理。これが合わせて3.85ユーロ、残りが26.15ユーロ。

 さらに別の魚屋さんではビタミンたっぷりの巻貝を購入。これが8ユーロで残りは18.15ユーロ。

 元気なシェフが二人もいたら賑やかですねえ〜。

 次は青空市にの八百屋さんにやってきました。ほうれん草、トマト、ジャガイモ、セベット(わけぎのような野菜)、きゅうりを購入。これが合計で8ユーロ、残りは10.15ユーロ。

 さらに必要なのが生クリーム。これがないとノルマンディーとは言えません。濃厚な生クリームが3.50ユーロで残りは6.65ユーロ。

 最後はデザート用の果物を買います。オレンジ2個、レモン1個、グレープフルーツ1個、合計で4.60ユーロ。

 手元に残ったのは2.06ユーロで、余裕で予算内に終わりました。では厨房で調理の開始。

 まずは前菜から。

 茹でた貝の身、セベット、トマトを刻んで、ドレッシングと合わせたら、きゅうりのスライスの真ん中に盛り付けます。殻付きの巻貝を一つトッピングして出来上がり。

 次はメインのサバ料理。

 サバを三枚におろして、フィレに軽く切れ目をいれます。こうしておくと火の通りが良いそうです。ほうれん草は浅い鍋でさっと炒めておきます。

 切れ目を入れたサバは鉄板に並べてバーナーで焼きます。これを、ジャガイモと炒めたほうれん草と一緒にお皿に盛り付けます。最後に、トマトと生ムームで作ったソースをかけたら出来上がり。

 最後はデザート。

 まずは庭の温室で育ったバジルを摘み取ります。次に、カルレを3枚におろしてお刺身風に薄くスライス。これを刻んだバジルののったお皿に、果物と一緒に盛り付けシロップをかけたらデザートの出来上がり。

 早速皆さん味見してました。白身の魚は味が淡白だから、デザートでも行けるようです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、キッチンでケーキを焼いていると、夫から携帯にメールが来て、ビールを持ってきてほしいという。夫はリビングにいる・・・」

VDM(Vie de Merde)より


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