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ラ・パルマ島で噴火 [スペイン]

 7月の週末旅で訪ねたことのあるカナリア諸島のラ・パルマ島。

 山をハイキングしたり塩田を見学したりしました。それに葉巻の製造工場なんかもありました。

 そのラ・パルマ島が今大変なことになっています。

 あの休火山が突如目を覚ましたようです。

 LaPalmaIsland.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年10月6日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 煙がでて噴火しそうだという報道があったのは9月末のこと。現在はこんな状態になってました。

 火山から流れ出たマグマが島の絶壁から海へと落ちていきます。ものすごい迫力。

 上空からの島の写真をみると、南側に小さな火口がいくつも並んでいるのが分かります。

 この中の一つが噴火してマグマが流れ出し海に堆積しています。その広さは、サッカーコート45倍にあたる、30ヘクタールにも及びます。

 「最初の火山は海底4000メートルのあたりで噴火していました。それが数百万年の間に少しずつ大きくなって一つの島になったんです。そして今でも火山が噴火するたびに成長しているんです」と専門家。

 よくみると建物があるところをマグマが流れていきます。

 うわっ、いくつも噴火してます。まるでアニメーションのよう。火山噴火とはこういうことをいうのか・・・。

 いつまでこれが続くのか専門家にもまだわかりません。

 島では防災隊員が対応に追われています。避難民が自宅に戻って荷物を運びだしています。

 「なんとか新しい生活を続けながら、いつ終わるとも知れない噴火が収まるのを待っています」と避難民。

 こちらはその避難所になっている体育館。避難民が自宅から持ち出してきた衣服が並んでいます。

 「噴火のたびに自宅が揺れて寝ているところを起こされます。また寝ようとするんですが不安でたまりません」と女性。

 どう見ても住宅やら商業施設が密集している地域をマグマが流れているように見えます。

 なにもないところを流れていってくれたら良かったのに。早めにおさまってくれることを願うばかりです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、ウチの近くの火山が噴火した。これで二回目だ。火山灰が入ってこないように窓や雨戸を閉めていると、父が窓をいっぱいに開け放って火山に向かった叫んでいた。『男なら、思い切りやってみろ!』」

VDM(Vie de Merde)より


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ポケットにソムリエを [フランスのワイン]

 わが家の会話。

 「日本政府に水戸黄門って必要???要らないよね、そんなもん」と私。

 「いつの時代の政治の話してんだろうね。そんなのに小判を使ってる余裕なんかないでしょ、ひひひっ・・」とおっちゃん。

 「それにさ、ジョーとフミオと呼び合うなんてさあ、わざわざ報道する?笑っちゃうよな」とおっちゃん。

 「親しくなったってことをアピールしたいんじゃないのぉ。でもちょっと恥ずかしいねえ〜」と私。

 それはともかくとして、本日はワインのお話。ワインはやはり食事に合わせて選びたいもの。しかしそれがなかなか難しい。

 そんなとき便利なのがワイン専用の携帯アプリ。いろんなアプリがでてるようですが、必ずしも役に立つとは限りません。実際、どんな具合なんでしょうか?

vin-rouge.jpg


下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年10月4日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ずらりとワインが並ぶお店に行って、それぞれ点数で評価されていたら選び安いかも。

 それならお任せください。Vivinoやwine-searcherというアプリがあります。

 こうしてスマホをかざして撮影すると、すぐに点数がわかるしかけになっています。

 しかし、この点数って正しいんでしょうか?ちょっとテストしてみましょう。

 こちらは食のジャーナリストのオリヴィエさん。こちらにまったく異なる2つのワインがあります。一つはボルドーの赤ワインで7ユーロ。アプリで調べてみると点数は5点万点中の3.7点。

 「悪くないワインですが、あまりに良い評価なんでちょっと驚きです」

 もう一つは、グラン・クリュの高級ワインで先程のワインの10倍の値段です。アプリで調べると、4.2ポイント。

 「質にはかなり大きな差があるのに、点数は大して上がってないですね」

 専門家からすると、どうも正しい評価ではなさそうです。なぜそんな事になっているか?

 この点数、ワインの分かる人も分からない人も、誰もが投票することができるらしい。

 そこで登場したのが、新しいアプリ。

 「まず料理を入力して、次に予算の上限を入力します。そして写真を撮影してしばらくすると、候補が出てきます」

 なるほど、料理に合わせた予算内で収まるワインをいくつが提案してくれるというわけです。まさにソムリエ。これならワイン選びも楽ですね。

 日本にも似たようなアプリあるかな。日本酒向けのもあると便利な気がするけどどうかな?


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、父が言った。『出会い系アプリに登録している女はどいつもこいつもツンと澄ましたやつばっかりだ!』試しにどんなのか見せてもらったら、それは私のプロフィールだった[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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30ユーロで晩ご飯152 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回は、シェフであり生産者でもあるフレッドさんが挑戦してくれます。

 フレッドさんの営むオーベルジュには農場が隣接しています。そこで生産されるものはすべてオーガニック。本日はオーガニックな材料を使ってゴージャスな料理を作ってくれます。

 では、スタート!

Paris_BlignySO.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年10月2日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ここはブルゴーニュ地方のボーヌ近郊にある農場。

 フレッドさんが華やかな美食業界から離れてこの農場を購入したのは今から20年前のこと。自然の中でのびのびと育っている家畜たち。

 本日はシェフ自前の食材を使って料理を作ってくれます。いつものお札の30ユーロは登場しませんが、全部、値段がついてますから予算内で収まるかどうかチャレンジしてもらいます。

 「ここは市場と同じですよ(笑)」とシェフ。

 まずは菜園にやってきました。デザート用にカボチャを収穫。さらにネギ、セロリ、フダンソウも収穫。お値段にすると全部で7ユーロ。残りは23ユーロ。

 次はハウスにやってきました。放し飼いのニワトリがウロウロしてますが気にせず、メロン、ピーマン、キンレンカと呼ばれる花を収穫。キンレンカは食べられます。マスタードのような味がするそうです。これが全部で3ユーロで、残りは20ユーロ。

 次は、鳥肉。七面鳥もいればニワトリもいます。ニワトリは古い品種を7種類ほど飼育しているとか。その中の一つを使うことにしました。これが20ユーロで予算を使い切りました。

 では調理の開始!

 まずはメインの鶏料理。

 ニワトリを適当なサイズに切り分けます。このニワトリ、ジビエのようにしっかりした味わいがあるため複雑な調理は不要。鍋にオリーブ油を引いて、ニンニク、エシャロット、タイムと一緒にソテーし、小一時間ほど煮込んだらお皿に盛り付けます。付け合せはフダンソウ。最後に煮汁をかけて出来上がり。

 次は前菜。

 千切りにしたネギとピーマンを炒めたら、そこにスライサーでおろした根セロリを加え、さらに火を通します。次にメロンをスライスし、塩、ビネガー、蜂蜜でマリネします。先程の炒めた野菜と一緒に盛り付け、キンレンカをあしらったら出来上がり。

 最後はデザートのカボチャのフラン。

 皮ごとぶつ切りにしたら、鍋で(おそらくバターと砂糖と一緒に)火を通し、生クリームを加えてミキサーでドロドロにしたら、耐熱皿に入れてオーブンで焼きます。

 どれも新鮮でキラキラした料理に見えますねえ〜。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日は私の誕生日。彼がプレゼントをくれたのでワクワクしながら包を開けると、エプロンだった[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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週末はボルドーで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回はフランスの都市ボルドーを旅します。高速列車の最短で2時間強。

 これまで一度週末旅で行ったような気がしていましたが、今回が初めて。

 では出発!

 Paris_Bordeaux.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年9月25日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 サイドカー付きのバイクで出発!

 ガロンヌ川の岸辺には世界遺産に登録されている18世紀の建物がずらりと並びます。2005年からはファサードが洗浄され更に美しくなりました。確かに作業が完了したところとそうでないところではこんなにも違っています。

 「あそこにカイオー門が見えますが、ボルドーが初めてだったら、夜にここに来ると良いですよ」とガイドのアレクサンドルさん(青印)。

 で、夜の様子がこちら。道路にテラス席が所狭しと設置されお客さんが飲食を楽しんでいます。金曜日の夜はにぎやかそうです。

 さて観光を続けましょう。次はペイ・ベルランの塔に上がってみます(赤印)。てっぺんには黄金に輝くマリアと幼子イエスの像。階段の数は233段。鐘楼には重さ7トンの鐘が吊り下げられています。屋上に到着。ここからはボルドーの街が一望できます。

 そんな街を地上に降りて観察していると、ワインやブドウにまつわるモニュメントがあちこちにることに気付かされます。ここはヴィクトワール広場(緑印)。

 「このオベリスクはワインとぶどう畑のシンボルなんです」と男性。

 その足元にはブドウを食べている亀の像が設置されています。この亀の甲にはボルドーのすべてのワインの銘柄が刻印されているそうです。さすがフランス最大のワインの産地。

 次は、こちらの変わった建物を訪ねます(ワインレッド印)。この形、ワインをボトルから移し替えるキャラフを形どっているとか。ここでは世界のワイナリーを知ることができます。そしていろんな匂いを体験できるらしい。

 「これは古本の匂いのようです」と旅人。

 そういえば、ソムリエがワインの味や風味を表現するのにいろんな言葉を使うのを思い出しました。

 もちろんワインの試飲もできます。しかもこんな眺めを楽しみながら。ここには世界75カ国のワインが集められ、その種類は800以上にもなるそうです。何やらものすごい値段のワインも置いてあるらしい。

 さて次はボルドーの繁華街にやってきました。訪ねたお店はこちら。ゴミを最小限に抑え、フランス国内で作られたものばかりを販売しているそうです。

 次は美味しいものを求めて朝市にやってきました(黄緑印)。ボルドーの胃袋とも呼ばれるこの市場、ありとあらゆるものが揃っているそうです。そして、こちらのお店でピンチョスをいただくことにしました。結構なボリュームでお腹いっぱいになりそうです。

 ランチの後は靴を履き替えてハイキングに出かけましょう。周りは一面にぶどう畑が広がっています。

 そして向かったのが今晩の宿。今回もこんな離れの建物に泊まることになったようです。この部屋で6人まで泊まれます。しかも無料。但し、電気も水道もなし。トイレも外です。コロナ禍でこの手の宿泊施設が人気だとか。事前に予約しておいたほうがいいそうです。

 渡り廊下の先にはガロンヌ川が流れていました。このガロンヌ川をさかのぼっていった先にあるのが潜水艦基地(水色印)。あのナチスが戦時中に作った基地です。今は光の美術館に変身。モネやルノワールやシャガールの名画をコンクリートの壁に映し出しています。

 「壁と同じものが水面に写っているのが面白いですね」と見学者。

 この展示家は来年の1月まで続けられているそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、友人たちとのバカンス初日。お店のテラス席で愉快に飲んでいたら聞き覚えのある声が聞こえてきた。振り向くとそこには元妻がいた。バカンスの間中、隣の宿に泊まっているらしい。やれやれ[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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新型A220 [トピックニュース]

 今日から10月。今年も残り3ヶ月。

 あまり意味ないと言われながらも出続けていた緊急事態宣言やら蔓延防止なんたらが解除されて、この先少々不安。いずれにしても第6波は来るんでしょう。

 昨日、mRNA2回目投入。1回目と同様で今のところ少々身体が重い程度。接種部分の筋肉痛は想定内。

 さて、海外旅行もコロナが収束してくれないとなかなか出かけにくいが、10月31日からエアバス社の新型機が空に登場するらしい。

 どんなのか一足先に見させてもらいましょう。

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(新型A-220もどき)



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年9月30日に生放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばk、mらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 これが新型A-220。10月31日にパリからベルリンに向けて飛び立ちます。 

 エールフランス社はすでに2019年7月に60機ほどを発注済み。

 旅客室は明るく広めでより快適になっているとか。大きめの座席が148席。WiFiが無料で使用でき、各座席にはUSBポートが設けられていてタブレットやスマもにも対応。

 「ちょうどいいタイミングで就航できそうです。まずは欧州で、その次に全世界に向けて飛ぶことになるでしょう」とエールフランスの方。

 新型A-220の最大の特徴はエコなこと。騒音をこれまでより34%抑え、燃料の消費も20%減。

 製造に使われる原料を変えたことで実現できました。

 ほとんどの部品は3Dプリンターで作られ、鉄はアルミニウムに取って代わられました。

 ということはこれまでより機体が軽くなったということらしい。

 機内のカーペットや座席などもより軽い素材を使用することで全体の軽量化が進みました。

 軽量化が進めまフライトで消費する燃料も抑えられます。結果として環境に優しい、経費のかからないフライトになりました。

 それなら運賃も下げてくれるんだろうか?そこのところは会社は名言せず。おそらく値下げはないだろうというのが大方の見方。

 何しろコロナの影響はこの18ヶ月は赤字が溜まり溜まって100億ユーロ超え。これを機会に収益を上げたいところでしょう。


******* フランス人のつぶやき *******

「小さい頃、父が ”冷戦” とは、ソ連とアメリカが飛行機で氷の雨を降らせた事をいうと教えてくれた。それを今日までずっと信じてきた[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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