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プラスチック復活 [トピックニュース]

 在宅勤務が始まって早1ヶ月半。最近になって、朝から外に出ることもなく夕方を迎えてしまうのがどうも体に悪いような気がしてきたので、いつもの出勤時間に外に出ることにした。

 公園はすでにそれなりの人がいるので避けて、あまり人のいない路地をウロウロすることにした。

 外の空気を感じたり明るい光を受けたりすると、1日が始まるなという感覚になれる。

 東京も早く緩和されないかなあ〜。とは言っても、今の生活がすぐに変わるというわけでもない。マスクをして人との距離を取りらなくてはならない。

 ただ、少し活動範囲が広げられる。それが心に余裕をもたらしくれる気がするのだ。

 さて、このコロナ騒動で環境問題が少し陰に隠れてしまってますが、本日はプラスチックのお話です。

 コロナウィルスのせいで、今、このプラスチックが大活躍しているそうです。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年5月15日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 ここは大型スーパーの駐車場。

 買った品物を車に積み込む消費者の方々。消費の仕方が少しずつ変わってきたようです。

 「そうですね、トマトなんかは包装されパックになったのを買いますね」

 「私はいつも包装されたものを買ってますから、前と変わりませんよ」

 お店の中に入ってみると、むき出しで積まれたピーマンやトマトの隣にビニールでパックされた野菜が置いてあります。

 どういうわけか、むき出しの野菜より、このパックの野菜がよく売れるそうです。

 コロナウィルスによる外出禁止が始まって以来、スーパーの売り上げは伸びており、プラスチックを使った商品も同時に増えています。

 やはり包装されている方が安全だと誰もが感じている証拠です。

 さらにプラスチック製品を必要としているのは、テイクアウト用の料理。

 去年あたりからプラスチックのストローやカップはもう使わない!なんて話がどんどん進んで、2021年には姿を消すはずだったプラスチック。今年になって増殖してしまいました。

 専門家によると、ドライブスルーやネット販売での食品の購入が増加し、包装する必要に迫られた結果だとか。

 もうひとつ増えているのがこのボトル。消毒用の液体を入れるためのボトルです。

 こちらの工場では以前の2倍を製造しているそうで、7月末まで注文で埋まってしまっているそうです。

 「土日も出勤して生産ラインを稼働させています。こちらは完全リサイクル可能なボトルです。今は、とにかくより多くのボトルを生産することが求められています」

 プラススチック製品を数多く使用しているのが病院。医療用ガウン、手袋、注射器等々。このマスクも化学繊維で作られています。

 プラスチック製品をなくすのには、このコロナウィルス騒動が終わってくれないと先には進まないようです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、車を運転していると後ろの座席に座っていた娘に、電話に出てと言われて電話に出た。数分後にはおまわりさんに止められた。あれは赤いプラスチックのおもちゃの電話機だと説明しても、信じてもらえなかった [もうやだ~(悲しい顔)]

VDM(Vie de Merde)より


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