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モンベントー [メイド・イン・フランス]

 フランスは今週月曜日から水曜日くらいまで、北の高気圧、南の低気圧の間で、全国的に降雪に見舞われているようです。

 当然、気温もぐっと下がるとか。あちこち寒くてどうにもなりません。

 さて、4年くらい前にフランスでも弁当が普及し始めたと話題を紹介したことがあります。

 当時、弁当箱はほとんどが日本からの輸入だったのですが、いよいよ自前で作り始めたようです。

Paris_ClermontF.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年2月2日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 「これ、なんだと思います?」とリポーター。

 「玉子入れ?」

 「メイキャップボックスかしら?」

 「電話用のボックスじゃないの?」

 そのどれでもありません!

 これは、オーヴェルニュ地方の会社Monbentoが製造した、食べ物を入れるボックスです。電子レンジに入れて温めることもできます。

 日本人ならすぐに弁当箱だとわかりますが、まだそこまでは普及してないのか・・・。

 Monbento(モンベントー)は “私の弁当” という意味。

 1000年以上も前に生まれたという日本の伝統的な弁当箱を少しモダンにして様々な弁当箱を作ってきました。

 山岳地帯を車で走っている時に、この弁当箱を思いついたとか言ってますが、日本製のパクリにしか見えませんよねえ〜。

 とは言うものの、映画「ブレードランナー2049」の主人公に扮したライアン・ゴズリングの傍らにはMonbento社の弁当箱が使われました。

 好きな色を自由に組み合わせたり、好きな模様を入れたりすることができます。そして、中国や日本でも売られているそうです。

 個々のニーズに合わせてカスタマイズできるというのがこの会社のトレードマークになっています。

 「自分のお金をちょっとおしゃれなものに使いたいという若者が増えてきました。それにフランス製というのも価値を高めていると思います」と会社のデザイナー兼共同設立者。

 そしてこちらのお店では、使い捨てのパックはやめて、Monbento社製の弁当箱を使っています。

 お弁当は一つ12.90ユーロ。日本の相場からするとちょっと高いですね。

 空になった弁当箱は回収してまた使用するそうです。

 「これなら無駄のないバランスの良い食事ができますし、ゴミも出ません。ベントーはとても良いと思います」と女性。

 Monbent会社はさらに市場の拡大を狙って、高級弁当箱の製造を始めました。

 こちらはブナの木を使った弁当箱です。

 ブナはシェフに人気の木材。料理の小物などに使われているそうです。お値段は99ユーロ(約1,360円)。

 ちなみに普通の弁当箱は35〜40ユーロ。日本でも手に入るようですが、ご覧の通りのお値段。びっくり。



******* フランス人のつぶやき *******

今日、義理の母に言った。『寒さはどおってことないんですが、暑いのがどうも耐えられませんよ』すると義理の母が言った。『ああ、そりゃそうね。脂肪のせいだわ』

VDM(Vie de Merde)より



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ボタン [メイド・イン・フランス]

 東京もだいぶ涼しくなってきました。街をゆく人たちの装いもすっかり秋に変わっています。

 この調子でどんどん涼しくなって、最後は分厚いコートが必要なくらい寒くなってもらいたいものです。

 なんて言っておきながら、寒いのが続くと早く暖かくなれ!なんて言うことになるんでしょう。身勝手なものです。

 さて、ネットのニュースをチェックしているとこんな記事を見つけました。

 6年前、東日本に大変な被害をもたらした大震災。その時の津波で流されたがれきに乗って、120種類以上もの海の生き物が命をつなぎながら太平洋を横断しているとか。

 全てが海のゴミになってしまったと思っていましたが、そこから生まれてくるものもあるようです。

 それはさておき、本日の話題はボタン。

 フランスのジュラ地方にある小さな村ラヴァン=レ=サン=クロード(Lavans-lès-Saint-Claude)はフランス製ボタンの一大生産地だそうです。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年10月5日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 「ボタンのない服はボタンのある服と同じ価値を持つとは思えないですね」と女性。

 ボタンは実用的なものですが、飾りという別の側面も持っています。

 お花の形のボタン、かわいいですね。色もカラフル。これがぜんぶ金貨だったら、なんてしょうもないことを思ったり・・・。

 こんなボタンを作っている工場は、この山間の村にあります。人口は2000人足らず。

 「洋服を買いに行って一番先に見るのは服ではなくボタンなんです(笑)」と工場の女性。

 ここはボタンメーカーKocher。従業員は12人という中小企業ですが、創業は1910年と、100年以上もの歴史ある会社です。

 毎年、数百万個のボタンがここで作られているそうです。その種類も豊富で、植物や木を使ったものからポリエステルのものまで様々なボタンがあります。

 「これが原料のポリエステルです。これを輪切りにしてボタンを作ります」と男性。

 かつて人の手で行われていた作業も今ではコンピュータとマシーンで行います。

 コンピュータでデザインし、レーザーが彫る、そういう行程になっているようです。

 「これらは2019年冬のコレクション用です」とスタイリストのフェビエンヌさん。

 チーム一丸となって毎年80種類あまりのボタンを制作し、オートクチュールや小間物店に納品しています。

 「最近は自然の素材を使ったボタン、例えば木製のものとかの注文が多いです。そしてシンプルなものでありながらも、他とはちょっと違ったボタンが喜ばれます」とフェビエンヌさん。

 こちらの男性フランクさんがこの会社の社長さんです。1年前にこの会社を買い取りました。とは言っても、フランクさんの家もボタンの製造業者でした。

 見せてくれたのは1950年代に製作されていたボタンのサンプルです。

 「ここにあるのは職人さんが手作りしたものばかりです。私の役目は昔から続いてきた産業をさらに続けていくことなんです。そこには大切な技術が残されていますからね」とフランクさん。

 かつてこの村には10軒ほどの工場があったそうです。現在はそれが3軒だけになってしまいました。

 こちらの工場で35年間働いてきたこの男性は、アジアへの工場移転が盛んに行われていた頃のことをよく知っているそうです。

 「技術を持っている高齢者は若い人にその技術を伝える機会もなく皆引退してしまってるんです」

 ここはボタンメーカーのMeynier。従業員は35人。この方が社長のジャックさん。お祖父さんが作った会社を継いでここまで続けてきました。

 「これは伝統を引き継ぐ技の仕事なんです。高級な手作りボタンは徐々に注目され始めています」

 こちらの豪華なボタンは2ヶ月後にオートクチュールのドレスを飾ることになっているそうです。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、忙しい1日を終えての帰り道、バスから降りそこなってしまった。居眠りしてたんだろうって?いやいや、背中のボタンが座席の間に挟まって動けなくなってしまったのよ[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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アコーディオン [メイド・イン・フランス]

 ロンドンの高層マンションの火事は大惨事になってしまいましたが、イギリスには同様の外壁を施した建物が600棟もあるとか。

 同じことが繰り返されたのでは目も当てられません。早急にすべての建物を調査する必要に迫られているとか。ちょっと頭の痛いお話ですね。

 さて、スランスでは新内閣が決まりました。メンバーは→こちら

 男性と女性は同人数でそれぞれ15人ずつ。今回は数が増えたせいか、エリゼ宮の庭で記念撮影が行われたようです。

 それはさておき、フランスでは今週水曜日が「音楽の日」でした。各地で様々なイベントが開催されたようです。

 本日はその音楽にちなんで、数ある楽器の中からシャンソンにぴったりのアコーディオンを紹介します。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年6月21日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 アコーディオンの奏でる音楽に合わせて楽しそうにステップを踏む方々。

 ここはダンスホール?高齢者の姿が目立ちます。

 アコーディオンを弾いているのがステファニーさん。

 演奏を始めてからかれこれ30年にもなりますが、ずっと同じメーカーのアコーディオンを使い続けています。

 その工場がリヨン郊外の町ベノ(Beynost)にあります。

 創業1904年のカヴァニオロ社(Cavagnolo)。もう100年以上も前からアコーディオンを製造しています。

 何やら複雑な作り・・・。

 精密機械と同じで、これは長い経験のある職人さんでなくては作れません。

 「アコーディオンは8,500個のパーツでできています。精密さが要求されますから製作には高い技術が要求されます」と工場長。

 従業員の数は9名。その他合わせて15人ほどが常時仕事をしているそうです。

 ティエリーさんは38年前にこの職業につきました。先輩たちと一緒に働きながら仕事を覚えたそうです。

 「楽器はそれぞれに音色が異なります。ですから、お客さんは自分の好みにあったアコーディオンを選びます」

 カヴァニオロ社はイタリア人ドメニコ・カヴァニオロによって設立されました。

 最盛期には100人ほどの従業員がフルで働いていました。

 こちらは創業者のお孫さん。

 「祖母は従業員を家に呼んで食事を振舞いました。本当にイタリアの家族という雰囲気だったそうです」とお孫さん。

 カヴァニオロ社のアコーディオンも愛用者にはエディット・ピアフの伴奏者やエヴェット・オルネ、マルセル・アゾラなどがいたそうです。

 そして最近ではこの方、クローディオ・カペオ(Claudio Capéo)も愛用しているとか。

 確かに、Cavagnoloのマークが確認できます。

 「若者に取ってアコーディオンのイメージは昔とはだいぶ違っていますよ」と男性。

 最先端技術を使って、軽くて、しかも購入者の希望に合わせてカスタマイズした音が出せるように変身しているそうです。

 こちらは先ほどのダンスホール。アコーディオンの伝統的な音が部屋いっぱいに広がります。

 「あの音が心を癒してくれるんです。それに自然と力が湧いてきて、悩みを忘れてしまいます」と女性。

 そういえば、昔のNHKのど自慢では、横森良造さんがアコーディオン一台でどんな歌にも伴奏をつけてくれてましたっけ。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、僕の同居人は僕がかける音楽が気に入っているらしい。何しろ僕の部屋のドアを蹴破るくらいだからねえ〜。こうなるとさらに僕の音楽がよく聞こえるというわけさ


VDM(Vie de Merde)より


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豪華客船 [メイド・イン・フランス]

 フランスは今週末から月曜日にかけてまた三連休です。

 なぜに三連休かと言えば、日曜日が聖霊降臨祭、その翌日の月曜日もその流れで休み。

 4月から6月まであれやこれやで連休が続きます。

 で、7月に入ると夏のバカンスが始まってしまいます。休みが多くて羨ましい・・・。

 さて今週水曜日、フランス西部の造船の町サン=ナゼールで製造された豪華客船が発注者であるMSCクルーズに引き渡されました。

 この時、マクロン大統領が経済大臣を伴って立ち会ったそうです。

 客船を一隻作るとなると経済効果大。二人は作業員たちの苦労をねぎらったそうです。

 そして、さらに4隻の受注を発表しました。その額は合計で45億ユーロ(約5,600億円)にもなるそうです。

 これはやはり大統領自ら出向いて奨励しなくてはならないでしょうね。

 その出来立てホヤホヤの客船が、二日かけてサン=ナゼールからノルマンディ地方のル・アーヴルまでのミニクルーズを行ったそうです。

Paris_StNetLHavre.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年6月2日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらが豪華客船Meraviglia号。

 世界で最も大きな客船の一つで、長さ315メートル、幅65メートル。

 「この客船の旅はエレガントなイタリアを感じさせてくれます」と女性。

 「こうやって自分たちが作った船に二日間乗れるというのは素晴らしいことです」と男性。

 このミニクルーズ、船主が2,000人を招待して行われました。その中には造船所の従業員も含まれています。

 こちらの男性、自分が設計したエレベーターに乗って客室へと向かいます。

 お部屋にはバルコニーもついています。

 「客船の旅は初めてです。こんな豪華なバカンスを過ごすことはないですが、こういうのも悪くないですね」と奥様。

 巨大な船がブルターニュ地方の海を滑るように進んでいきます。

 土曜日には本物のお客様5,700人を乗せ出発することになっています。

 その準備に1500人の乗組員が働いているそうです。

 プールは全部で4つ。ジャグジーのお風呂もあります。

 中はまるでアーケード付きのショッピング街。これが3階まであるそうです。

 中でも注目はこのチョコレート屋さん。フランスの優秀職人の称号を持ち、ラスベガスでお店を開いている職人さんがチョコレートを作っています。

 そしてこちらはスイートルーム。すぐそばに専用のバーがあります。

 スイートルームになると色々特典があるようです。出発前にヨットクラブでヨットを楽しんだり、航海中は部屋まで料理を運んでもらったり。

 とはいうものの旅の費用がちょっと気になります。

 客船にはレストランやバーが20軒ほどあります。そしてゲームを楽しむスペースがあるかと思えば、客席数1000席ほどの劇場もあります。

 一つの街が船の中にそっくりそのまま海上に出来た感じです。

 こうして一夜が明け、ル・アーヴルの港に到着しました。

 6月3日土曜日、この港で華々しく命名式が行われるそうです。

 名付け親になるのがイタリアの女優ソフィア・ローレン。花火の打ち上げもあるようです。

 これだけの大きな客船ですから命名式も見応えがありそうです。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、一週間の地中海クルーズに当たった。2017年度中に行けばいいらしい。しかし、学校が休みの日じゃない日に限る・・・私は教師です[ふらふら]


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カフェの椅子 [メイド・イン・フランス]

 マカロンってどうしてあんなに高いのかなと思ってちょっと調べてみたところ、どうもアーモンドパウダーが高いようです。

 マカロンに最適という触れ込みのものは1キロで2000円近くします。小麦粉の10倍ほど。

 あの値段になるのも致し方なしでしょうか・・・。

 さて、ただいま全仏オープン開催中のパリですが、パリと言えば頭に浮かぶのがカフェ。

 そのカフェのテラスに欠かせないものと言えば籐の椅子です。

 この籐の椅子を長年にわたって作り続けている工場がオワーズ県の小さな村にあります。

Paris_Gilocourt.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年6月1日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 懐かしい白黒映像。パリと言えばこの風景ですね。

 皆さん、カフェの籐の椅子に座ってくつろいでいます。

 有名な芸術家たちもこんなカフェで議論を戦わせたりおしゃべりしたりしていたのでしょう。

 この籐の椅子、19世紀末頃から登場したそうです。

 晴れの日も雨の日も関係なく、丈夫で長持ち。デザインもいろいろあってお洒落です。

 「キオスクなどと同じで、パリの歴史の一部になっています。そしてパリのカフェのシンボルだと思います」とカフェのオーナー。

 パリから約100キロほど北に行ったところに、この椅子を作っている工場Maison Druckerがあります。

 創業は1885年。籐製の屋外用家具の製造では最も古い工場です。しかもどれも手作り。

 網目の部分は、どうやらプラスティック製のようです。これなら雨でも大丈夫なはずですね。

 「こうして、ベンチ、椅子、肘掛け椅子などを作っています」と女性。

 「お客さんの希望に合わせて特注の椅子を作ったりもします」と別の女性。

 どれも手作りなので大量生産というわけには行きません。

 椅子の受注は50脚から。注文を受けてから製作に入ります。

 しかし、製品の3分の2がインドネシアで作られているとか。

 「椅子にもオーダーメイドと既製品があります。インドネシアでは既製品を製作し、ここではオーダーメイドの椅子を作っているんです」と工場の責任者の方。

 すべての製品には、このプレートが付けられます。

 カフェの椅子をチェックしてみたらこの工場の製品だったなんてことがありそうです。

 最後は仕上げにニスを塗ります。

 最近ではアメリカへの輸出も始まったそうです。

 書類にフランシス・フォード・コッポラの名前が・・・。

 そう言えばサンフランシスコにカフェを持ってましたっけ。ここの椅子をそのカフェに置くんでしょうかね。

 インターネットの普及で、この10年で輸出が好調。売り上げの60%が海外への輸出だそうです。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、学校の授業でグループで作業をすることになった。僕の好きな女の子がやってきて『一人?』と聞くので『そうだ』というと、隣にあった椅子を持って行ってしまった


VDM(Vie de Merde)より


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フランス製歯ブラシ [メイド・イン・フランス]

 様々な分野で活躍するフランス人65名が連名で、週刊誌Journal du dimancheに、「オランド・バッシングはもうやめよう!」という声明を掲載しました。

 

 この65人の中には、カトリーヌ・ドヌーヴ、ジュリエット・ビノシュなどの女優さんたちの他に、ファッションデザイナーのアニエス・ベー、ミテッランの娘で作家のマザリーヌ・パンジョなどが含まれています。

 

 フランソワ・オランドは任期中に様々な成果を上げてきたのに、それを忘れてしまったのか?バッシングばかりしていては国の機関も大統領の仕事もうまく機能しなくなるだけだ、と訴えています。

 

 フランス語が読める方は→こちら

 

 やはり相当ひどかったようです。全部の不満が大統領に向かってしまったのか・・・。

 

 

 さて、先週末、フランスでは「メイド・イン・フランス展示会」が開催されました。

 

 フランス製のあらゆるものが展示されていたようです。

 

 そこで今日は、メイド・イン・フランスの歯ブラシを作っているメーカーを訪ねてみましょう。

 Paris_Beauvais.jpg


 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 3で2016年11月18日に放送)(をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

 

 トリコロールの歯ブラシが作られているのはパリから北へ約80キロほど行ったところにある工場。正真正銘のメイド・イン・フランスです。

 

 「1日に約3万本の歯ブラシを製造できます。この機械なら3秒で毛を植え付けることができます」と社長さん。

 

 会社の名前はBioseptyl。

 

 この機械がフランスに初めて導入されたのは20世紀のことで、その一つがこの工場でした。

 

 そして今、唯一残っているのがこの工場です。

 

 「なんとかここまでやってこれました。我々にとってフランスで作るというのが重要なんです」

 

 こうして年間800万本の歯ブラシがここから出荷されます。

 

 創業は1845年。かつてはこんな大きな工場でした。最盛期には従業員は1,000人、8000万本の歯ブラシを製造していたそうです。

 

 しかし、量販店が勢いを増すにつれ採算が取れなくなり、2010年に中国に拠点を移します。

 

 あのレンガ造りの立派な工場も今では廃墟同然になっています。

 

 従業員のドゥニさんは、100人余りの人たちが解雇されるという辛い時期のことを覚えています。

 

 「従業員はここで働きたい、しかし経営者は会社を立て直さなくてはならない、当時はそんな感じでした」

 

 しかし、工場を中国に移すと言う決断は失敗に終わりました。中国製の歯ブラシは品質に問題があったのです。

 

 2年後、会社更生法の適用を申請後、フランスで再出発することになりました。従業員はわずかに30名。

 

 「中国製とフランス製では経費に差があります。そこで我々は株式だの何だのと複雑なことはやめて中小企業でやることにしました。そして、消費者に直接販売することにしたんです」と社長のオリヴィエさん。

 

 さらに、リサイクルも同時に行っています。

 

 「使い終わった歯ブラシはブラシの部分を切断し、再利用できるようにここに入れて細かくカットします」

 

 このプラスティックのクズを使って別のものを製造するようです。

 

 歯ブラシの柄のリサイクルは初めて聞きました。

 

 こうして会社のイメージもアップ。今では1,500の小売店に製品をおろしているそうです。

 

 そして、中国に輸出もしているとか。


 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 


「今日、弟はほとんどと言っていいくらい歯を磨かない。歯を磨く時は必ず、『どれが僕の歯ブラシだっけ?』と聞いてくる」


 

VDM (Vie de merde)より




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プジョーの起源は? [メイド・イン・フランス]

 プジョー(Peugeot)と言えばフランスの自動車メーカーですが、実はこんなものも製造しているのでした。

Paris_Sochaux.jpg



 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年4月21日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。 




 ここは、プジョーの博物館Musée de l'Aventure Peugeot

 

 フランス東部の小さな村ソショー(Sochaux)にあるPSA・プジョーシトロエンの工場に併設されている博物館です。

 

 当然ながら歴代の自動車が展示されています。これはなかなか見応えがありますね。

 

 しかし、創立者のプジョー兄弟は、事業を始めた1810年頃から様々なものを創作していました。

 

 ミシン、様々な道具、コーヒーミル等々。

 

 その始まりは製鉄の技術にありました。あのライオンもそこから生まれたのでした。

 

 こちらのコーヒーミルは1840年に発売されたモデルです。こうしてハンドルを回すと今もちゃんとコーヒーを挽いてくれます。

 

 「当時のフランスではコーヒーミルは十分に供給されていませんでした。これが発売された時は革命的だったのです。それゆえプジョーの独占市場のようになっていました。作られたモデルは900種類もあります。ここにはそれが全て集められています」と博物館の方。

 

 1899年の商品カタログも保管してあります。

 

 そしてこちらは1858年度製プジョーのコーヒーミル。レア物だそうです。

 

 所有しているのはドミニクさん。様々なミルの収集家です。

 

 「私にとってミルの価値は無限なんです」

 

 それにしても様々なミルがあるもんですね。これだけのものを集めるのに15年かかったそうです。

 

 ドミニクさんのお気に入りは陶器で出来た壁掛けタイプのコーヒーミルです。

 

 「収集家がとても欲しがっているプジョーのコーヒーミルをお見せしましょう。これです。美しいでしょう。ごく短い期間にだけ製造発売されたものです」

 

 さらに、こんな大型のものもあります。

 

 「これも私のお気に入りです。見事でしょう。1926年に作られたものですが保存状態もとてもいいんです」

 

 この中で一番古いのがこのペッパーミル。“ルイ14世” と言う名前が付けられています。どこが製造したものかはわかっていません。

 

 プジョーがペッパーミルの製造を始めたのは1874年のことでした。

 

 以来、粒のままのコショウが販売され始めました。

 

 「ペッパーミルは小さい頃から知ってましたよ。祖母や母も使ってましたからね。私はプジョーのペッパーミルとともに成長したんですよ」とシェフ。

 

 コショウの香りがお料理から伝わってきそうです。

 

 「あらかじめ挽いてあるコショウとは新鮮さが違うので料理の味も違ってくるんですよ」

 

 そう言えばこの通り我が家にもプジョーのペッパーミルがありました!下の方にライオンのマークが入っています。

 

 ミル.jpg

 

 こちらはそのミルを作る工場です。こんなのどかなところで作られているのですね。

 

 毎年、200万個のペッパーミルが製造され、80か国に輸出されています。

 

 「ずっと変わらずこの伝統的なデザインのままです。アメリカ、アジアなど世界中で使われています」と工場の方。

 

 この経済不況の中、売り上げは毎年5%増加しているそうです。

 

 そしてあのフタ付きのコーヒーミルも同じように今でも販売されています。

 

 



 




******** フランス人のつぶやき *******

 

 

 

「今日、僕がタバコをやめるよう、父が巻きタバコの中にコショウを混ぜるという名案を思いついた[あせあせ(飛び散る汗)]

 

 

VDM (Vie de merde)より




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太陽とクラゲのサンダル [メイド・イン・フランス]

 相次ぐテロ事件に打つ手がないように見えるフランス。

 

 それでも政府はセキュリティの強化を推し進めています。

 

 そんな中、雑誌のインタビューに答えたヴァルス首相が、フランスのモスク(イスラム教の寺院)への資金援助をある一定期間だけ禁止してもいいのではないかと言い出し、ちょっとした議論になっています。

 

 そこで気になるのが、これまで資金援助をしてきたのは誰なのか?

 

 フランスにはイスラム教の宗教施設が2,500か所あり、報酬をもらっている指導者イマームは800人ほど。

 

 この800人のうちの300人に、トルコ、アルジェリア、モロッコ、サウジアラビアなどから報酬が支払われています。

 

 と同時に、寺院の建築資金もこれらの国から出ているそうです。

 

 つまり寄付の形で資金が提供されているわけです。もちろん寄付は個人が行なう場合もあり、グレーな資金が相当額あると考えられています。

 

 首相が言うような資金提供の禁止には賛否両論があるようですが、もし実施されれば、フランスのイスラム教徒はますます住みにくくなるでしょうね。

 

 さて、本日は、夏に人気のサンダルのお話です。

 

Paris_Beaupreau.jpg


 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 3で2016年7月30日に放送)(をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



Vacances : la sandale "méduse" fait toujours recette


 こちらがそのサンダル。

 

 メデューズ社(Méduse)の “サン”シリーズのサンダルは、夏のビーチには欠かせません。これなら岩場の多い海岸も安心して歩き回れます。

 

 メデューズ社は1946年創立。毎年、70万足のサンダルが製造されているそうです。

 

 その一部がこのボープレオの工場で作られています。

 

 「このポリ塩化ビニルの粒々がメデューズの原料です」と工場の責任者。

 

 この粒々を200℃に熱せられた型に入れると、あのサンダルが出来上がります。

 

 創立当初とほとんど同じ作りだそうです。

 

 「70年前と全く同じモデルですが、素材は改良が加えられています。昔に比べると柔軟で弾力性に富んでおり、履きやすくなっています」

 

 この“サン”シリーズの多くがモロッコで作られており、主力はこの3色。

 

 そして、新しいデザインも生まれています。

 

 例えばこのピンクのフラットシューズやブーツなど。

 

 フランス国内だけでなく海外にも販路を見出せるようなデザインを開発中です。

 

 「フランス国内だけでなく海外にもメデューズを売っていきたいんです。フランスの次に売れているのが日本です。フランス製は人気がありますし、このパステルカラーも受け入れられている要因です」と営業の責任者。

 

 見ているうちに一つ欲しくなってきました!

 

 因みにメデューズとはフランス語でクラゲのことです。

 

 




 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

 

「今日、海で泳いでいると、おでこをクラゲに刺されてしまった。クラゲに刺された時の対処法って知ってるかい?そう、あれをかけるんだよ」


VDM (Vie de merde)より




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卓球台 [メイド・イン・フランス]

 昨日は、梅雨明けした地域は猛暑のようでしたが、梅雨の明けてない関東は、やけに涼しい、カラッとしたお天気の一日でした。

 

 さて、日曜日は恒例の週末旅ですが、先週はニースのテロ事件のため週末旅のコーナーがつぶれてしまい放送がありませんでした。残念!

 

 よって本日は別の話題を紹介します。

 

 間もなくリオ・オリンピックが始まりますが、そのオリンピックの種目の一つが卓球。

 

 意外なことにメイド・イン・フランスの卓球台がヨーロッパ市場に君臨しているとか。


Paris_BonneulLE.jpg



 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年7月22日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。 




 スポーツセンターで卓球を楽しむ小学生たち。公園では家族で楽しむ人たちもいます。

 

 さすがにフランスでは温泉宿で浴衣の袖をまくり上げて卓球に興じる、なんて人はいなさそうですが(笑)、子供から年配の大人まで楽しめるスポーツであることに変わりはありません。

 

 「下手な人も上手な人も一緒に楽しめるのが卓球です」と男性。

 

 男性の後ろでは卓球台をぐるぐる回りながら打ち合っていました。こんな楽しみ方もあるんですね。

 

 さて、この卓球台を作っているのがコルニヨー社(Cornilleau)のこの工場。

 

 戦後すぐの1946年の創業です。従業員は100人ほど。年間10万台の卓球台を製造しています。

 

 「90%が国内生産です。幾つかの部品だけ人件費の安い地域で作られています。そうせざるをえないんですよ」と責任者の方。

 

 なんでもかんでも低コストで製造できる地域へと工場を移転させるこの時代に、動かず母国にとどまり90%国内生産は立派です。

 

 そのカギを握るのが、やはり開発力。

 

 企画とテストを繰り返しながら品質にこだわった製品を作り出しています。

 

 たとえばこの野外用卓球台。普通なら5年が寿命ですが、コルニヨー社製ならその倍の10年は使えるそうです。

 

 この会社、卓球台の他にラケットも製造しているようです。

 

 「主な顧客はフランス国内ですが、イギリス、アメリカ、スイスなどにも輸出しています」と責任者。

 

 創業以来300万台の卓球台を製造してきたコルニヨー社、ひょっとして中国にも輸出していたりするのかもしれません。

 

 

 



 



 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、グーグルアースのうちの庭に青くて四角いものが写っている。近隣の人たちはプールだと思っているらしいが、あれは卓球台だ!」

 

VDM (Vie de merde)より



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腕時計Lip [メイド・イン・フランス]

 自宅にあるゴムの木。冬だというのに次々と新しい葉っぱが出てきてすくすく伸びています。

 

 冬は成長が止まるんじゃなかったでしたっけ?

 

 室内の日当たりのいい一番いい場所に置いてあるせいか、冬も活発です。

 

 それはさておき、本日は腕時計のお話です。

 

 フランスの時計メーカーLip。

 

 1867年にエマニュエル・リップマンに寄って創業された老舗の時計メーカーは幾たびもの危機を乗り越え復活を遂げました。

Paris_Besan.jpg

 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年1月25日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。 


 ショーウィンドウの中でひときわ目を引く時計。

 

 ド・ゴール将軍やアメリカ大統領アイゼンハウワーが愛用していた1952年のモデルElectronicの復刻版です。

 

 Lipはこの6ヶ月で15,000個の時計を売り上げ、モデルによっては在庫切れというのもあるそうです。

 

 25年の沈黙を破って、このほどメイド・イン・フランスのラベルとともに創業地であるブザンソンに帰ってきたLip。完全復活を遂げました。

 

 「ブザンソンに戻ってくれたのは良かったです」と男性。

 

 「Lipは労働者の闘いの印です。生活を守るために労働者は闘いましたからね」と女性。

 

 1970年当時、従業員の数は1,000人ほどいましたが、アメリカや日本のメーカーに徐々に市場を奪われたLipは、大幅な人員削減を行おうとしました。

 

 そのため、従業員の激しい抵抗運動が始まったのでした。

 

 結局、持ちこたえられなかったLipsは売却され、生産拠点が中国に移ってしまいます。

 

 しかしその後の経営もうまくいかず、光が見えてきたのは1990年になってからのことでした。

 

 そして6ヶ月ほど前、生産の一部がブザンソンに戻ってきました。

 

 ここでは約130人の従業員が働いています。

 

 「出来るだけ長く続けていけるように堅実でなくてはいけません」と責任者の方。

 

 現在、300店ほどの貴金属店で販売されているそうです。価格は150〜400ユーロ。

 

 Lipが戻ったおかげで、下請け業者も仕事が増え、新しく従業員を雇用したところもあります。

 

 「少しずつメイド・イン・フランスが戻ってきているように思います。ずっと前から待ち望んでいたことです」と男性。

 

 工場ではかつての有名モデル10点を製造していくそうです


 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、冬時間に変わったので、朝5時に起きなくてはならなかった。目が覚めてみると、目覚まし用のラジオは4時、腕時計は5時、携帯は6時になっていた[あせあせ(飛び散る汗)]

 

VDM (Vie de merde)より



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